IntelのCPUの欠陥、米国政府より先に中国政府が把握していた可能性
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、Intelは自社製CPUがセキュリティー上の重大な欠陥を抱えていることを、米政府よりも先に中国企業を含む一部の顧客に問題を報告していたことが分かった。「Specter」と「Meltdown」が世間的に周知される以前に、中国政府が欠陥に関する情報を手にする可能性があったという。
セキュリティー企業レンディション・インフォセクのジェイク・ウィリアムズ社長によれば、中国の政府当局は企業間のやりとりを日常的に監視しているため、政府がIntelと中国企業側で交わされた会話について把握していたことは「ほぼ間違いない」としている。
Intel広報担当者は1月9日の発表前に説明を受けた企業名は明らかにしていないが、記事では半導体の欠陥を事前に知らされていた大手企業の中にはMicrosoftやAmazonに加えて、中国のレノボ・グループや英ARMホールディングスが含まれていた。中国のクラウド事業最大手の アリババグループも事前に知らされていたと同社に近い関係者は話しているという(ウォール・ストリート・ジャーナル、Engadget、Slashdot)。
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