米連邦地裁、バタフライキーボードの不具合を巡るクラスアクション訴訟でAppleと購入者の和解案を事前承認 13
ストーリー by headless
和解 部門より
和解 部門より
米カリフォルニア北部地区連邦地裁の Edward J. Davila 判事は 11 月 28 日、MacBook / MacBook Pro のバタフライキーボードの問題をめぐって購入者が Apple を訴えていたクラスアクション訴訟の和解案を事前承認した
(Ars Technica の記事、
Mac Rumors の記事、
9to5Mac の記事、
裁判所文書: PDF)。
バタフライキーボードはキーを支えるプラスチック部品が蝶の翼のように左右に分かれた構造で、ハサミのような構造のシザーキーボードと比べて薄型化できるのが特徴だ。しかし、埃の侵入が原因とみられる故障が多発して米国ではクラスアクション訴訟が提起され、Apple は無償修理プログラムも実施している。Apple は 2019 年にバタフライキーボードの不具合を認めており、MacBook のキーボードは 2020 年までにすべてシザーキーボードの Magic Keyboard に置き換えられた。
今回の和解案では Apple が問題の責任を認めないまま和解基金に 5,000 万ドルを支払い、訴訟費用や和解クラスのメンバーに対する賠償金などを賄う。請求されずに残った基金は和解クラスのメンバーに再分配され、Apple に返還されることはない。
7 月に報じられた和解案では和解クラスを 7 州に限定していたが、現在は全米で対象モデルを再販以外の目的で購入した人や団体に拡大されている。賠償金支払いの対象となるのは、購入から 4 年以内にキーボードの修理を行った場合に限られる。和解クラスのメンバーが所有する対象モデルは、購入から 4 年以内であれば引き続き無償修理プログラムの対象となる。
賠償金支払対象者は Apple に修理記録があるグループ 1 と、記録のないグループ 2・3 に分かれ、グループ 1 には Apple の記録に従って修理費用のほぼ全額、最大 395 ドルが賠償金として支払われる。グループ 2 はキーボードモジュール交換、グループ 3 はキートップ交換で、それぞれ 125 ドル・50 ドルが賠償金として支払われる。
バタフライキーボードはキーを支えるプラスチック部品が蝶の翼のように左右に分かれた構造で、ハサミのような構造のシザーキーボードと比べて薄型化できるのが特徴だ。しかし、埃の侵入が原因とみられる故障が多発して米国ではクラスアクション訴訟が提起され、Apple は無償修理プログラムも実施している。Apple は 2019 年にバタフライキーボードの不具合を認めており、MacBook のキーボードは 2020 年までにすべてシザーキーボードの Magic Keyboard に置き換えられた。
今回の和解案では Apple が問題の責任を認めないまま和解基金に 5,000 万ドルを支払い、訴訟費用や和解クラスのメンバーに対する賠償金などを賄う。請求されずに残った基金は和解クラスのメンバーに再分配され、Apple に返還されることはない。
7 月に報じられた和解案では和解クラスを 7 州に限定していたが、現在は全米で対象モデルを再販以外の目的で購入した人や団体に拡大されている。賠償金支払いの対象となるのは、購入から 4 年以内にキーボードの修理を行った場合に限られる。和解クラスのメンバーが所有する対象モデルは、購入から 4 年以内であれば引き続き無償修理プログラムの対象となる。
賠償金支払対象者は Apple に修理記録があるグループ 1 と、記録のないグループ 2・3 に分かれ、グループ 1 には Apple の記録に従って修理費用のほぼ全額、最大 395 ドルが賠償金として支払われる。グループ 2 はキーボードモジュール交換、グループ 3 はキートップ交換で、それぞれ 125 ドル・50 ドルが賠償金として支払われる。
問題の責任は認めたんだろうさ (スコア:2)
今回の和解案では Apple が問題の責任を認めないまま和解基金に 5,000 万ドルを支払い、
キーボードの不具合は認めましたがその責任が我々にあるとは認めませーん、ってどんなトンチだ。裁判所文書によると
... defendant will pay $50,000,000 into a common settlement fund, without admitting liability
とのことですが、法律用語としてのliabilityは基本的には賠償責任のことを指すと。でも誰の誰に対する賠償責任?この支払命令によってAppleに損害が生じたから逆に金をくれ、って後でいうのは認められないよ、みたいなこと?この前後を読むと「うちに賠償責任があるとは納得してないけどとりあえず金は払うよ!」っていうAppleの主張ではないしな。
蛾野郎 (スコア:0)
バタフライキーボードなんか使うからだ。モスキーボードを使え
Re: (スコア:0)
バタフライキーボードと聞くとどうしてもThinkPadの方のを思い出すけど、Appleの方のはThinkPadのバタフライキーボードの事は知らずに名付けたのだろうか。
一代限りだった気がするし商標とか保持してないのだろうなあ。
Re: (スコア:0)
林檎様が知らずに名付けるとかあり得ないですけど、そもそもThinkpadのあれは、正式名称"TrackWrite"ですしおすし。
Re: (スコア:0)
バタフライキーボードなんか使うからだ。モスキーボードを使え
もしかして、、、バタクサイキーボード、、、
クラスアクション訴訟文化 (スコア:0)
訴訟文化があるとメーカーはユーザーを舐めたことできなくていいよな
任天堂もクラスアクション起こされたアメリカではSwitchコントローラの修理費は無料
日本では有料だからな
Re: (スコア:0, おもしろおかしい)
あんたが個人で訴えればいいじゃん
どうぞどうぞ
こちらは判例をただ乗りさせてもらうよ
Re: (スコア:0)
あんたが個人で訴えればいいじゃん
お代官様ではまず日本にクラスアクションと懲罰的賠償請求を導入してくださいませ
# いんすぱいあー ばい いっきゅう
Re: (スコア:0)
集団訴訟してたら時間かかりまくって弁護士に取られまくって分配金減るのに、個人でやって勝ち取った方が満額もらえる可能性高いよ。
どうせアメリカ式の集団訴訟が日本でできるようになっても発揮人にならないだろうから、初めからやる気ないんでしょうけどね。
Re: (スコア:0)
一応クラスアクションは導入されたはずだが
結局、何がダメだったのだろう (スコア:0)
改良版としてキーキャップの構造が変わった後期型もあったと思うのだけど、それもダメだったのだろうか?
修理内容としてキーモジュール交換かキートップ交換で直るらしいのだけど、それってバタフライと関係なさそう。
Re: (スコア:0)
Appleお得意の過去に他社が出して流行らなかったものを自社で革新的な製品として売り出す手法でしたが
ジョブズが居なかったために作り込みの甘い不具合も仕様とすることができなかった
ってとこじゃないですかね
# Think pad
個人的には好きだったけどな (スコア:0)
カチャカチャやらなければ音もそんなに出ないし、ポチポチしてて携帯のボタンっぽくて好きだった。
改良でどうにもならなかったという結論みたいだけど、ほこりが原因なら普通にカバーつけるとかじゃダメなんですかね(ほらあの図書館のキーボードとかに乗っけてる黄ばんでるきったねぇ奴)