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携帯電話

スマホ版「どうぶつの森」、ダウンロード数は1500万以上。収益面では苦戦? 38

ストーリー by hylom
今後いくらでもやりようはあるタイトルではある 部門より

11月21日に配信が開始された任天堂のiOS/Android向けゲーム「どうぶつの森 ポケットキャンプ」(ポケ森)は1500万以上ダウンロードされるという滑り出しであったものの、収益面ではほかのゲームに負けているという(Forbes)。

ポケ森では課金アイテムとして「リーフチケット」があり、これを使ってゲーム内で時間のかかる作業を短縮したり、ゲーム内アイテムを購入したり、ゲーム内でアイテムを作成する場合の素材の代わりにすることができるのだが、ゲーム内でもある程度入手ができるため、普通にプレイする場合には現時点ではあまり必要性が感じられない。そのため現時点での収益は低いようだ。

いっぽうで、ポケ森リリース後にニンテンドー3DS向けの「とびだせ どうぶつの森 amiibo+」の売上が上昇しているとのことで、一定の販促効果は見られている(ITmedia)。

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MacOSX

macOS 10.13.1(High Sierra)でパスワードなしで管理者権限を取得できる脆弱性が見つかる 104

ストーリー by hylom
スペースバー連打でログイン以来の衝撃 部門より

macOS 10.13.1(High Sierra)で、パスワードの入力が求められるユーザー認証ダイアログをバイパスできる不具合が発見された。ユーザー名に「root」と入力し、何度かボタンをクリックするだけでパスワードを入力することなしに認証が通ってしまうという(TechCrunchRegisterこの問題を発見したLemi Orhan ErginのTweetSlashdot)。

この操作はログイン画面でも行えるそうで、そうすると勝手にシステム管理権限を持つ「root」アカウントが有効となり、rootユーザーでのログインに成功してしまうという。修正がリリースされるまでの当面の対策としてはrootユーザーを手動で有効にしてパスワードを設定しておくというものがあるようだ。

13467340 story
MacOSX

偽のSymantecブログを通じてMacのマルウェアが配布される 11

ストーリー by hylom
狙われるセキュリティ起業 部門より
headless曰く、

偽のSymantecブログを通じ、Macのマルウェア「OSX.Proton」の亜種が配布されていたそうだ(Malwarebytes LabsHackRead本物のSymantec Blogs)。

このブログは「symantecblog.com」というドメインで運営されており、本物のSymantecブログのコンテンツをミラーリングするなど巧妙な作りになっていたという。Whois情報を見ると組織名はSymantec Corporation、住所はSymantec本社のものになっているが、レジストラントの連絡先電子メールアドレスはフリーメールのものが使われている。さらに、証明書はSymantec発行のものではなく、Comodoが発行したものを使用していたとのこと。

マルウェアが配布されていたのはCoinThiefマルウェアの亜種が新たに発見されたという偽ブログ記事だ。CoinThiefは2014年に発見されたBitcoin関連のログイン情報を盗み出すマルウェアだが、Malwarebytesによると新種が発見されたという情報はなく、記事そのものが虚偽の内容とみられる。

偽ブログ記事には「Symantec Malware Detector」という偽プログラムのリンクが用意されており、このプログラムをダウンロードしてインストールするとマルウェアに感染する仕組みになっていたそうだ。偽プログラムを実行するとSymantecロゴ入りのダイアログボックスが表示され、「Check」をクリックすると管理者アカウント名とパスワードの入力が求められる。

認証情報を入力するとスキャン中を示すプログレスバーが表示されるが、実際にはProtonマルウェアがインストールされ、管理者アカウント情報や個人を特定可能な情報のほか、KeychainファイルやマスワードマネージャーのVault、GPGパスワードなどを収集し始めるとのこと。

既に偽ブログのWebサイトはブロックされているが、該当記事へのリンクがTwitterを通じて拡散していたそうだ。一部は偽アカウントから投稿されていたが、本物とみられるアカウントからの投稿もみられたという。マルウェアが収集したパスワードを悪用して投稿された可能性も指摘されているが、偽ブログ記事を本物と信じたユーザーが投稿した可能性もある。

13463381 story
プライバシ

銃乱射事件犯のiPhoneロック解除を巡り再び騒動に 43

ストーリー by hylom
クラウドにあるものは漏れると思ったほうがよいのかも 部門より

11月に発生した米テキサス州での銃乱射事件で、容疑者のものとみられるiPhone SEが発見された。捜査当局はこのiPhoneの調査を進めるため独自でのロック解除を試みたものの失敗、結局Appleに情報開示を要請する事態になっているという(Engadget JapaneseCNET Japanギズモード・ジャパン)。

Appleは当初協力を申し出たものの、FBIはこれに応じずに独自にロック解除を試みたそうだ。しかしこれに失敗したため、捜査令状を出してAppleにデータの開示を求めた模様。いっぽうApple側はユーザーのプライバシを守るため相当な理由と捜査令状が無い限りはデータの提出には応じないというポリシーを設定しており、どのような対応をするかに注目が集まっているようだ。

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iPhone

中国のiPhone X生産ラインで高校生に違法な時間外労働 55

ストーリー by hylom
徴兵 部門より
headless曰く、

FoxconnがiPhone Xの生産ラインで、研修と称して駆り出した中国の高校生数千人に違法な時間外労働をさせていたとFinancial Timesが報じている(Mac Rumors9to5MacThe GuardianArs Technica)。

中国・河南省の鄭州城軌交通中等専業学校(都市鉄道交通中等専門学校)の生徒6名(17歳~19歳)がFinancial Timesに語ったところによれば、同校からは3か月の就労体験が卒業に必要だとして3,000人が9月にFoxconnの地元工場へ送られ、学業と無関係なiPhone Xの組立作業をさせられていたという。労働時間は毎日11時間に及び、研修学生の労働時間としては中国の法律で違法な時間外労働に当たる。

これについてAppleとFoxconnは違法な時間外労働が行われていたことは認めたものの、研修生は自主的に参加したもので、適切な給料や社会保障を提供したと主張しているそうだ。Foxconnによれば研修プログラムは地元政府や職業学校と共同で実施したものだという。河南省はFoxconnを省内にとどめるためであれば何でもすると地元の官僚が証言しており、教育省は省内のすべての職業学校に対し、生徒をFoxconnの工場で労働体験させるよう通知していたようだ。

Foxconnのベテラン従業員によれば、鄭州の工場ではiPhone増産のため毎年8月から12月に学生を雇っているが、今年は特に多かったという。Appleがコスト削減と期日通りの生産を要求するため、柔軟に雇用可能な学生が労働力として使われる結果になるとも指摘されている。iPhoneの生産工場では2012年にも学生が強制労働させられたことが報じられた。Appleは同社のサプライチェーンすべての労働者を保護すると述べているが、同社は需要を満たすためであれば自ら設定した労働基準を平気で無視するとの批判も出ている。

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iPhone

iPhone XのFace IDは人間の目とブラックオリーブを区別できない? 60

ストーリー by headless
目玉 部門より
閉じたまぶたの上にブラックオリーブなどを載せ、iPhone XのFace IDに目が開いていると誤認識させるという実験動画を顔認証アプリ「ZoOm」の開発元FaceTecが公開している(動画[1][2]FOODBEASTの記事)。

iPhone Xでは画面注視認識機能がデフォルトで有効になっており、Face IDを使用する際に目が開き、意識して画面を見ているかどうかを識別する。これにより、眠っている間に無断でロック解除されることを回避できるとされる。画面注視認識機能は設定で無効化することも可能だが、当然ながら実験では有効に設定されている。
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iPhone

来年の新iPhoneは大型版iPhone Xと廉価版iPhone X? 28

ストーリー by hylom
3.5インチ版が欲しい 部門より

はやくも来年発表されるとみられているiPhoneの新モデルの噂が出始めている(The VergeJBPressSlashdot)。

KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏による予想では、6.5インチ有機ELディスプレイを搭載したモデルがiPhone Xの新たなモデル(「Plus」バージョン)として出るのではないか、とされている。また、iPhone 8 Plusと同等のサイズでiPhone Xのようにフルスクリーン化した6.1インチ液晶ディスプレイ搭載モデルも出る可能性があるとも予測されている。これは、「ハイエンド市場」のさまざまな需要を狙ったものになるという。iPhone Xはその価格も話題となったが、液晶ディスプレイの採用で価格を下げることができるようだ。

13453335 story
iPhone

iPhone Xで画面に緑の縦線が表示される「Green Line of Death」 75

ストーリー by headless
緑線 部門より
先日Appleがディスプレイの劣化防止対策をユーザーに求めたiPhone Xだが、一部のユーザーから縦に緑色の線が表示されるようになったという報告が出ている(Mac Rumorsの記事9to5Macの記事The Next Webの記事Neowinの記事)。

症状は初めから現れるわけではなく、使い始めてしばらくたってから現れるようになり、再起動やリストアを実行しても消えないという。Apple Support Communitiesでの質問者は使い始めたその日のうちに症状が現れ、その後ワイヤレスチャージャーを使ったら消えたと述べているが、他の投稿者から同様の報告はない。

線の出現位置は主に画面の右端または左端で、中ほどに出現している写真も投稿されている。線の色から「Green Line of Death」とも呼ばれているが、中には紫色という報告もある。線の色に関しては、iPhone Xのディスプレイでは緑のサブピクセルが1列に並んでおり、赤と青が交互に並んでいる点をTechCrunchが指摘している。
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iPhone

iPhone Xは過去最高に壊れやすいとの評価 90

ストーリー by hylom
携帯しなければきっと問題ない 部門より
headless曰く、

コンシューマーエレクトロニクス製品などの延長保証サービスを提供するSquareTradeがiPhone Xの壊れやすさテストを実施したところ、「iPhoneの歴史上もっとも壊れやすい」という評価となったそうだ(SquareTradeブログArs TechnicaMac Rumors9to5Mac)。

現在公開されている動画では高さ6フィート(約183cm)からの落下テスト(ディスプレイ面、背面、側面)と回転するボックスに60秒間入れるテストの結果、修理しやすさの評価のみが示されているが、同社のテストでは他にも水没や曲げ、自動車の上に置いて走り出した場合を想定した場合のテスト、素材の評価も行われる。

AppleはiPhone Xで「これまでスマートフォンで使われたガラスの中で最も耐久性の高いガラス」を使用していると主張しているが、ディスプレイ面と背面を下にした落下テストでは床に衝突した側のガラス全面にひびが入り、一部は破片として本体から外れている。ディスプレイ面からの落下ではディスプレイやFace IDが正常に動作しなくなったという。側面からの落下でもガラスの一部が欠け、ディスプレイやタッチスクリーンが正常に動作しなくなったようだ。回転ドラムでは各方向からの落下を組み合わせたような問題が発生している。

iPhone Xの壊れやすさスコアは90点(リスク:高)。ちなみに過去のテストでiPhone 8は67点(リスク:中)、iPhone 8 Plusは74点(リスク:中高)、Galaxy Note 8は80点(リスク:高)となっていた。SquareTradeではiPhone Xを「過去最高に壊れやすく、最高の価格が付けられた、修理費用も最高のiPhone」と評価している。

なお、Consumer Reportsでは高さ5フィートと3フィートからの落下テストを実施しているが、こちらは軽微な損傷でFace IDが動作しなくなることもなかったとのこと。一方、CNETの記事では高さ3フィートから落としただけで端に大きくひびが入ったと述べている。

13452129 story
パテント

スライドアンロックなどの特許侵害をめぐる訴訟、米連邦最高裁はSamsungの上告を受理せず 2

ストーリー by hylom
そろそろ終わるのかな 部門より
headless曰く、

米連邦最高裁判所は6日、スライドアンロックなどの特許侵害をめぐるAppleとSamsungの訴訟で、Samsungの上告を受理しないと発表した(FOSS PatentsArs TechnicaReuters裁判所文書PDF)。

この訴訟はAppleの'647特許(クイックリンク: 2016年2月1日で存続期間終了)と'721特許(スライドアンロック)、’172特許(オートコレクト)をSamsungが侵害したとして争われているもの。先日連邦地裁での新たな審理が決定した1件目の訴訟とは別の2件目の訴訟だ。

本件でApple側はSamsungによる5件の特許侵害を主張し、20億ドル以上の損害賠償を求めていた。しかし、2014年の連邦地裁判決では3件についてのみSamsungによる特許侵害を認め、Samsung側に約1億2千万ドルの支払いを命じている。一方、AppleがSamsungの'449特許(写真・動画を圧縮・伸長・整理するためのカメラシステム)を侵害したことも認められており、Apple側も約16万ドルをSamsungへ支払うよう命じられている。また、連邦地裁では2016年にSamsung製品の販売差止も命じた。

2審の連邦巡回区控訴裁判所はSamsungによる特許侵害を認めない判断を示したが、全法廷では逆転Samsung側が上告していた。なお、AppleによるSamsungの特許侵害についての判断は連邦地裁判決から変更されていない。

連邦最高裁はApple対Samsungの1件目の訴訟について上告を受理し、下級審へ差し戻したが、連邦最高裁が受理する上告の件数は非常に少ない。そのため、受理しないことが下級審の判決を支持することを意味するわけではないものの、Samsungに残されたオプションは少ないようだ。両社は1件目の訴訟で連邦地裁での新たな審理を控えており、Qualcommとの訴訟では同じ側に立っている。本件では連邦巡回区控訴裁判所が連邦地裁に賠償額の見直しを命じているが、和解に向かう可能性も指摘されている。

13451333 story
X

iPhone Xのカメラ、DxOMark MobileでPixel 2に届かず 82

ストーリー by hylom
高いレベルの争い 部門より
headless曰く、

DxOMarkは6日、モバイルデバイスのカメラを評価するDxOMark MobileによるiPhone Xのテスト結果を発表した。iPhone Xのカメラは写真で歴代最高スコアの101点をマークしたが、動画は89点にとどまる。総合ではHuawei Mate 10 Proに並ぶ97点で2位となり、1位のGoogle Pixel 2(98点)には届かなかった(iPhone Xレビュー)。

各サブスコアの傾向はiPhone 8 Plusと似通っている。写真のサブスコアでiPhone Xが下回る項目はないが、Bokehが同点のほか、9項目中5項目で1点差。このほかの3項目でも差が最も大きいのはArtifacts(+9)で、大きな差はみられない。動画では7項目中3項目でiPhone 8 Plusを下回り、同点が3項目。iPhone 8 Plusを上回ったのはArtifacts(+3)とTexture(+1)のみだ。

写真のサブスコアをPixel 2と比較するとNoise(+10)とArtifacts(+18)、Zoom(+26)、Bokeh(+10)の4項目で大きな差をつけているが、Autofocus(-20)やTexture(-8)など5項目では下回る。一方、Mate 10 Proに10点以上の差をつけた写真のサブスコアはArtifacts(+16)とZoom(+18)のみ。Autofocus(-18)やColor(-7)など4項目では下回っている。iPhone XのAutofocusについては非常に正確だが、遅延することが多いとの評価だ。Zoomはトップ3中最も好成績であり、これまでテストされた端末でiPhone Xを上回るのはSamsung Galaxy Note8のみだ。写真全体のスコアではPxel 2を2点、Mate 10 Proを1点上回る。

一方、動画のサブスコアでPixel 2を上回ったのはColor(+3点)のみで、他はすべて下回った。特にAutofocus(-11)とNoise(-14)の差が大きい。Mate 10 Proとの比較ではColor(+1点)、Texture(+3点)、Stabilization(+5点)で上回っているが、Noise(-11点)をはじめ計3項目では下回る。動画全体のスコアではPixel 2を7点、Mate 10 Proを2点下回っている。

13450515 story
Android

Samsung、iPhoneユーザーの少年が成長してGalaxyに乗り換えるキャンペーン動画を公開 107

ストーリー by hylom
次はPixelに乗り換えたりして 部門より
headless曰く、

Samsung Mobile USAは5日、初代iPhoneから歴代のiPhoneを10年にわたって使っていたエリック少年が成長し、Galaxyにアップグレードするというキャンペーン動画をYouTubeで公開した(NeowinThe Verge9to5MacSamMobile)。

内容は実際に動画をご覧いただいた方が早いが、流れとしては以下のようなものだ。

2007年、Apple Store前の行列を見た少年は初代iPhoneを購入。わくわくしながら初めての通話。

2010年、初めての容量不足。

2013年、わくわくしながらiPhone 5sを開封。

同年冬、Galaxyユーザーの彼女と初めての電話番号交換。Note 3の大きさに驚く。

2015年、雨の中を行列。

2016年、初めての水没。一緒に落ちた彼女のGalaxyは無事。

同年秋、iPhone 7を購入。初めてのヘッドフォンアダプター。

2017年、アダプターケーブルを使って充電しながら音楽を聴く。彼女のGalaxyはQiで充電中。

同年秋、意を決してiPhone 7を引き出しにしまい、Galaxy Note8を開封。初めての手書きメッセージ送信。

同年11月、Apple Storeに行列するノッチ型ヘアの男と目が合う。成長したエリックが行列に並ぶことはもうない。

このCMに対し、「SamsungはiPhone信者なのでは」という声も出ている。

13450428 story
バグ

iOS 11.1で環境によっては「I」を正常に入力できないバグ 39

ストーリー by hylom
I-can't-input,I-can't-be-input 部門より
headless曰く、

iOS 11.1にアップデートすると環境によっては単語「I」を正常に入力できないことがあるとして、Appleが修正版の提供までの暫定的な回避策を公開している(Appleサポートの記事Mac Rumors9to5MacThe Verge)。

Appleのサポート記事ではこのバグについて、「i」と入力すると記号の付加された「A」に自動修正されると説明されている。しかし、RedditMac Rumorsのフォーラムでは、「A」ではなく「#」や「!」になることもあるという報告のほか、「I」と入力したときの候補に「A[?](四角で囲まれたクエスチョンマーク)」が表示される、入力した端末側では正常だが送信相手のMacでは「A[?]」と表示される、「A[?]」をコピペすると「I」になる、最近使った絵文字の一覧に「i」が表示されるといった報告も出ている。また、iOS 11.1に限らず、iOS 11.0.3で発生するといった報告もみられる。

Appleが提示している回避策は、ショートカット「i」で入力する語句として「I」をユーザー辞書に登録するというものだ。このほかRedditやMac Rumorsのフォーラムでは、予測入力や自動修正を無効にする、GboardなどApple製以外のキーボードを使うといった対策も投稿されている。原因についてiCloudから提供される予測入力データ関連の問題や絵文字関連の問題が予想されているが、Appleでは原因を明らかにしていない。

13449675 story
iPhone

Qualcomm、AppleがQualcommの企業秘密にアクセスする際に結んだ契約に違反していたとして提訴 14

ストーリー by hylom
まだまだ続く戦い 部門より
headless曰く、

Qualcommは1日、用途を限定して同社のソフトウェアにアクセスする権利を認めるMaster Software Agreement For Limited Use(MSA)契約にAppleが違反したとして、米国・カリフォルニア州上位裁判所にAppleを提訴した(訴状PDFBloomberg)。

MSAはAppleが同社のデバイス向けにQualcommのソフトウェアをカスタマイズする必要があるという要請を受けて締結されたもので、Qualcommの企業秘密を含むソフトウェアやソースコードへのアクセスを条件付きでAppleに認める内容だという。

条件としては、Appleの承認されたエンジニアのみが制限されたコンピューター・特定の場所でのみソフトウェアにアクセスできるというものや、競合他社のベースバンドモデムチップに関するソフトウェア開発を行う技術者は開発中および開発終了後一定期間はQualcommのソフトウェアへのアクセスを制限するといったもの。また、AppleはQualcommの企業秘密が外部に流出しないようにする義務を負い、Qualcommは必要に応じてAppleがMSAを守っているかどうか監査を実施できる。

しかし、MSAが開始されてから数年後、AppleはIntelとともにベースバンドモデムチップセットの開発を開始。Qualcommが入手した情報によれば、AppleはIntelの技術者やIntel製品の開発にかかわるAppleの技術者とQualcommの企業秘密を共有していたという。また、AppleはQualcommの監査要求も拒否したとのこと。

Qualcommは訴状で、AppleがMSAに違反したことの確認や損害賠償、監査の受け入れ命令、差止命令といった救済を求めている。

13449576 story
iPhone

Apple、iPhone Xの焼き付き防止対策をユーザー自ら行うよう求める 113

ストーリー by hylom
ブラウン管かよ 部門より
headless曰く、

iPhone XではiPhoneシリーズで初めてOLEDディスプレイを採用しているが、Appleでは使用状況によっては焼き付きが発生する可能性もあるとして、ユーザー自ら対策を行うようサポートページで促している(Appleサポートの記事9to5MacMac RumorsNeowin)。

AppleはiPhone XのディスプレイをSuper Retinaディスプレイと呼び、スマートフォンに搭載されたOLEDディスプレイとしては史上最高だと主張する。開発に当たってはOLEDの焼き付き低減でも業界最高を目指したとのことだが、特に高コントラストの画像を長時間表示し続けた場合などには焼き付きが発生することもあるという。なお、日本語版サポート記事には「極端な例になると、高コントラストの同じ画像が長い時間表示され続けることもあります。」と記載されているが、英語版の該当部分は上述のとおり焼き付き原因の説明になっている。

ディスプレイの劣化を抑える方法としてAppleでは、iOSを最新版にアップデートすること、「明るさの自動調節」を使うこと、ディスプレイを使用しないときはオフにすること、静止画像を最大輝度で長時間表示し続けないことを挙げている。つまり、長持ちさせるにはなるべく画面を暗くし、できればオフにするということのようだ。また、斜めから見たときに色が変化するのはOLEDの特性であり、問題ではないと説明している。

OLEDディスプレイの焼き付き問題はGoogleのPixel 2 XLでも発生しており、GoogleはPixel 2/Pixel 2 XLの製品保証期間を2年に延長し、焼き付きを低減するアップデートの提供といった対策を発表している。斜めから見たときの色の変化については、Googleの説明もAppleと同様だ。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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