iPhone 11 Proのシステムサービスには位置情報へのアクセス許可を個別に設定できないものがある?
タレコミ by headless
headless 曰く、
iPhone 11 Proのシステムサービスの中には、位置情報へのアクセス許可を個別に設定するオプションが用意されていないものがあるようだ(KrebsOnSecurityの記事、 9to5Macの記事、 Softpediaの記事、 動画)。
iOSでは位置情報サービスのオン/オフを切り替えるほか、個別のアプリやシステムサービスに位置情報サービスの利用を許可するかどうか設定できる。しかし、KrebsOnSecurityがYouTubeで公開した動画によると、iPhone 11 Proではすべてのアプリとシステムサービスの位置情報サービス利用を不許可にした場合でも、機内モードをオンからオフに切り替えた直後に位置情報サービスの矢印アイコンがステータスバーに表示される。Brian Krebs氏によれば、テストに使用したのはiPhone 11 Pro+iOS最新版(iOS 13.2.3)だが、iPhone 11シリーズの他モデルでも再現する可能性があるという。一方、iPhone 8+iOS最新版では再現しなかったとのこと。なお、位置情報サービス自体はオンのままでテストが行われている。
この動作についてKrebsOnSecurityがプライバシーに関連するバグの可能性があるとAppleに報告したところ、セキュリティ面での影響はないとの回答があったそうだ。返信したAppleのエンジニアによれば、位置情報サービスが有効の場合にアイコンが表示されるのは予期した動作であり、アイコンは位置情報サービスの設定に項目のないシステムサービスのために表示されるとのこと。ただし、具体的にどのようなシステムサービスが該当するのかは不明だ。
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