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2020年3月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2020年3月25日のアップルタレコミ一覧(全30件)
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コロナウイルスの監視強化により個人のプライバシーリスクが高まる

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
新型コロナウイルスのパンデミックに対抗するため、政府にすべての国民を追跡可能にさせてしまうことは、後に政府の覗き見を定常的なものにするかもしれない。韓国では、政府機関が監視カメラの映像、スマートフォンの位置データ、クレジットカードの購入記録を活用し、コロナウイルス患者の最近の動きを追跡したことで、ウイルス感染の追跡を確立した。

イタリアのロンバルディアでは、当局が市民の携帯電話から送信された位置データを分析、政府の封鎖命令に従っている人間の数や移動の平均的な距離を監視しているという。その結果、国民の約40%が「あまりにも多く」動き回っている、とイタリア政府当局者が説明するに至った。イスラエルでは、国内の治安機関が、ウイルスにさらされた可能性のある市民を特定するため、テロ対策活動を目的とした携帯電話の位置データの使用をする準備が整っているとされている。

このように、世界中の政府機関がパンデミックを封じ込めるため、社会的統制を行使する手段としてデジタル監視ツールを活用しはじめた。監視能力強化のために、公共の安全と個人のプライバシーの関係を崩すことになろうとも、保健当局と法執行機関はあらゆる手段を駆使してウイルスを阻止しようと動き出している。

しかし、パンデミックと戦うために監視を強化することはリスクがとても高い。これはアメリカ人は2001年9月11日のテロ攻撃後に学んだことでもある。約20年後、法執行機関はより強力な監視システムにアクセスできるようになり、位置情報の追跡や顔認識などの技術が移民防止政策などの政治的課題に転用される可能性を高める結果となった。専門家は、国民がこうした国家権力によるデジタル技術に対抗する手段はほとんどないと警告している(The New York TimesSlashdot)。
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スポーツ

2020年東京オリンピック・パラリンピック、正式に延期

タレコミ by headless
headless 曰く、

国際オリンピック委員会(IOC)と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は24日、東京オリンピック・パラリンピックの開催延期に関する共同声明を出した(共同声明組織委員会のニュース記事首相官邸のニュース記事)。

共同声明に先立ってトーマス・バッハIOC会長と安倍晋三首相が電話会談を行い、世界的なCOVID-19(新型コロナウイルスによる疾病)パンデミックが人々の生活やアスリートの競技に向けた準備に大きな影響を与えている点で一致。世界保健機関(WHO)事務局長が前日のメディアブリーフィングでパンデミックが加速していると述べるなど先行きの見えない状況であり、開催期日の変更が必要となることで合意に達したという。選手や関係者、国際的なコミュニティーの安全を図るためには年内の開催は困難だが、遅くとも2021年夏までに開催する方針とのことだ。

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アップル

Radeon 搭載MacにWindows 10をインストールすると画面右側の表示が歪むなどの問題、Appleが対策を解説

タレコミ by headless
headless 曰く、

Appleは21日、AMD Radeonグラフィックスを搭載したMacにWindows 10をインストールした場合に発生する画面表示の問題と対策方法を紹介するサポートドキュメントを公開した(HT210992Mac Rumorsの記事)。

発生する現象としては、Windows 10実行時に画面右側の表示がちらついたり歪んだりする、AMDのドライバーが古いことを理由に新しいバージョンのWindows 10がインストールできないといったものだ。外付けディスプレイの場合はちらつきや歪みが画面全体に影響するという。

対策としてはAMDグラフィックスドライバーを最新版にアップデートするだけだが、最新版のドライバーで問題が発生する場合は画面解像度を3840×2160以下にするという緩和策も紹介されている。

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Windows

Microsoft、Windowsの未修正脆弱性を公表

タレコミ by headless
headless 曰く、

Microsoftは23日、Windowsの未修正脆弱性を公表した(ADV200006Neowinの記事Ars Technicaの記事The Vergeの記事)。

脆弱性はAdobe Type Manager LibraryがAdobe Type 1 PostScriptフォントを扱う方法に存在する2件のリモートコード実行脆弱性で、既にWindows 7をターゲットにした限定的な攻撃が確認されているという。攻撃者は特別に細工したドキュメントをターゲットに開かせたり、エクスプローラーのプレビューウィンドウに表示させたりすることで脆弱性を悪用できる。

脆弱性の影響を受けるのはWindows 7/Server 2008以降すべてのバージョンのWindowsとなっているが、Windows 10およびServer 2016以降では攻撃が成功してもコードはAppContainerサンドボックス内で実行されるため影響は小さい。ただし、Windows 10 バージョン1607以前とServer 2016の場合、インストールされたフォントはカーネルモードで処理されるそうだ。

回避策としてはエクスプローラーでの詳細ウィンドウ/プレビューウィンドウや縮小版の非表示、WebClientサービスの無効化、ATMFD.DLLのリネームといったものが挙げられている。この脆弱性を修正する更新プログラムは未公開であり、現時点では今後の月例更新で修正する計画のようだ。ただし、攻撃が確認されている場合は報告から7日間で情報を公開するというポリシーに従い、影響を受けるWindowsバージョンや回避策などを公開したとのこと。

なお、Microsoftでは公衆衛生上の大きな問題が発生している現状を考慮し、(現在Cリリース/Dリリースとして月2回提供している)セキュリティコンテンツを含まないオプションの更新プログラムの提供を5月以降は一時停止し、セキュリティ修正に注力するとのことだ(Windowsメッセージセンター)。

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ゲーム

病原体拡散シミュレーションゲーム「Plague Inc.」の開発者、アウトブレイク阻止モードを開発中 1

タレコミ by headless
headless 曰く、

病原体拡散シミュレーションゲーム「Plague Inc.」を開発するNdemic Creationsは23日、COVID-19(新型コロナウイルスによる疾病)対策として感染症対策イノベーション連合(CEPI)と世界保健機関(WHO)のCOVID-19 Solidarity Response Fund(COVID-19連帯対応基金)に合計25万ドルを寄付したこととともに、Plague Inc.の新しいプレイモードとしてアウトブレイク阻止モードを開発していることを発表した(Ndemicの発表The Vergeの記事Neowinの記事)。

Plague Inc.は病原体を拡散させて人類を滅亡させる戦略シミュレーションゲームだが、現実の世界で発生している深刻な問題に対する有益な情報が得られるとして米疾病予防センター(CDC)から高く評価されている。今回の寄付を手配するにあたり、NdemicはWHOやCEPIからプレイヤーがアウトブレイクを阻止できるようなモードの追加を繰り返し要望されていたという。

アウトブレイク阻止モードでは疫病の拡大を抑制し、保健システムの強化を行うとともに、トリアージや検疫、感染を防止する社会的な距離の確保、公共サービスの閉鎖といった現実に行われている対策をバランスよく実施する必要がある。NdemicではWHOやWHOの世界規模感染症に対する警戒と対応ネットワーク(GOARN)の専門家らの協力を受けてアウトブレイク阻止モードを開発しており、パンデミック発生中にすべてのプレイヤーへ無料提供する計画とのことだ。

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ビジネス

米O'Reilly、コロナの影響で対面型イベント部門の閉鎖を決める

タレコミ by hylom
hylom 曰く、

米O'Reillyが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、予定されていたすべての対面型イベントの中止と、こういったイベントを主催する部門の閉鎖を発表した。同社は25年間にわたって対面型イベントの開催を行っていた。

昨今ではコロナ問題によって大型イベントをオンラインで開催する動きが出ているが、O'Reillyはこうした動きについて正しいものだと評価しており、それも部門閉鎖の一因になったと思われる。

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ゲーム

せがた三四郎の実の息子が演じるせが四郎、爆誕

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
演じるのは、せがた三四郎を演じた藤岡弘氏の長男である藤岡真威人氏。

セガの前身となる日本娯楽物産が設立された1960年から60年を迎えたことから今年を「セガ設立60周年」としてさまざまなコンテンツを展開するという。

なお、せがた三四郎(というか藤岡弘氏)は昨年のイベントに登場しせがた三四郎を演じた際のエピソードなどを話している。
https://news.denfaminicogamer.jp/news/190330d

なお「せが四郎」という名前は「セガ、知ろう」から来ている模様。

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14144287 submission
ビジネス

スマホアプリ世界トップパブリッシャーランキング、トップはTencentなど

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
スマートフォンアプリ関連マーケティングなどを手がけるApp Annieが、2020版の「世界トップパブリッシャー」を発表した(4Gamer)。 対象はiOSおよびAndroidアプリを提供しているパブリッシャー企業で、世界ランキング上位10社は次のようになっている。
  1. Tencent(中国)
  2. NetEase(中国)
  3. Activision Blizzard(米国)
  4. Supercell(フィンランド)
  5. バンダイナムコ(日本)
  6. Netmarble(韓国)
  7. Playrix(アイルランド)
  8. ソニー(日本)
  9. Playtika(イスラエル)
  10. InterActiveCorp(米国)

このランキングにはゲームアプリ以外をリリースしているパブリッシャーも含まれているものの、上位52社のうち40社以上がゲームアプリのパブリッシャだという。 そのほか日本企業では12位にLINE、13位にスクウェア・エニックス、16位にmixi、21位にサイバーエージェント、23位にコナミ、25位にガンホー・オンライン・エンターテイメント、36位にDeNA、50位に任天堂がランクインしている。 そのほかApp Annieは非ゲーム部門に限ったトップパブリッシャー上位20社カテゴリ別のランキングも公開している。

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プライバシ

ベネッセの顧客情報流出に対する損害賠償訴訟、3300円/人の支払いを命じる

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
2014年の情報流出の件。ベネッセは500円の金券を顧客に送ったが、これに対し不服とした顧客らの一部が集団訴訟を起こしていた。参加した原告の数は1万人以上だが、判決では計622人に1人あたり3300円の支払いを命じている。一審では請求を棄却していたので、原告の逆転勝訴となる。

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14144451 submission

リモートコード実行可能なゼロデイ脆弱性が判明。すでに攻撃も

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Microsoftは23日、フォント管理ライブラリ「Windows Adobe Type Manager Library」に未修正の脆弱性が存在し、同脆弱性を悪用した攻撃を確認したと発表した。Adobe Type 1 PostScript形式の不適切な処理によるリモートコード実行可能な脆弱性が存在するという。攻撃者が細工されたドキュメントをユーザーに開かせたり、Windowsエクスプローラーのプレビューウィンドウでファイルを表示させることで、任意のコードを実行できる。

脆弱性の影響を受けるのはWindows 7以降、Windows Server 2008以降。なお、サポートされたバージョンのWindows 10においてはこの問題は緩和され、制限された特権および機能でコードが実行される可能性があるという。セキュリティパッチが公開されるまでの回避策として、Windowsエクスプローラーのプレビューウィンドウおよび詳細ウィンドウやWebClientサービスの無効化、「ATMFD.DLL」の名前変更を挙げている。

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14144462 submission
バグ

「オーバーシュート」は正式な医学用語ではないと翻訳家界隈からの指摘

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
オーバーシュートと聞いて電気回路や制御工学で学んだことを思い出す方もここスラドなら少なくないと思うが、
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による3/19の「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(PDF注意)以後、「爆発的な感染拡大」を意味することになったかに見える「オーバーシュート」だが、英語圏のニュース記事や医学論文でこの用法をする例はないと翻訳家がブログで指摘している。
唯一発見できた例は、まだ自然免疫(「なあにかえってry」)路線をとっていた頃の英の担当者が「いわゆる」付きで語った記事のようだ。
ニュースサイトに関しては「COVID-19」に限定して検索している影響があるのかもしれないが、PubMedで見つからないというのは致命的だろう。
なお、このブログ記事の終わりの方ではテキトーなカタカナ用語の濫用にも苦言を呈している。タレコミ人も同感である。

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14144553 submission

Mozillaが特定のサイトの広告を非表示にするサブスクサービス「Scroll」と提携

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
Mozillaは、特定のウェブサイトの広告を非表示にするサブスクリプションサービス「Scroll」とのパートナーシップの締結を発表した。ScrollはScroll自体が契約を結んだ「パートナーサイト」の広告が非表示になりトラッキングが無効になる。いわゆるすべての広告をブロックする仕組みの「広告ブロッカー」とは別物となっている。

一般的なサブスクリプションサービスと同じく利用者は毎月4.99ドル(最初の6か月分は2,49ドル)を支払う。それをScrollとパートナーシップを結んだ出版社や作家との間で分配する仕組み。ユーザーがパートナーサイトを訪問すればするほどパートナーサイトが得られる分配金の割合が増えるとされている。

公式ページによれば、広告の表示でパートナーサイトが得られる額は1回あたり0.011ドル(約1.22円)、Scrollを使って閲覧すれば得られる額は1回あたり0.016ドル(約1.78円)と40%の収益増加が見込めます」と記されている。なお、当面は米国のみの運用となるようだ(AXIOSGIGAZINESlashdot)。
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ハッカーによるWHOをターゲットとした諜報戦が行われる

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
世界保健機関(WHO)の最高情報セキュリティ責任者Flavio Aggio氏は、ハッカーがWHOのシステムに侵入しようとしたことを認めた。しかし、その取り組みは失敗したとも語った。侵入しようとしたハッカーの身元は不明。Aggio氏によれば、新型コロナウイルスへの戦いの中、WHOへのハッキングの試みが急増しているという。

サイバーセキュリティの専門家Alexander Urbelis氏は3月13日、彼が追跡していたハッカーグループがWHO内部の電子メールシステムを模倣した悪意のあるサイトを立ち上げたのを確認した。Urbelis氏は誰が主犯であるかは不明だとしている。しかし別の二人の情報筋によれば、2007年からサイバースパイ活動を行っている「DarkHotel」という高度なハッカーグループの疑いがあると述べている。

WHOのAggioは、ロイターからこの事件について尋ねられると、Urbelis氏が発見したサイトが複数の代理店スタッフからパスワードを盗む目的で使用されていたたことを確認したと回答している。同氏は「明確な数字ではないが、ハッキング目的でWHOを偽装するサイトの数は2倍以上に増えたのではないか」と答えた。

カスペルスキーによるとDarkHotelは、特にコロナウイルスの影響を受けた地域である東アジア、具体的には、中国、北朝鮮、日本、米国などの政府職員や幹部を対象に活動を行っているという。コロナウイルスに関連する治療法や検査、ワクチンに関する情報は貴重で価値が高い。影響を受ける国の情報機関としては情報収集の優先事項に当たるとしている(ReutersSlashdot)。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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