GoogleのDo Evil：Googleを批判した研究者の追放

maia 曰く、

シンクタンクNew Americaのメンバーであるバリー・リン（Barry Lynn）氏が、Googleに24億ユーロ（約3000億円）の制裁を科すEUの決定（CNN）をたたえる文章を公開したことで、New Americaを解雇され、話題になっている（Gigazine、The New York Times）。リン氏はNew AmericaでIT企業の独占を批評する「Open Markets」と呼ばれるプロジェクトのDirectorだった。リン氏が記事を掲載した数時間後にはNew Americaの代表スローター氏から「Googleの関係者が記事に怒っている」という内容の電話を受け、2日後にはスローター氏のオフィスに呼ばれてOpen Marketsのチーム全員の解雇が告げられたという。ちなみにNew Americaは創設にあたってGoogleから2100万ドル以上を受け取っており、エリック・シュミット氏は2008年から2016年までNAFの会長であったという。