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iPhone

プロセッサの表面を削って固有IDを読み取ればiPhoneのロックは解除できるという話 38

ストーリー by hylom
力技 部門より
headless 曰く、

先日、ジョン・マカフィー氏がRTのインタビューに対し、iPhoneのメモリー内に保存されているパスコードの場所を30分程度で特定できると答え、iPhoneについて何も知らないのではないかと批判された。これに対してマカフィー氏は、FBIがやろうとしていることについて、知識のない人の注目を集めるために作った話で、実際の方法はまた別にあると主張している(Daily Dotインタビュー音声Inverse)。

マカフィー氏はFBIが求めているのが1台のiPhoneのロック解除ではなく、どのiPhoneでもロック解除できるマスターキーだと主張。このことを視聴者に知らせるためにわかりやすい作り話をしたが、自分がiPhoneのロックを解除できるというのは嘘ではないと述べている。

なぜかマカフィー氏はDaily Dotの電話インタビューに対して本当の解除法を話したがらず、公表しないなら話してもいいと条件を出したが、インタビュアーが拒否。しかし、マカフィー氏はオフレコと誤解したようで、結局すべて話してしまった。

マカフィー氏が秘密にしたかった解除方法は、A6チップを開いて表面をレーザーで削っていき、UIDの焼き付けられた部分を露出させてUIDを読み取るというもの。UIDはパスコードと合わせて暗号化に使われているもので、UIDがわかればスーパーコンピューターなどを使用して総当たりでパスコードを試すことが可能となる。

この方法が事実かどうかは調べればわかることだとマカフィー氏も話している通り、2月にエドワード・スノーデン氏が説明していた内容だ。ただし、作業には特殊な機器が必要となり、失敗すればiPhoneのデータは読めなくなってしまう。なお、A7チップ以降ではUIDがSecure Enclaveに焼き付けられている(PDF)が、A6までのチップではあまりはっきりした情報がないようだ。

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  • 焼き付け? (スコア:4, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2016年03月11日 12時54分 (#2978877)
    ヒューズをレーザーでカットして記録するタイプなら顕微鏡を使えば読めると思うけど、
    最近はEEOROMとかに電気的に書き込むタイプが主流だからこれだと読みだすのはかなり難しいと思う。
    セキュリティ用チップだと、秘密鍵の格納領域のメモリセルの上部に検知用配線をメッシュ状に配して、
    うっかりそれに触れたら全消去シーケンスが走るようになってたりするものもある。
    アップルのチップがそこまでやってるかは知らないけど。
    • by Anonymous Coward on 2016年03月11日 19時02分 (#2979131)

      A6の場合、Samsung 32nmの最初期のICなので、EEPROMとかフラッシュ等の電荷で保持するタイプのメモリは無いはずです。
      Polyヒューズか、ゲート破壊かは分かりませんが、非可逆的なOTPメモリしか搭載していないでしょう。
      これらはパッケージの表面を削って、ダイを露出させ、X線検査を行えば読み取ることが出来ます。
      比較的簡単な解析なので、LSIテストの設備があるところなら、100万円ぐらいのオーダーで依頼できると思います。

      親コメント
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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