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シェアリング・エコノミーが直面する差別問題
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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民泊などのシェアリング・エコノミーが拡大を続ける昨今ではあるが、企業が運営する宿泊業や運送業と異なり、法律の縛りの緩い個人間を繋いだ結果として、深刻な差別問題に直面しているようである(BuzzFeed)。
例えば民泊仲介サイト「Airbnb」ではたびたび差別問題が発生しており、過去には黒人の学生が民泊の予約を申し込んだところ「俺はxxxは嫌いだ。別の場所を探せ」などと断られた件や、LGBTパレード参加のために申し込みをした男性が「LGBTの人はお断り。人類の敵は支持しません」なとと返された件などが報告されている。いずれの宿も現在はブロックされているが、その他にも黒人/白人の名前を使った他の条件が同じ架空アカウントでの調査では、白人が50%予約を取れたのに対して黒人は42%しか受け入れられなかったという調査結果も報告されている。こうした状況に対して、Airbnbに対する訴訟も起こされており、また「Innclusive」(宿+多様性受け入れ)や「Noirbnb」(黒いB&B)といった代替サービスも開始されている。Airbnbは9月8日に差別防止策を公開した。しかしこうした問題は民泊に留まらず、配車アプリ「Uber」等においても発生しているという。
こうした問題が頻発している原因として、いずれの企業も起業家達が総じて白人男性であり、自らが差別や嫌がらせを受けた経験を持たないことから、システムの問題点に気づかないのではないかという指摘も寄せられている。
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