15703236
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あるAnonymous Coward 曰く、
スマホゲーム「アリス・ギア・アイギス」で消火栓の前に机を設置したことによる不具合修正が行われた。
運営元のコロプラに修正の理由について聞いたところ、「お客様からご指摘を受け、改めてゲーム内世界観の設定や防火管理者の性格を考慮した結果、修正するのが適当と判断いたしましたので修正させていただきました」とのこと。
わざわざ消火栓を再現するのもどうかしているが、消火栓の前にモノを置くのはNGなので撤去するしかないのだろう。
このゲームは過去に里芋とイカの煮物を『芋煮』と呼称していたことで山形県出身のスタッフからもクレームが入りお詫びをしている。東北の芋煮は戦争なのである。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1911/15/news085.html
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15703253
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あるAnonymous Coward 曰く、
人気漫画『キャプテン翼』の作者の高橋陽一氏が
https://twitter.com/TsubasaPR/status/1537640758978629632
「FOOTBALL METAVERSE及びMANGAVERSEが発行するNFTはすべて違法なものです。『キャプテン翼』に関するNFTの権利は独占的に株式会社TSUBASAが管理しており、この両者は権利を有していません。『キャプテン翼』ファンの皆さん、このNFTは絶対に買わないよう、よろしくお願いいたします。」
とツイートし、FOOTBALL METAVERSEが不法に販売しているキャプテン翼のNFTアートを購入しないように呼び掛けている。
不法に販売されたNFTアートはキャプテン翼の登場人物「日向小次郎」が燃え上がるサッカーボールをドリブルしているもので、体に金属のパーツがつけられたもの(サッカーサイボーグのコラージュか)
『キャプテン翼』の版権を管理している株式会社TSUBASAの岩本義弘氏は
https://twitter.com/ganpapa/status/1537644606577594368
「このFOOTBALL METAVERSE社とは数ヵ月前からやりとりして、彼らの権利が違法なもの(詐欺)である旨伝えていたにもかかわらず、強行突破しようとしている」
「キャプテン翼のNFTを販売した実績をもとに、今後、世界中のサッカー選手のNFTを販売しようとしていること(キャプテン翼のNFTを買った人は、今後サッカー選手のNFTを優先的に買えると明言してます)」
「FOOTBALL METAVERSEはDiscord等で「エノキフィルムと中国のファンドから正式に〜」などと言い訳しているようですが、彼らとの打ち合わせで、『キャプテン翼』のNFTに関してエノキフィルムが一切の権利を保有していない旨、集英社からの授権証を見せて説明しています」
とツイート、FOOTBALL METAVERSE社は違法だと知りつつ販売していると批難している。
「NFTは儲かる」ということから詐欺師がNFTに集まっている状況だが、NFT詐欺は今後も続くのだろうか。事態の行く末が案じられる。
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15703596
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headless 曰く、
米カリフォルニア北部地区連邦地裁は 13 日、Apple が iTunes ギフトカード詐欺の片棒を担いでいると被害者が主張する裁判で、Apple による棄却申立の大部分を認める一方で一部の主張を有効と判断した
(9to5Mac の記事、
Courthouse News の記事、
裁判所文書: PDF)。
iTunes ギフトカード詐欺とは、詐欺師が支払い方法として iTunes ギフトカードのコードを要求するというもので、本件ではテクニカルサポート詐欺や送金詐欺に iTunes ギフトカードが使われている。訴訟は 2020 年 7 月に提起されたものだが、Apple の棄却申立により当初の訴状は棄却されている。原告は訴状を修正しており、Apple 側が再び棄却申立を行っていた。
Edward J. Davila 判事は第三者(詐欺師)の行為に対するAppleの責任や、Apple による詐欺行為への加担といった主張を棄却したが、Apple の不公正な商習慣や違法行為については適切な主張が行われていると判断している。また、コードの使用直後であれば全額を Apple が保持しているにもかかわらず、Apple が詐欺師への支払いを止めずに 30 % の手数料を得たことがカリフォルニア州刑法違反や横領にあたるという主張については、実際に Apple へ連絡した原告のみ主張の有効性を認めた。
15703598
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headless 曰く、
Morning Consult の調査によると米国で最も信頼されているブランドは Band-Aid で、信頼度は 57.73 だったそうだ
(ニュースリリース、
South China Morning Post の記事)。
調査は 3 月 3 日 ~ 4 月 3 日に行われたもので、信頼度は「とても信頼する」または「ある程度信頼する」と回答した人の割合から「あまり信頼しない」または「まったく信頼しない」と回答した人の割合を引いたものだ。つまり、回答者のおよそ 79 % が Band-Aid を (ある程度以上) 信頼すると回答したことになる。2 位 ~ 3 位も Lysol (55.54) と Clorox (55.26) という衛生関連製品のブランドが占め、以下は UPS (53.93) や CVS Pharmacy (53.21)、Visa (53.09) が続く。
報告書では経済規模の大きな 10 か国について最も信頼されているブランドもリストアップしている。日本では Toyota (44.57) が 1 位で、72 % 以上が信頼すると回答したようだ。特に信頼度が高いのはインドの Google (87.59) と中国の Alipay (84.82) で、いずれも 90 % 以上が信頼すると回答したことになる。
なお、カナダの 1 位はコーヒー・ドーナツチェーン Tim Hortons (52.25) だが、カナダのプライバシー保護当局は同社アプリが顧客の位置情報を追跡していたとして調査開始を 6 月 1 日に発表しており、現在の信頼度とは異なる可能性が高い。
15703604
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headless 曰く、
Mozilla は 14 日、Firefox の Total Cookie Protection デフォルト有効化を全世界でロールアウトすると発表した
(The Mozilla Blog の記事、
Neowin の記事、
Softpedia の記事、
Android Police の記事)。
Firefox 86 で利用可能になった Total Cookie Protection はサイトごとに独立した「クッキージャー」に cookie を格納し、クロスサイト cookie によるユーザー追跡からの保護を強化する仕組みだ。これにより、Firefox は Windows と Mac、Linux で利用可能な最もプライベートでセキュアなメジャーブラウザーになるという。Total Cookie Protection は既にプライベートブラウジングモードで有効化されており、通常ブラウジングモードでも Firefox の設定画面で「プライバシーとセキュリティ→強化型トラッキング防止機能」に「厳格」を選べば手動でも有効化できるが、今後は「標準」を選択した場合にも有効化されていくとのことだ
(Firefox ヘルプ)。
15703774
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15703790
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15703872
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15703937
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headless 曰く、
ドイツ連邦カルテル庁は 14 日、Apple がサードパーティアプリに課しているユーザートラッキングルールや AppTrackingTransparency フレームワークについて、競争法による調査開始を発表した
(プレスリリース、
Mac Rumors の記事、
9to5Mac の記事)。
具体的な調査理由は Apple が自社を優先したり、他社を妨害したりしている疑いがあるというものだ。iOS 14.5 / iPadOS 14.5 / tvOS 14.5 ではアプリがユーザートラッキングやデバイスの広告識別子へのアクセスを行う場合に AppTrackingTransparency フレームワークを通じた許可を得ることが必須となっている。
連邦カルテル庁のアンドレス・ムント長官はユーザーデータを慎重に扱い、ユーザーに選択権を与えるビジネスモデルを歓迎するとしつつ、そのルールは競争を促進するものである必要があると説明。Apple が他社に厳しい条件を課す一方で自社を除外していると疑うに十分な理由があるとのことだ。
15703942
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headless 曰く、
権利者に無断でスキャンした書籍を公開しているInternet Archiveを米国で複数の出版社が訴えている裁判で、原告被告双方が連邦地裁判事に略式判決を求める書状を送っている
(TorrentFreak の記事、
原告側の書状: PDF、
被告側の書状: PDF)。
Internet Archive の Open Library では所有する紙の書籍をスキャンして貸し出すサービスを行っている。同時貸し出しを制限する Controlled Digital Lending (CDL) という仕組みも導入しているが、COVID-19 パンデミック初期の 2020 年 3 月には閉鎖した図書館に代わって電子書籍を貸し出す National Emergency Library (NEL) として貸出数の制限を 12 週間にわたって解除した。Internet Archive 側はフェアユースを主張しているが、同年 6 月には著作権侵害としてアシェットやハーパーコリンズなどの大手出版社が提訴した。
今回 Internet Archive 側が判事に送った書状では、サービスが非営利であり、CDL により所有する紙の書籍の数に貸出数を制限していること、大半が出版から 5 年以上経過した書籍であること、貸し出しているのは正規に購入した書籍であり、出版社に損害を与えていないことなどを理由にフェアユースを主張している。また、2020 年春の状況を踏まえれば NEL もフェアユースであるとして、Open Library と NEL のフェアユースを認める略式判決を求めている。
一方、出版社側が判事に送った書状では、Internet Archive が 2019 年にオンライン最大の古本販売業者を買収して大量の書籍をフィリピンや中国に送って電子化するなど、産業規模で海賊版電子書籍を製造していると指摘。Google Books 判決では書籍の無断スキャンがフェアユースと判断されているが、電子書籍としての利用ではなく全文検索とスニペット表示に限ったことであり、電子書籍の形で出版する権利は著作権者にあると主張する。また、電子書籍化は変形的使用に当たらず、無料提供により購入する可能性が低くなるため著作物の価値を低下させることなどを挙げ、フェアユースにあたらないことを認める略式判決を求めている。
15703953
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あるAnonymous Coward 曰く、
エレコム株式会社が「顔」の図形の商標を出願したことがわかった。出願日は2022年6月9日付け。商品及び役務の区分は第9類で、USBアダプタや充電器、マウスなどの幅広いOAサプライが指定商品となっている(商標速報bot、商標出願2022-066025)。
2009年3月に同社の4ポートUSBハブで初めて採用されたこの図形は、その後も様々な同社製品に採用され「フェイス付き」「スマイル」などといった説明がされているが、エレコム社内では単に「顔」と呼ばれているという(ASCII.jp)。
文字通り同社の「顔」ともいえる図形だが、顔文字文化を知るネット民からは「(´・ω・`)」「 (◕‿‿◕)」など、どこかで見覚えがあるといった声も多いようだ。