ノバルティスのガン治療新薬「キムリア」は1回分で3,349万円
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
厚生労働省が、ノバルティスの白血病新薬「キムリア」の保険適用を決めた(日経新聞 毎日新聞、朝日新聞)。
キムリアは「CAR-T細胞療法」向けの薬で、白血病やリンパ腫の一部などの患者が対象。患者から白血球を採取し、そこから免疫細胞(T細胞)を取り出して遺伝子操作した上で培養して製造する。適用できる患者は「B細胞」という血液細胞の一種ががん化したタイプの白血病患者(25歳以下)およびB細馬負うが原因の「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」患者。若年の白血病患者8割で治療効果が見られたという。
一方で、その公定価格(薬価)は3349万円と高価になる見込み。保険適用となった場合、自己負担は約41万円ほどになるようだ。ただ、投与は1回で済むほか、適用される患者数(見込み)は年間216人と少ないという。
ノバルティスのガン治療新薬「キムリア」は1回分で3,349万円 More ログイン