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2018年3月25日のアップル記事一覧(全1件)
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プライバシ

米捜査機関では遺体の指を使用したiPhoneのアンロック試行が一般的になりつつある 33

ストーリー by headless
一般 部門より
米捜査機関では、事件で死亡した人のiPhoneから手掛かりを見つけるため、遺体の指でTouch IDによるアンロックを試行するのが一般的になりつつあるそうだ(Forbesの記事9to5Macの記事SlashGearの記事)。

警察が射殺した大量殺傷犯人のiPhoneに対し、この方法でのアンロックを試みることもあるが、薬物中毒で死亡した人のiPhoneからドラッグディーラーの情報を見つけるために使われることが多いという。基本的には生きた指でなければ使用できないとされるTouch IDだが、実際には使用できてしまうこともあるようだ。所有者が死んでいるためプライバシーの侵害にはならないと考えられており、生きている人と共用していた場合を除いては捜査令状も不要とのこと。故人の家族や友人が自分の情報が含まれるとしてプライバシー侵害を訴えることのできる機会も少ない。そのため、時間制限などはあるものの、アンロックサービスを利用するのと比べて手軽な方法となっている。

また、Cloudflareの研究者によると、遺体の顔でiPhone XのFace IDを突破することも可能だという。Face IDではデフォルトで画面注視認識機能が有効になっているため、意識して画面を見ていなければアンロックできないとされる。しかし、目の写真やブラックオリーブをまぶたに載せてアンロックできるという実験結果も公開されている。また、Face IDでは正面以外の角度でもアンロックでき、片目でもアンロック可能とのことで、捜査対象者から押収したiPhone Xをちらっと見せるだけでもロック解除されてしまうとのこと。ただし、現在のところ実際にこの方法が使われているという証拠はない。FBIのフォレンジック専門家も使用例を聞いたことがないと述べているが、必要な場面があれば使われることになるとみられている。
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