GDC 2020は開催を夏に延期
ゲーム開発者カンファレンスGDC 2020は3月16日から20日まで米国・サンフランシスコのモスコーネセンターで開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で開催を延期し、今夏に変更する計画を明らかにした(GDCのニュース記事、 Ars Technicaの記事、 The Vergeの記事、 SlashGearの記事)。
サンフランシスコでは2月25日に市長が COVID-19に関する非常事態宣言を出しているが、モスコーネセンターでは予定通り2月28日までRSAC 2020が開催された。しかし、GDCでは2月20日にSonyとFacebook/Oculusが出展取りやめを表明したのをはじめとして、EAやコジマプロダクション、Unity、Microsoft、Epic Games/Unreal Engine、AWS、Activision/Blizzardといったメジャーブランドが次々と出展取りやめを表明しており、このまま開催するのは困難だと考えたようだ。
新たな計画については、今後数週間のうちに発表するという。なお、延期に伴って3月のパス購入者には全額返金が行われ、GDC提携サイトを通じて予約したホテルではキャンセル料が不要となる。また、予定されていたプレゼンテーションやIndependent Games Festival、Game Developers Choice Awardはオンラインでの視聴を可能にする計画とのことだ(FAQ)。