
Apple、バッテリーの劣化したiPhoneのパフォーマンス低下問題に謝罪 161
ストーリー by headless
謝罪 部門より
謝罪 部門より
Appleはバッテリーの劣化したiPhoneのパフォーマンスを低下させていた問題について、一部の国・地域向けサイト(日本向けサイトは未掲載)※に12月28日付で謝罪の声明文を掲載した。
Appleは謝罪したうえで、故意にApple製品の寿命を短くしたり、アップグレードを促すためにユーザーエクスペリエンスを低下させたりといったことはこれまでも今後もないと述べている。バッテリーが劣化する仕組みと予期せぬシャットダウンを防ぐためにiOS 10.2.1で電源管理機能を強化し、iOS 11.2で対象を拡大したことを説明。パフォーマンスが低下したとのフィードバックについては当初アップデートに伴う一時的なものだと考えていたと主張する。
問題への対処として、iPhone 6以降のバッテリーを製品保証の対象外で交換する場合の料金を値引き(日本では5,600円引きの3,200円、米国では50ドル引きの29ドル、英国では54ポンド引きの25ポンド、ユーロ圏では60ユーロ引きの29ユーロなど)することと、2018年初めにリリースするiOSアップデートにバッテリーの劣化状態を確認する機能を搭載することを挙げている。バッテリー交換料金の値引きは※※1月の終わりまでに開始され、全世界で2018年12月まで継続するとのこと。
Appleは謝罪したうえで、故意にApple製品の寿命を短くしたり、アップグレードを促すためにユーザーエクスペリエンスを低下させたりといったことはこれまでも今後もないと述べている。バッテリーが劣化する仕組みと予期せぬシャットダウンを防ぐためにiOS 10.2.1で電源管理機能を強化し、iOS 11.2で対象を拡大したことを説明。パフォーマンスが低下したとのフィードバックについては当初アップデートに伴う一時的なものだと考えていたと主張する。
問題への対処として、iPhone 6以降のバッテリーを製品保証の対象外で交換する場合の料金を値引き(日本では5,600円引きの3,200円、米国では50ドル引きの29ドル、英国では54ポンド引きの25ポンド、ユーロ圏では60ユーロ引きの29ユーロなど)することと、2018年初めにリリースするiOSアップデートにバッテリーの劣化状態を確認する機能を搭載することを挙げている。バッテリー交換料金の値引きは※※1月の終わりまでに開始され、全世界で2018年12月まで継続するとのこと。
日本時間12月29日夜の時点で声明へのリンクがトップページに掲載されているのは、北米が米国とカナダ(英語版のみ)、欧州がドイツ・フランス・イタリア・スペイン・英国、アジア太平洋地域(インドを含む)は日本とフィリピンを除くすべての国・地域。アフリカ・中東・ラテンアメリカ・カリブ海地域では掲載なしとなっている。29日昼頃に確認したときは欧州やシンガポール、ベトナムなどのサイトには掲載されていなかったので、日本のサイトにもいずれ追加されることになるだろう※。言語は英語と中国語(繁体字・簡体字)、韓国語で、英語版の主な内容は金額とURLのほか、細かい表記の違いのみのようだ。
この問題については米国やイスラエルでクラスアクション訴訟が提起されているが、フランスでは故意に製品を旧式化させて買い替えを促す行為が法律で禁じられており、この法律に基づいてフランスの環境運動団体HOPが12月27日にAppleを訴えている。有罪となった場合には最大で2年間の実刑や30万ユーロの罰金、年間売上高の5%の罰金が科せられるという。また、この問題について韓国放送逓信委員会(KCC)がAppleに説明を求めたとも報じられている。ただし、KCCは多国籍企業にカテゴライズされるAppleに対して公式の調査を行う権限はないとのこと。
なお、HTCとMotorolaはThe Vergeの問い合わせに対し、両社のスマートフォンでバッテリーの劣化度合いによってパフォーマンスを絞ることはないと回答している。SonyとSamsungは回答にもう少し時間がかかると述べているそうだ。The VergeではGoogleとLGにも問い合わせを行っているとのことだ※。
追記※: 30日に日本とフィリピン、ロシア、トルコ、ラテンアメリカ・カリブ海全域(プエルトリコを含む)、カナダ(フランス語版)のサイトのトップページに声明文へのリンクが追加された。カナダ(フランス語版)の声明文はフランス語になっているが、フランスの声明文は英語のままになっている。なお、SamsungとLGはPhoneArenaの問い合わせに対し、バッテリーが劣化したスマートフォンのパフォーマンスを絞ることはないと回答したとのこと。
追記※※: その後、開始時期に関する記述は削除された。AppleはMashableの問い合わせに対し、当面の在庫には限りがあるものの、既に値引きを開始していると回答したそうだ。ただし、値引きが開始されているのが米国のみなのかどうかについては不明だ。
謝罪になっていないし、実際謝罪とも思ってないでしょうね (スコア:2, 興味深い)
今回のApple側の提示には重大な問題があります
・不意のシャットダウンするほど劣化したバッテリーのiPhoneをAppleStore持ち込みチェックさせると問題ないと言われたケースに対する説明も補償もない
・iPhone6S(など)の動作が黙って極端に重くされてしまった結果、仕方なく自腹でスマホを買い替えた人への補償がまったくない
・そもそも有償バッテリー交換ではAppleが焼け太りするだけである
万が一今回のAppleのようなやり方が許されてしまうと、考えられる未来はさんさんたるものです
「利用者のために、わざと」性能を落とし放題、しかもその状態の端末についてサポートしなくていいのですからね
すべての情報機器が一年後には強制的にゴミにされるようになるのは目に見えています
Re:謝罪になっていないし、実際謝罪とも思ってないでしょうね (スコア:1)
万が一今回のAppleのようなやり方が許されてしまうと、考えられる未来はさんさんたるものです
燦々たる!それは輝かしい未来ですね!
#惨憺(さんたん)たるもの、の間違いでしょうけど