
SpotifyとApple、iOSアプリのリジェクトをめぐって論争に 98
ストーリー by headless
紛争 部門より
紛争 部門より
iOS向けSpotifyアプリのアップデート版をAppleが不当にリジェクトしたとSpotifyが主張し、Appleとの間で論争が起こっている。
Spotifyは以前から、iOSアプリでのアプリ内課金でiTunesサービスの使用が義務付けられ、Appleが30%の手数料を徴収することに強い不満の意を示してきた。Spotifyの有料サービスSpotify Premiumは月額9ドル99セントだが、アプリ内で契約する場合は月額12ドル99セントに設定している。昨年Apple Musicのサービスが開始された際には、アプリ内での支払いをやめ、SpotifyのWebサイトで直接契約することを推奨する通知をユーザーに送っている。
昨秋SpotifyはWebサイトで直接Spotify Premiumを契約すると99セントで3か月間利用できるキャンペーンを実施しているが、6月に再びキャンペーンを開始したところ、App Storeからアプリを削除するとAppleに脅されたため、iPhoneユーザーに対するキャンペーンの通知を中止した。しかし、それと同時にアプリ内での課金システム使用を削除したところ、アップデートを拒否されたのだという(Recodeの記事)。
SpotifyではAppleの行為が米国とEUの競争法に触れる可能性を指摘し、Apple Musicと競合するSpotifyの競争力を削ごうとしているなどと批判する書状をAppleの顧問弁護士に送付している。書状の写しは国会議員のスタッフ数名にも渡されており、米国における独占の問題に関する会議に出席したエリザベス・ウォーレン上院議員がAppleを名指しで批判した。
(Appleの反論、それに対するSpotifyのさらなる反論に続く...)
Spotifyは以前から、iOSアプリでのアプリ内課金でiTunesサービスの使用が義務付けられ、Appleが30%の手数料を徴収することに強い不満の意を示してきた。Spotifyの有料サービスSpotify Premiumは月額9ドル99セントだが、アプリ内で契約する場合は月額12ドル99セントに設定している。昨年Apple Musicのサービスが開始された際には、アプリ内での支払いをやめ、SpotifyのWebサイトで直接契約することを推奨する通知をユーザーに送っている。
昨秋SpotifyはWebサイトで直接Spotify Premiumを契約すると99セントで3か月間利用できるキャンペーンを実施しているが、6月に再びキャンペーンを開始したところ、App Storeからアプリを削除するとAppleに脅されたため、iPhoneユーザーに対するキャンペーンの通知を中止した。しかし、それと同時にアプリ内での課金システム使用を削除したところ、アップデートを拒否されたのだという(Recodeの記事)。
SpotifyではAppleの行為が米国とEUの競争法に触れる可能性を指摘し、Apple Musicと競合するSpotifyの競争力を削ごうとしているなどと批判する書状をAppleの顧問弁護士に送付している。書状の写しは国会議員のスタッフ数名にも渡されており、米国における独占の問題に関する会議に出席したエリザベス・ウォーレン上院議員がAppleを名指しで批判した。
(Appleの反論、それに対するSpotifyのさらなる反論に続く...)
Apple側はこれに対し、App Storeのルールはすべての開発者に公平に適用されており、競合するサービスに対して不利な扱いをすることはないと主張。さらに、最近発表したアプリ内でのサブスクリプションを1年以上利用しているユーザーに関しては手数料を15%に減額する課金システムにも言及し、開発者がより多くの収入を得られるようにしたことを強調している(BuzzFeed Newsの記事)。
Spotifyアプリの更新版をリジェクトした理由については、アプリ内課金機能を削除しただけでなく、Spotify Premiumへのサインアップ機能に置き換えたことが理由だという。これは意図的にApp Storeの課金システムを迂回してユーザーと契約するためだと指摘する。
しかし、SpotifyのJonathan Prince氏はこれに同意せず、Apple側の指摘する画面はサインアップのためのものではないと反論。この画面はPremiumサービスが必要な機能であることをユーザーに知らせるためだけのものだという。「GOT IT」をタップすれば表示は消え、SpotifyのWebサイトやサインアップ画面などを呼び出す機能は備わっていないとのことだ。
Spotifyは3月に有料ユーザー数が3,000万人に到達し、6月には無料ユーザーを含むアクティブユーザーが合計1億人を超えたことを発表している。一方、Appleは6月のWWDCでApple Musicの有料サブスクライバーが1,500万人に到達したことを明らかにしている。
思った。 (スコア:5, すばらしい洞察)
AppleはなんでSpotifyには脅すのに、AWAとかLine Music、レコチョクBestなどには脅さないんですかね?
ただ私が気づいてないかもしれないが
/\ /\ /\
(・大・ )3
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Jody Wisternoffこそ至高。
- Tetsuya Hiragino
Re:思った。 (スコア:1)
いや、アメリカの反トラスト法では、ある分野における独占力を他の分野における優位につなげようとすると違法になる。Apple storeとかGoogle playとかは、まだ独占的地位にないだけで、もし「iPhoneというプラットフォームとApp storeというアプリ販売の仕組み」が独占的地位を得れば、それによって音楽という他の分野における優位を得ようとすれば違法になる。
だから、少なくともこの話題の舞台であるアメリカでは、「iPhoneというプラットフォームとApp storeというアプリ販売の仕組みを提供しているAppleに対してそれらの利用料を払わずにただ乗りしようというのは虫が良すぎるという」という理屈は、それのみで常に通るわけではない。