Google、Chromeでのシマンテック証明書の無効化を発表

あるAnonymous Coward 曰く、

以前からGoogleやMozillaなどのブラウザ開発企業は、シマンテックのPKI事業が業界標準に準拠しない証明書を多数発行しているとして認めない方針を示していた。シマンテックは認証局としては30％以上のシェアを持つ大手だが、GoogleはブラウザChromeでシマンテックの認証局が発行する証明書を段階的に失効させる方針。

DigiCertのシステムに移管される2017年12月1日以降は、旧シマンテックCAから発行された証明書はChromeでは信頼されないものとして扱われ、Chromeでは該当ページに警告やエラーが表示される。2018年4月17日に安定版がリリースされるバージョン66以降のChromeでは、2016年6月1日以前にシマンテックCAによって発行された証明書が無効化、2018年10月23日に安定版がリリースされる予定のChrome 70では、シマンテックCAが発行したすべての証明書は信頼できないものとして取り扱われる（GIGAZINE、DigiCert、Slashdot）。