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各社COVID-19ワクチン(ファイザー、アストラゼネカ、シノバックス)比較 1

タレコミ by tamaco
tamaco 曰く、
各社COVID-19ワクチン(ファイザー、アストラゼネカ、シノバックス)比較と、変異株が発生する1つのメカニズムを示した論文など。

抗体以外にも、メモリーB細胞、T細胞による細胞免疫も別にあるため、動画では抗体価だけでは比較できないとはいえ、抗体価でこれだけ差がでることは驚きである。

★引用・参考文献
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)01642-1/fulltext

ファイザー(mRNA)vs アストラゼネカ(ウイルスベクター)の抗体比較論文

ファイザー社コロナワクチン(mRNA)抗体価:21-41日目7506→70日以後3320 (44%)
アストロゼネカ社コロナワクチン(ウイルスベクター):21-41日目1201→70日以後190 (16%)

もともとアストラゼネカよりファイザーの方が6倍以上抗体価が高く、
70日以後では17倍の差が発生している

https://www.thelancet.com/journals/lanmic/article/PIIS2666-5247(21)00177-4/fulltext

ファイザー(mRNA)vs シノバックス(不活化ワクチン)の中和抗体力価比較論文

中和抗体PRNTの力価での比較(香港)
ファイザー社コロナワクチン(mRNA)抗体力価:PRNT50 269, PRNT90 113
シノバックス社コロナワクチン(不活化)抗体力価:PRNT50 27, PRNT90 8.4

シノバックスよりファイザーの方が10~13.5倍抗体力価が高い。

https://www.thelancet.com/journals/lanepe/article/PIIS2666-7762(21)00141-1/fulltext#%20

免疫不全患者における抗体治療がかえって変異株を生み出しやすいということを示唆する論文

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  • by tamaco (19059) on 2021年08月08日 19時45分 (#4087154)

    塩野義製薬、コロナワクチン、製剤見直し 抗体価上がらず 年内実用化は困難に [chemicaldaily.co.jp]

    安全性や細胞性免疫による予防効果には問題がなかったが、中和抗体価は十分上がらなかった。中和抗体による液性免疫も増強するため、アジュバントを変更したワクチン製剤を再開発した。ワクチン抗原は変えていない。

    開発中の国産ワクチン [mhlw.go.jp]では、塩野義のは組換えタンパクワクチンのようだけど、中和抗体が十分あがらなかったようだ。

    >ファイザー(mRNA)vs シノバックス(不活化ワクチン)の中和抗体力価比較論文

    この関係のような感じなのかな。
    mRNAワクチンができすぎているのか、他の方式のワクチンとは一線を画しているように感じる

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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