Apple、Security Update 2007-006とSafari 3 Beta Update 3.0.2をリリース

Appleが日本時間今朝、Mac OS X 10.3.9および10.4.9以降向けにSecurity Update 2007-006を公開した。ソフトウェア・アップデートでも配布されている。“About Security Update 2007-006”によれば、今回のアップデートで修正されるのはWebCoreとWebKitのそれぞれにあった計2件の脆弱性。前者にはクロスサイトリクエストのおそれが、後者にはアプリケーション終了または任意コード実行のおそれがあったという。

[追記] コメントで指摘されているように、Safari 3 Beta Update 3.0.2もリリースされている。こちらはMac OS X 10.4.9以降およびWindows XP/VistaでSafari 3 Betaをインストールしているユーザー向け。Security Update 2007-006の内容のほか、アドレスバー偽装およびクロスサイトスクリプティングの問題が修正されている。

Security Update 2007-006は以下の各版が用意されている。

• Security Update 2007-006 (10.3.9)
• Security Update 2007-006 (PPC) (10.4.9以降(PPC))
• Security Update 2007-006 (Universal) (10.4.9以降(Intel)および同サーバー版(Universal))

1 get!

[Anonymous Coward]

Safari 3 Betaをインストールしている場合は、ソフトウェア・アップデートではSecurity Update 2007-006に代わって、Safari 3 Beta Update 3.0.2が提示・インストールされるそうです。
http://lists.apple.com/archives/security-announce/2007/Jun/msg00004.html [apple.com]

Re:1 get!

[kaho (2741)]

アップデートされたWindows用Safari3 Betaだと日本語の表示もできますね．
ブックマークボタンでで落ちることもなくなっています．
これはSafari3.0.2で書き込んでいますが，テキストエリアに直接日本語で打ち込むことはできませんでした．
Safariは速くない，むしろ遅い [wired.com]というブログのエントリーも見かけたのですが，私が簡単に
試した範囲だとむしろGmailもGoogle CalendarもIE7 (on Vista)よりも速かったです．
深刻な問題点は着実に解決されているようですし，.Macとブックマークの同期ができるなら常用したいです．

--
kaho

Safari 3 Beta Update 3.0.2 (Re:1 get!)

[Acanthopanax (5019)]

情報ありがとうございます。記事に反映させました。

その他の情報として:

• Surfin' Safari: Safari Beta 3.0.2 Available for Mac and Windows [webkit.org]
• Apple: About the Safari Beta 3.0.2 for Mac OS X [apple.com]
• Apple: About the Safari Beta 3.0.2 for Windows [apple.com]