Twitch公式ゲーミングチャンネル、BlizzConlineに出演したMetallicaの演奏をロイヤリティーフリー音楽に差し替える
BlizzardのオンラインイベントBlizzConlineに出演したロックバンドMetallicaの演奏をTwitch公式チャンネルtwitchgamingがロイヤリティーフリーの音楽に差し替えて配信したようだ(Billboardの記事、 Comic Bookの記事、 The Vergeの記事、 Mashableの記事)。
MetallicaはBlizzConline初日のオープニングセレモニーの最後に出演。TwitchのBlizzard公式チャンネルが公開している動画では元の演奏を聴くことができる。twitchgamingが現在公開しているオープニングセレモニーの動画はMetallicaの演奏開始前で切られているが、配信の一部をユーザーが切り出して共有できる「クリップ」として該当部分が多数公開されている。これによると、twitchgamingの配信分では演奏開始20秒後あたりで演奏がフェードアウトし、全く曲想の異なるBGM風の音楽に差し替えられている。その結果、ヘビーなギターリフで始まった「For Whom the Bell Tolls」は、アコーディオンとベルの牧歌的なサウンドに変わる(クリップ[1]、 [2]、 [3]、 [4]、 [5]、 [6]、 [7]、 [8])。
演奏と差し替えられているのは、Ecobelの「Toys in Space」とBlue Steelの「Courtside」、North Sphereの「Wide Open Spaces」で、いずれもロイヤリティーフリー音楽を提供する Epidemic Soundのライブラリーに含まれる。このような処理を行った理由についてTwitchは発表していないが、著作権侵害を避けるためとみられる。演奏開始前にはこの後の音楽演奏が著作権保護の対象となる旨のテロップも入っている。