Consumer Reportsの推奨スマートフォンランキング、iPhone Xは9位にとどまる
タレコミ by headless
headless 曰く、
Consumer Reportsは5日、iPhone Xのレビューを公開した(Consumer Reportsの記事、 Mac Rumorsの記事、 9to5Macの記事、 Neowinの記事)。
iPhone Xはカメラやディスプレイが高い評価を受けて推奨スマートフォントップ10入りを果たしたものの、ランキングは9位にとどまり、iPhone 8/8 Plusよりも低スコアだったという。原因となったのは耐久性とバッテリー持続時間だ。
Consumer ReportsではiPhone X発売直後、コンクリートの床にぶつかる方向を固定した落下テストで大きな問題は発生しなかったとする初期テスト結果を発表していた。しかし、今回は回転ボックスを使用した約76cmからの連続落下テストが追加され、これで大きなダメージを受けたようだ。テストに使用した3台のうち、1台は50回転までは問題なかったものの、100回転では背面のガラスがひどくひび割れている。あとの2台は50回転でディスプレイに異常が確認されたとのこと。
回転ボックスによるテスト結果の総合スコアに与える影響は小さいものの、このテストでダメージを受けなければiPhone 8/8 Plusを上回る程度だったという。ランキングで1~2位を占めるGalaxy S8/S8+も回転ボックスではディスプレイや背面ガラスにダメージを受けたそうだ。
バッテリー持続時間に関するテストでは、画面の明るさを100%に設定し、消費者による平均的な使用をシミュレートするようにプログラムされたロボットの指が端末を操作する。iPhone Xのバッテリー持続時間は19.5時間で、iPhone 8(19時間)よりは長かったもののiPhone 8 Plus(21時間)よりも短く、Galaxy S8/S8+の26時間には遠く及ばなかったとのこと。AppleはiPhone XのバッテリーがiPhone 7よりも最大2時間長持ちすると述べているが、Consumer ReportsのテストではiPhone 7のバッテリー持続時間は18.5時間だったとのことだ。
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