高齢者の認知症リスク、抗コリン剤処方で50%近く上昇
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
抗うつ薬やぼうこう炎などの治療薬として使われる抗コリン剤が、認知症のリスク増大との強い関係があるそうだ。英ノッティンガム大学の研究チームの調査によると、抗コリン剤の1日量の合計が10年間で1095回を超えると、処方されなかった人に比べて認知症のリスクが50%近く増大するという。これは、高齢者が強い抗コリン薬を3年以上にわたって毎日服用した量に匹敵するとしている。
強い抗コリン剤と認知症のリスクについては以前から関係が指摘されていたものの、今回の研究では一層強い関係が示されたとしている(CNN、The New York Times、Slashdot)。
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