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2022年1月のアップル人気記事トップ10
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Android

AppleのiMessageでの色分けが子供たちの間でいじめを生んでいるとの報告 76

ストーリー by nagazou
日本だとLINEが主流だからなあ 部門より
AppleのiMessage上で接続方法の差などにより、メッセージの吹き出しが青色または緑色の形で色分け表示されることがいじめ問題の原因となっているという。その一因としてはiMessage固有の機能がある。Appleサポートサイトによるとこの色分けはiMessageとSMS/MMS経由での通信の差によって生じている。当然ではあるがSMS/MMS経由ではiMessage固有のミー文字やTapbackなどの機能が使えない。このことからSMS/MMS経由でしか利用できないAndroidユーザーが疎外感を味わうことが多いとしている(The Wall Street JournalThe VergeiPhone Mania)。

これを報じたWSJやThe Vergeなどの報道によれば、現地では緑の吹き出しにグループチャットに表示されることは、偽物のような扱いを受け、緑の吹き出しとはデートするなどといわれることもあるという。結果としてiMessageは米国の10代の若者の間でステータスシンボル化しているらしい。この問題にしてGoogleのAndroid責任者であるHiroshi Lockheimer氏は、AppleはiMessageを利用して囲い込み戦略を行っており、若者にiPhoneを購入するよう同調圧力をかけていると強く批判したとされる(るHiroshi Lockheimer氏のツイート)。

加えて同氏は、AppleにiMessageをAndroidに対応するよう求めているのではなく、SMS / MMS標準をサポートするのと同じように、業界標準のRCS(Rich Communications Services)に対応させないことが問題だと批判している(その2)。
15548605 story
アップグレード

Apple は iOS と標準アプリを別々に更新できるようにすべきか 82

ストーリー by headless
別々 部門より
Apple は iOS で標準アプリと OS を別に更新できるようにすべきではないかと 9to5Mac が指摘している (9to5Mac の記事)。

現在の iOS 標準アプリは OS と同時に更新されるため、アプリ単体で更新を提供するよりも時間がかかることになる。軽微なバグなら数日待っても影響は少ないが、深刻なバグは一刻も早く修正したいところだ。実際に Apple は最近発見された Safari 15 の深刻な脆弱性の修正を進めており、既に iOS 15.3 RC に修正が含まれているが、一般提供は数日先になるとみられる。

ちなみに、FingerprintJS が発見したこの脆弱性は IndexedDB API の同一オリジンポリシー違反により、他のタブやウィンドウでアクセスしている Web サイトのデータベース名を他の Web サイトが読み取れるというもの。これによりユーザーがアクセスした Web サイトが特定できるほか、Google アカウントにログインしている場合は Google が生成するユーザーの識別子を知ることもできるという。

iOS とアプリが個別に更新されるようになれば新機能を容易に受け取れるようになるなどユーザー側のメリットは大きいが、逆に iOS を更新する動機は弱まることになる。そのため、Apple が更新の提供方法を変える可能性は低いとみられる。スラドの皆さんのご意見はいかがだろうか。
15553511 story
プライバシ

Apple、AirTag を悪用したストーキングへの対策などを含む安全ガイドを公開 51

ストーリー by headless
安全 部門より
Apple が同社製品に関連する個人向けの安全対策をまとめたガイドブック「Personal Safety User Guide」を公開している (Apple のサポート記事The Verge の記事Mac Rumors の記事9to5Mac の記事)。

ガイドブックは現在のところ日本語化されていないが、安全に関する設定の見直しや対策と、Apple 製品に組み込まれた安全やプライバシーを守る機能の使用方法、自分の情報にアクセス可能な人の制御に関する 3 つのチェックリストに大きく分けられており、英語版の PDF で 56 ページにおよぶ盛り沢山の内容だ。

設定の見直しや対策には共有やアカウントの管理、スクリーンショット撮影による不審な活動の記録、不審なコンテンツの削除、他人による AirTag や Find My アクセサリーを使用した追跡の防止などが含まれる。Android アプリを使用した AirTag / Find My アクセサリーの検出方法も紹介されている。
15545336 story
アップル

iOS版Safariの拡張機能解放でUserscript人気の復活はあるのか? 12

ストーリー by nagazou
どうでしょう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

2021年9月に公開されたiOS 15から、広告ブロックに加えてさまざまなブラウザ機能拡張をSafariで実行することができるようになった。これに伴い、Safariで開いたページ上でUserscriptファイルをマネージャーアプリを使って実行できる環境が整ったため、Justin Wasack氏はBetaテストを経て、無料のUserscriptのマネージャーアプリを公開している(UserscriptsGitHubのページ)。

このアプリではiCloudなどのフォルダを指定して、そのフォルダにuser.jsファイルを溜めておくことで、スクリプトが実行されていく仕組みになっている。タレコミ子はFirefoxでTampermonkeyを使っているのだが、そこで動かしているスクリプトをiOS上でも動かすことができた。

Userscriptというと全盛期は2000年代後半、Googleトレンドでも検索のピークは2011年となっている。かつて存在したスクリプト共有サイトUserscript.orgも2011年に停止し、2014年に閉鎖した。ミラーサイトのuserscript-mirror.orgは今も健在。

初期のiPhone OSでは、脱獄することでUserscriptを実行しようとする人がいたし、Userscriptが使えないからSafari以外のウェブブラウザアプリやAndroidを使っている人も多いと思う。長年の夢がようやく叶ったわけだ。

簡単なJavaScriptを組むだけで自動化できるため、個人的にコードを組んで使っている人は今でも多いと思う。かつてあったStylishのようにCSSを指定したり、自前の広告ブロックや要らないHTML要素を削除したり、JavaScript停止や自動入力、情報の自動更新など。これを気にまた盛り上がっていくと嬉しい。

15551512 story
iPhone

iPhone 13 で画面がピンク色に変わる問題、増加中 37

ストーリー by nagazou
うおっまぶしっ 部門より
headless 曰く、

iPhone 13 で画面がピンク色(マゼンタ)に変わり、ランダムにクラッシュするという問題が徐々に増加しているようだ(9to5Mac の記事 [1][2]Softpedia の記事Apple Community新浪網の記事)。

問題はシステム再起動などで一時的に解消することもあるが、根本的な解決にはならないようだ。サービスセンターに持ち込んで交換してもらったというユーザーもいれば、ハードウェアの問題だと言われてデバイスを預けたがハードウェアの問題ではなかったとして返却され、持ち帰り後に再び問題が発生したというユーザーもいる。

中国では新浪科技の苦情集約プラットフォーム黑猫投诉に多数の苦情が寄せられているが、Apple はハードウェアの問題ではなくソフトウェアの問題だと回答しているという。ただし、現在テスト中の iOS 15.3 RC に対応された様子はないとのことだ。

15546397 story
ノートPC

光学ドライブ搭載最後の Mac、ビンテージ製品リスト入りへ 27

ストーリー by nagazou
レガシー 部門より
headless 曰く、

Mac Rumors が入手した Apple の内部メモによると、1 月 31 日に 13 インチ MacBook Pro (Mid 2012) がビンテージ製品リスト入りするそうだ (Mac Rumors の記事)。

2012 年 6 月に発売された 13 インチ MacBook Pro (Mid 2012) は光学ドライブを搭載する最後の Mac となる。ビンテージ製品とは Apple が販売店への供給を停止した日から 5 年以上7 年未満の製品を指し、7 年以上が経過するとオブソリート製品となる。同時に発売された 15 インチ MacBook Pro (Mid 2012、Retina / 非 Retina) は既にオブソリート製品となっているが、13 インチモデルは 2016 年 10 月まで低価格オプションとして販売されていたそうだ。一方、ソフトウェアの面では macOS Catalina を最後にサポートが終了しており、macOS Big Sur には対応しない。

15536148 story
エイプリルフール

iPhoneのカレンダー、英国などで 2022 年の祝日の更新が遅れる 15

ストーリー by headless
祝日 部門より
英国やオーストラリアなど複数の国で、iPhone のカレンダーに 2022 年の祝日が表示されないトラブルが発生していたそうだ (Mac Rumors の記事 [1][2])。

この問題は 10 月にオーストラリアのユーザーが Apple Community で質問していたが、Apple がいつも新年の初めにカレンダーを更新するとの回答があり、それで解決したかに見えた。しかし、今回は年が明けてもすぐには更新されなかったようだ。影響が確認されたのは英国とオーストラリアのほか、スペイン・ドイツ・ポルトガル・スウェーデン・デンマークが挙げられている。更新は数日遅れてロールアウトしたとみられ、5 日には祝日が表示されるようになったとの報告が出ている。
15536146 story
Google

Google が Apple の検索ビジネス参入を防ぐため収益を分け合っていると主張する訴訟 5

ストーリー by headless
分配 部門より
Google が Web 検索の高額な広告料金を維持するため、Apple と検索ビジネスにおける非競争合意を結んでいると広告主が主張し、米カリフォルニア北部地区連邦地裁にアンチトラスト訴訟を提起した (プレスリリース訴状The Next Web の記事Mac Rumors の記事)。

原告の California Crane School によると、非競争合意には (1) Google が検索ビジネスの利益を Apple に分配 (2) Apple は同社のすべてのデバイスの検索設定で Google を優先 (3) 2000 年代初頭のスティーブ・ジョブズ氏とエリック・シュミット氏から現在のティム・クック氏とサンダー・ピチャイ氏に至るまで、両社の最高責任者が定期的に秘密の会合を持つ (4) Google は Apple が検索ビジネスで競合しないことを条件に年数十億ドル ~ 百数十億ドルを支払う (5) 小さい競合他社を検索市場から排除 (6) 現実的または可能性のある競合他社を買収、といったものが含まれるという。

原告は米国で 2005 年 1 月 1 日以降 Google 検索に広告を出稿したすべての消費者と事業者をクラスとしたクラスアクション訴訟を目指しており、Google と Apple の合意や共謀が違法であることの認定や差し止め、不当利益の返金のほか、競争を促進するため Apple と Google それぞれを複数の企業に分割するよう求めている。
15550787 story
変なモノ

Airtagの悪用が止まらない 20

ストーリー by nagazou
悪用厳禁とはいかず 部門より
AppleのAirTagが人気となっているが、一方でストーカー行為や盗難、誘拐未遂などの犯罪目的で使用されていることも増えているという。その被害に遭ったモデルのブルックス・ネイダー氏は「AirTag追跡の標的にされた」という経験をInstagram上に掲載した。それによれば、所有している自身のスマホから「誰かがあなたを追跡しています」との通知を受け取ったことから調べたところ、コートの中からAirTagが出てきたという。同氏はレストランに入ったときに椅子の後ろにコートをかけていたため、その際に第三者にAirTagを入れられたのではと推測している。元記事ではこのほかにも別の女性が車のホイールにAirTagが取り付けられていたといった報告もあったともしている(Cosmopolitan)。
15540098 story
プライバシ

iCloud プライベートリレーを米キャリアがブロックしたとの見方、キャリアと Apple が否定 4

ストーリー by nagazou
否定 部門より
headless 曰く、

米国で一部の iPhone ユーザーから iCloud プライベートリレーが機能しなくなったと報告され、キャリアがブロックしたのではないかとの見方が出ていたが、キャリア・Apple ともにこの見方を否定したそうだ (The Verge の記事Ars Technica の記事Mac Rumors の記事9to5Mac の記事)。

iCloud プライベートリレーは本人またはファミリー共有グループの誰かが iCloud+ サブスクリプションに登録している場合に利用可能なプライバシー強化機能で、現在は iOS 15 / iPadOS 15 でベータ版の機能として利用できる。欧州では大手キャリアが連名でプライベートリレーを制限するよう欧州委員会に要請していたことが報じられた直後ということもあり、キャリア側でブロックしたと疑われることになった。

しかし、米 Verizonと米 AT&T はプライベートリレーのブロックを否定。米 T-Mobile はキャリアのフィルタリングサービスを利用している場合はプライベートリレーを有効にできないと説明した。また、iOS 15.2 のバグでアップグレード時に設定がリセットされてオフになったとも説明していたが、その後バグの存在を取り消している。

Apple もアップグレード時の設定リセットを否定したほか、キャリア側でブロックすることもないと明言したとのこと。ただし、米国向け (英語) のサポートドキュメントには、特定のネットワークでプライベートリレーが無効になっている場合の対処方法が追加されている。

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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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