パスワードを忘れた? アカウント作成
13920211 submission

学生ローンを支払えなかったゆえに国外逃亡する米国学生たち

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
米国学生が学生ローンに返済に困った末、国外に逃げ出す例が増えているという。Chadd Haagさんもその一人で、ローン返済から逃れるため洞窟で暮らそうとまで考えていたという。いくつかのアイデアを検討した結果、彼はインドのジャングルに住むことに決めた。そこは1日で四頭のゾウを見かけるような場所であるらしい。

米国ではChadd Haagさんのような人が増えている。何人の学生が米国を去ったかという具体的なデータは存在しない。ただ、カレッジ・アンド・カレッジ・アンド・ユニバーシティズ協会のBarmak Nassirian氏によると、米国の未払金は過去10年間で3倍に増加し、2022年までに2兆ドルまで増加すると予測されているそうだ。

学生の卒業時の平均債務は、1990年代初頭は16,000ドル(約176万円)であったのに対し、現在約30,000ドル(約329万円)ほどにまでインフレしている。原因は学士号取得費用の増加だが、学士号者の給与は、過去数十年間にわたってほぼ横ばいのままだ。これが学生ローン返済を困難する一つだ。先のChadd Haagさんは働いて給与をもらっても、学生ローンを返済するとほとんど手元にお金が残らない生活が続いていたという。

同様に中国に脱出、現在はウクライナで生活するChad Albrightさんは「大学は私の人生を台無しにしたような気がします」と語っている。Katrina Williamsさんは借金返済のために週7日働いて疲れ、2015年に千葉に引っ越した。現在は学生に英語を教えており、週7日働く必要はなくなったという。彼女はいずれ米国に戻ることを考えているが、借金は10万ドルを超えるまで増えているとしている(CNBCSlashdot)。
この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

※ただしPHPを除く -- あるAdmin

読み込み中...