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犯罪

無断で他人を追跡する行為は犯罪だという AirTag 初回設定時の警告表示、犯罪者にも効果があるか 82

ストーリー by headless
効果 部門より
Apple は 10 日、AirTag による望まない追跡 (unwanted tracking; 日本語版では「不要な追跡」と表記) への対策として、ソフトウェアアップデートで初回設定時にプライバシー警告表示を追加するなどの計画を発表した (Apple のニュース記事Mac Rumors の記事The Guardian の記事9to5Mac の記事)。

新たに追加される AirTag 初回設定時のプライバシー警告には、AirTag が自分の持ち物を追跡するためのものであること、他人を無断で追跡する行為が世界の多くの地域で犯罪であること、望まない追跡の被害者が AirTag を検出できること、法執行機関が AirTag 所有者の情報を (Apple に) 要請できることなどが含まれるという。AirTagはApple IDに紐付けられており、Appleは有効な令状等があれば捜査機関にアカウント情報を開示する。このアップデートでは AirPods やサードパーティ製の「探す」ネットワーク対応アクセサリが「不明な持ち物」として検出される問題の修正も行うとのこと。

日本語版はまだ更新されていないが、自分の持ち物でない AirTag を見つけた場合の対応に関するサポート記事の英語版では、追跡を無効化する手順などが追加されている。このほか今年後半に導入する予定の一連のアップデートでは、自分の追跡に使われている AirTag の正確な場所を iPhone で見つける機能や、AirTag が警告のために音を鳴らす場合に近くの iPhone や iPad などのデバイスにもアラートを表示する機能、追跡アラートシステムの改善、AirTag の音の調整などを行うとのことだ。

プライバシー警告はカジュアルな追跡ユーザーに一定の効果が期待できるとして、追跡以上の犯罪を計画しているユーザーにも効果があるだろうか。
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