Mac OS Xのサポート・ポリシーに疑問 403
ストーリー by Acanthopanax
はっきりさせよう 部門より
はっきりさせよう 部門より
yourCat 曰く、 "Mac OS X v10.3 Pantherの発売から1ヶ月経とうとしている。Appleは、10.3で修正された脆弱性を公表している。ところが以前のバージョン用のSecurity Updateを提供しなかったことから、10.2.8以前ではこれら脆弱性を未だに抱えていることも同時に知らしめてしまった。プロプライエタリ・コードに由来する脆弱性もあり、Appleからパッチを提供されなければどうしようもない。Appleのこうした姿勢には当然、非難の声が上がった。これに対しAppleは「以前のバージョンでも、重要なセキュリティー・パッチは提供する」と説明、実際に10.2.8用にSecurity Update 2003-11-19を提供するなど、改善の兆しは見られる。それでもまだ修正されていない問題がいくつも残っている。
AppleはOSのサポート・ポリシーを公表しておらず、セキュリティー・パッチ提供を含めたサポート期間を明確にしていない。過去の実績を見ると、旧バージョンはなし崩し的にサポートが終わっているのが分かる。OS Xはほぼ年1回ペースでメジャー・アップデートを重ねてきたので、セキュリティー・サポートは実質リリースから1年余りときわめて短いことになる。"
今回の背景についての一考察 (スコア:5, 参考になる)
することが出来た。これは古き良き時代の話だ。
OS8、OS9の時代はネットからアップデートをダウンロードして
入手出来たし、OS9ではSoftware Update機能で自動化も進んだ。
しかし、これといって危険性のあるセキュリティーホールが存在
していたわけではないので、OSのアップデートにそれほど気を
使う必要も無かった。
OS Xが出た当初は動作が遅く、使い心地が実用的に感じる人も
少なかった。Beta期間を経てリリースされた完成版にも関わらず、
それはBeta版のようにも見えた。
OS X 10.1がリリースされた。人々はその速度の向上や安定性に
心から喜んだ。もっとも解決されていない問題はいくつか残って
いた。ハードウェア周りはサードパーティーにとっても悩みの種
だった。
10.2が登場し、殆どの作業に不満を感じることは無くなった。
多くの新しい機能の追加もユーザーを喜ばせた。ここにきてMac
OS Xは程よい完成度を誇ったことになる。
故に人々は10.3が出た時には、それほど急いでアップデートする
必要性を以前程には感じなくなっていたと推測することが出来る。
しかしながら、Unix系OSとなったOS Xには、以前よりも頻繁
セキュリティーアップデートが必要な状態になった。10.2から
10.3へのアップグレードの必要性を感じていなかったユーザー達
は、ここでAppleの対応に戸惑うこととなる。
つまり「サポートはちゃんとしてよ」と。
とりあえず、遅ればせながらもアップデートが出たことで、
今後Appleの旧ヴァージョンへ対するサポートの改善に繋がれば
良いと思っている。
というか、10.2.9なんてのを密かにアップデートとして期待して
いる人はいませんか?
There is no spoon.
Re:今回の背景についての一考察 (スコア:1)
特に、今回の様にセキュリティーホールを公表しておきながら、そのパッチを出さないというのはかなり問題がある。
誰しもアップグレードする訳ではないし、仕事で使っている場合、安定しているならアップグレード等はなるべく控える事も多い。
わずか1つ前の旧バージョンのサポートでも打ち切るなら、新規購入以外のヴァージョンアップの手段も作ってほしいところだ。
Re:今回の背景についての一考察 (スコア:2, すばらしい洞察)
同感。
この調子で行けば、.macを併用してAppleの最新のサービスを受けようとするなら、OSのアップデートとともに、.macの更新を合わせて毎年2~3万円ほどの出費を強いられることとなる。
これはきつい。あんまりだ。
せめて.mac利用者には、なんらかの優遇処置(OSアップグレードには.macの割引、or .macの更新にはOSアップグレードの割引)を設けて欲しいものだ。
それとアップデートといっても、バグFixとセキュリティアップデートと機能追加を分けて考える必要があるが、旧バージョンのサポートには、最低5年はセキュリティアップデートを保証して欲しい。
ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:5, すばらしい洞察)
例えば「旧バージョンは3年間サポートします」ならそれでいいし、
「1年間しかサポートしません」ならそれでもいい。
そこらへんを白黒付けてくれれば、ユーザーの悩みも消えるだろう。
「旧バージョンは全くサポートしません」ってのも、立派なポリシーだと思う。
そうならそうとはっきり言えばいいだけの話。(ユーザーが納得するかどうかは別として)
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1)
でも、マックのOSって、そんなに違うのかな?たとえば、Panther用のパッチでもJaguarに通用するように出来ないのかな?
もちろん、「PantherはJaguarのこういう問題点を治しました。」だったらお手上げだけどね、表題の一部に書かれているように。
OSの信頼性を新しい「機能」として売るのはやはり疑問。Jaguarはかなり安定していて使い勝手の良いOSなんだから、ExposeとかFUS機能をPantherとして売るのはわかるけど、信頼性に関したパッチをちゃんと出すのは良心的というよりも当たり前のことだと思う。
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1)
それにしても、配布開始から1年も経たないうちに10.2向けJaguarの開発中止は無いよなぁ…
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1)
サポート期間が公にされてなかったとは知りませんでした。
どれぐらいサポート期間があればみんなは納得できるのだろうか?
自分としては、最終製品出荷後5年なんですけど・・・無理?
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:2, すばらしい洞察)
Appleが好きなら、悪いことは悪いと言ってあげようや。
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1, 参考になる)
Microsoft Windows
ビジネス用: メインストリーム 5 年 + 延長 2 年
コンシューマ用: メインストリーム 5 年
Red Hat Linux
Enterprise Linux は 5 年、そうじゃないもの(※)は 1 年 (※既に死亡)
Turbolinux
原則として、最新世代と 1 つ前の世代をサポート。ある世代のサポート期間は約 3 年。
Apple Mac OS X
期間なし (1つ前のバージョンの重大な脆弱性のみ対応)
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1)
まぁ、でもSRPM取り寄せてコンパイルを自前でするだけでインストールできそうな予感。
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1, 興味深い)
FreeBSDのポリシーは、ここにあった。
http://www.FreeBSD.org/ja/security/index.html
公式に保証されているバージョンより古いやつについては、
気分や状況次第だろうね。大口ユーザがまだ使っている
バージョンは、公式には対象外でもセキュリティ修正を
提供するかもしれない。
VineもDebianも、なにがしかあるはず。potatoの打ち切りの
アナウンスは見た覚えがあるし。
(俺は使ってないからうろ覚えだが)
少なくとも、サポート終了前には予告のアナウンスがあるだろう。
新しいバージョンのリリースノートに古いバージョンの
サポート期限について書く場合もあるしね。OpenBSDとか。
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1)
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1, 興味深い)
Mac OS X が出てから、Appleは広い分野の企業への浸透を目指しているように見えます。でも長年「個人ユーザ」(たとえ相手が企業でも、使っているのは「クリエイティブ」なユーザが多かったので、一般の企業とはちょっと感覚が違っていたと思います)を相手にしてきたせいなのか、そういう分野でベンダーに何が求められているのか本当には分かっていない、ということなんでしょうか。
また、Windowsのウィルスやセキュリティホールが大きく報道され、また実際に被害も出て、エンドユーザの多くも「セキュリティって大事だね」という認識を持つようになった、という時代の流れもちゃんとは認識していないように見えてしまいます。
そうですよね。その方針が受け入れられないと思えば、購入しないという判断をすればいいわけですから。
実際のところ、サポートが1年では、どうしてもMacでなければいけない事情がなければどの企業も購入はしないでしょう。Appleが得意としてきた教育市場でも、こんな状態では厳しいでしょうね。学校なんて、そんな潤沢に予算があるわけじゃないんですから。
私はMacintoshには愛着があるので、現在のコンピュータに求められる品質には、(明確かつ納得のいく)サポートポリシーも含まれているのだ、ということをAppleに認識してもらいたいです。
こんなことで信用を失って消えて行ったりしないで下さい、マジでお願いします>Apple
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1)
みたいな話は出ていないと思うんですが。
もし、あなたがそう思い込んでいるなら、あなたこそ
Mac市場への偏見があるのではないでしょうか。
(昔、「OHGAI」でないと原稿が書けない、
という作家さんの話を聞いた事があるなぁ)
私は無知なので世間一般で「クリエイティブ」と呼ばれて
いる仕事があまり思い付きませんが、プログラマやSEも
そうなのかな。
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1)
Officeでデータ作成する会社にMacしかなかったら不安
がられると思いますが、それと同じ事だと思います。
(OfficeのMac版はありますが、Windows版と完全に
レイアウトの互換性を保証するのは難しいでしょう)
例に挙げられた業界は、例えばWindowsだけでは完結できない
程度に未成熟なのでしょう。
ただ、仕事道具が手になじむかというのも、創造的な仕事を
する人にとっては重要なポイントだと思われますし、その点で
(手になじまない環境に対して)偏見がある事は想像に難くないです。
Re:ポリシーをはっきりするだけでいいのよ。 (スコア:1)
念のために言っておきますが、アレ(自作自演?)では、ありません。
元発言者より。
お金で解決 (スコア:2, おもしろおかしい)
10.3が発売されたのに10.2についてうだうだいう奴は、一部のWinユーザ
みたいで反吐が出そう。
(一部ってのは「Macは金がかかる」なんていう奴のこと)
仕事で使っている奴はトータルコスト考えた上でMac使ってんだろうから、
やっぱバージョンアップしろ!! それがいやならMacヤメレ。
Apple社だって頭を下げてまで「Mac使ってくれ」といってる訳ではなかろう?
(営業トークくらいはするとは思うが)
Re:お金で解決 (スコア:1, 興味深い)
UNIXの信頼性は単にカーネルの信頼性って言うだけじゃなくて
SunやIBMやDECが行ってきた脆弱性に対する責任あるパッチ提供も含めてこその信頼性でしょ。
今や青色吐息のSGIですらパッチ提供はよほどきちんとしたもんですよ。
もしも、「面倒なことは「お金で解決」するのがマカーとしてのたしなみだろ? 」と
Appleが言ってくるならユーザ舐め過ぎ。
しかし今回の対応なんかはそれを裏付けてるようなもんで何とも。
もうちょい真摯な対応しようぜ>Apple
論点をリセットしたい (スコア:2, すばらしい洞察)
セキュリティが最重要となっているご時世に、1年前に発売したOSのセキュリティ・アップデートをいつまで実施するか明言しない、というAppleの姿勢は、不誠実としかいえません。
もし、誰かが10.1や10.2を標的にしたウイルスやワームをばらまいて、それが規模の大きいネットワーク障害を引き起こしたときの社会的責任を、Appleは果たして考慮しているのでしょうか?
継続的なサポートができないなら、毎年のOSのメジャーアップデートなんてやるべきではないし、それでもメジャーアップデートを続けるなら、旧バージョンからのアップデートパスを無償、もしく実費のみで提供するべきでしょう。
#そのうち10.1や10.2のユーザーが集団訴訟を起こしたりして。
[tomoyu-n]
Re:論点をリセットしたい (スコア:1)
>社会的責任は、「社会的責任は負わなくていい」というライセンスの条項の一つで
>"社会的"もしくは"法的"に保護されているのに、それに対し言及するのは野暮だ という意味です。
果たしてそうでしょうか? 社会で活動する限り、社会に対する道義的責任は必ず問われます。
たとえ法律に抵触しなくて、社会の声が責任を問えば、それは「評判」という形で企業に対して責任を問わせることができます。企業にとって、イメージダウンは大きなダメージです。
それに『「社会的責任は負わなくていい」というライセンスの条項』って、本当に法律的に万全なんですか?
#僕は長年のMacユーザーとして、この問題をアップルが早くクリアしてほしいです。
#でないと、人にMacを勧められない。
[tomoyu-n]
昔話をさせてください (スコア:2, 興味深い)
でも私は漢字トーク7.1で満足していましたし、7.5の機能が欲しければなんとかして買ったと思うんですよ。
現在私はWindowsユーザーです。ネットワーク環境が当たり前になった今パーソナルのOSに対して求められるものが当時と変わっているのもわかります。だからサポートポリシーの公表も同時に求められるのでしょう。
しかし!だからといってコストパフォーマンスが悪いとか、ほかのOSと比較できるものじゃないんです!それがMacなんです!
"ものを愛するってのはね・・・相手が何かを返してくれる・・・みかえり求めてするもんじゃあないんですよ!わかってほしいなあ!!"
島本和彦著「炎のニンジャマン」より
#そのカラクラ2が唯一購入・所有しているMacなのに信者だからID
結局 (スコア:2, すばらしい洞察)
それまでは、[サポートポリシーすらまともに表明できないクソ会社]という扱いをする、以外無い。
実質がどうとか今回のは出ましたとか、そういうのは何の役にも立たない。この先どうだかが分からんのだから。
比較とか何とか以前だよ。無いんだから。
Mac OS X のポリシーに疑問は山々だが (スコア:2)
サポートポリシーという、単なる紙切れの上の文言さえ御立派
ならば、お盆休み明けのあの惨状は大目に見てあげよう、とい
うことだろうか?
Mac OS X との比較対象は、だいたい RHEL じゃないのか?
望ましいサポート状況 (スコア:2, すばらしい洞察)
継続的サポートのためにはアップデートが必要、なら、それはそれで別に構わないのだけど、下位互換性が確実に保証されるわけでは全くないのだから、最低でも「移行期間」を用意してくれないと困ります。
「最新 OS と、2 世代前までの OS を保守します」と言って頂けるとかなり楽ですが、最低でも「最新 OS と、そのひとつ前の OS を最新 OS 登場から 1 年間、保守します」程度は言って頂きたいなあ。
脆弱性っていうけれど (スコア:1, すばらしい洞察)
製品として完成してないんだからパッチの提供くらい当たり前っしょ。
*その点は*Microsoftのほうが偉い。いまだにWin98SEをターゲットとしたFix出るし。
さすがに10年も前の製品を対象としたパッチを出せとは言わないけれど、消費者の感覚からすれば
電器製品とかと同様に8年間くらいは修理義務を負ってほしいなぁ。
Re:脆弱性っていうけれど (スコア:1)
信頼性ってのはこういう所からも積み上がっていくものでしょうし。
10.3が出なかったら (スコア:1)
10.3が出たときは10.2系のパッチは提供しないといいつつ、苦情を受けて出すことにして、10.3発表から1ヶ月もかかってようやく提供なわけで。しかも、これらのセキュリティホールが発見されたのって、この1年間のうちの、10.3の開発が終わる前なわけです。Apple内部で発覚してからずっと内緒にされていたンです。セキリティポリシーとして、そもそも対応する気が全くなかったんですね。
顧客の声が大きかったから今回は遅ればせながら対応しましたけど、まぁ昔からそういう会社ですよね。才能は認めるけど人の話なかなか聞かない、付き合いづらい奴という感じで。
Re:10.3 を無料アップデートに (スコア:1)
動作検証に数十万~数百万かかる場合もあるんですよ・・・
セキュリティパッチも動作検証は必要ですが
影響範囲が小さいはずなので、検証は楽になります
Re:10.3 を無料アップデートに (スコア:1)
exposeでもウィンドウを500個とか立ち上げてから使うと
それだけでカーネルごとフリーズする場合があります。
強制終了も効きゃしない。sshでログインもできない。
そういえば10.2.8はいろいろ障害報告あがってたね。
幸いうちは問題なかったけれど。
10.2.xのどれかでNetinfoとNISの扱いがかわったよね。
マイナーアップデートで仕様変更すんなっつーの。Windowsじゃないんだから。
NISをつかってOS X以外のUNIXとも共用してたので予定外の時間がかかったっての。
セキュリティアップデートだけでいい場合もあるんだよ。
# それも愛。もしくは業。
Re:10.3 を無料アップデートに (スコア:1)
Linux 2.4もリリースされたとたんに2.2系がメンテ終了ってことはないでしょ?
私は2.4がでた後もパッチレベルが15を超えるまでは移行しませんでしたよ。
別にそれでもカーネルは2.2系で安定動作に事欠かなかったし。
あ、ごめんでもやっぱVM入れ替え事件はあり得ない。
Re:10.3 を無料アップデートに (スコア:1)
#ていうか、昔のAppleはそう考えていたように思うのだけれど。
そうすると、今度は逆にハードを更新させるためにOSのアップデートによる古いマシンの切り捨てがどんどん進んでしまうかな?
Re:え、無料じゃないの? (スコア:1)
それより問題はセキュリティアップデートと新機能を抱き合わせでしか提供しない事なんですよ。
今の環境が安定してる場合はマイナーアップデートのみの方がうれしい場合だってありますし。。。
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1, 興味深い)
迷惑過ぎる。
すぐに旧OSユーザを切り捨てるAppleのやりかたに
納得がいかない、旧Macゆーざー。
いまはWin&LInuxユーザですが、
使い易さはともかく、こっちの方が長期間使うには
信頼できます。Linuxは自力でとうにかなるし。
Re:無知なのか故意に荒らしたいのか? (スコア:2, 興味深い)
それでもやっぱり、リリースから五年(業務使用向けはさらに最低 +2 年) patch を出しますと明言してそれなりにマンパワーを割いてる Microsoft と、一年前の OS のサポートがどうなってるのかすら分からない Apple じゃ比較にもならんよ。
これだけでお仕事で買うべきでない理由のひとつにはできる。そもそもいまどき Macintosh を業務向けで買う状況がどれくらいあるか、というのは置いとくとしても。
Microsoft もサポート期間が短すぎるとか fix が遅いとかいわれ続けてようやく現状にまでなったんで、Apple もずっとこのままにはしないだろうと期待はする。
Re:無知なのか故意に荒らしたいのか? (スコア:1, 興味深い)
利益にはならない(信用には繋がる)ので
MSなりAppleが自分らで見付けて重大と判断するか、屁でもない程度の修正しか基本的にはしません。
実際、公開されたbugが全てかといえばそうではなく
環境や相性によってしか再現しないbugは修正しないで残される といったことはままあります。
それを悪だと言ってしまっては企業製品は使えなくなってしまうので折合いが必要です。相手はお仕事で費用と人を割いてやりたくもない仕事やってるわけですから、金払ったからといって何でもかんでもこっちの思い通りになるものでもありません。
仮にユーザの声を聞いて、何から何まで面倒見たとしたら世界でも有数の大企業のMSといえども長くはもちません。
それは規模が大きくなればなるほど負担が増えるわけです。
ただ、MSはよくやっていると思います。Windows程の規模のソフトであればかなりの数の潜在的なバグが含まれていて当然であってそれの面倒をみる事は、MSにとってかなりの労力であるはずです。はっきりいってbug fixは金になりません。
基幹業務やサーバ市場を捨てて、一般ユーザのみに搾り、そして上手いこと騙しながら商品垂れ流してしまうということも出来てしまいます。ですが、それをせずに面倒みてるというのは評価に値します。
#世の中にはMSよりも悪質なソフトハウスはいくらでもあるのです
#むしろMSは企業としては、かなり良心的であると思います
さんざん悪く言われるMSですが、MSなりにかつてとは比較にならないほど真面目にbug fixしています。全てに対応しているわけではありませんが企業的な努力としては、非常に評価できます。
Appleも企業として、きちんと努力しなければいくら素晴しい製品を作ったところで、報われることはないでしょう。
Re:無知なのか故意に荒らしたいのか? (スコア:1)
で、それなりにやってみせる体力もある。
方向性としても実際出てきたものとしても評価できるという話には同意。
Re:無知なのか故意に荒らしたいのか? (スコア:1, 興味深い)
>> LinuxやWindowsが相互に互換性があるとでもいいたいの?
そんなふうにかいたつもりはまったくありませんが。
単に、サポート時間の長さの問題です。
Linuxは自力でなんとかできるから、サポートは別に要らないし
(それに必要な情報(OSのソースコードまで)は自分でパッチを
当てたりすることもできる。そもそもバージョンアップが無料)
Windowsは、いまだにWinMEをWindowsUpdateで
サポートしてくれますし。Win95のころに使っていた
デバイス(プリンタとか)は、マシンが変わっても普通に使えます。
USBも旧来のシリアルポートもサポートしてます。
Appleは、OSX出てからというもの、OS9系をすぐに
切り捨ててショックでした。
マシンを買い替えるにしても、iMac以降旧来のデバイス
(レガシーデバイス)も使えなくなりましたし。
もっと段階を踏むことはできなかったのだろうか、、と思います。
Appleが唯一うまくやった移行って、m68kからPPCへの
移行だけだと思う。あれはユーザにほとんど意識させず
FATアプリケーションとしての配布によって
大抵のアプリは68kで動かすことができて幸せでした。
OS8も動いたし、、、
>> OSXも大抵は自力でなんとかできる
Appleはハードの互換性も保証すべきではないかと。
ハードを売ってるのが別のメーカだったらともかく。
ポートがなくなったせいで、タブレットもプリンタも、
わざわざUSB変換コネクタを買わないと使えなくなりました。
セキュリティホールがあるのを問題にしてるわけではなく、
製品としてのサポート時間の問題です。Appleは
それが短すぎる、といいたいのです。
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1)
それは優秀なワームが蔓延したからであって、その数故にワームの蔓延しにくいMacOSと優劣を比較するのは無理があると思うのですが。
>マックの完成度はOSごとによくなっているようなので、しょうがないでしょう
98MEを除けばWindowsだって概ね良くなっていると思いますが。
完成度がよくなると、セキュリティパッチの発行が遅れてもしょうがないんですか?
>Windowsは昔から基本的におかしいようなので、一番最近のOSを侵すウイルスはずっと前のOSまで侵す
一番最近のOSに感染するウィルスが旧バージョンに感染すると「おかしい」のですか?
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1, 興味深い)
毎月いやというほどパッチが出され、しかも手間ひまのかかる問題が多く、それでいて社長が「ユーザーがパッチをしっかりしていれば問題にはならなかった。」などと言っている会社の製品に比べ、根本的にOSを書き直し、出来るだけ感染しにくい製品を出している会社を比べどちらが優秀かなんてことがそもそも間違っていると思うのですが。もちろんマックにも問題はあります、でも前のコメントはWindowsに比べれて遥かに恵まれた環境にあると思われるMacではないでしょうか、と思ったまでです。
>完成度がよくなると、セキュリティパッチの発行が遅れてもしょうがないんですか?
いえ、完成度が高くなってきているので、お金をかけて、アップグレードするのはしょうがないと思ったのですが。まあ、だんだん完成度が高くなっているので毎年アップグレードするのは無駄になってくるでしょうが。そういう意味では、やはり前OSのサポートもさぼってはいけないのは当然です。
>一番最近のOSに感染するウィルスが旧バージョンに感染すると「おかしい」のですか?
これもちょっと的外れですね。Windowsは根本的にウイルスにかかりやすいようなので、いくら新しいOSにしても感染しやすいと思うんです。MacもUNIX系のウィルスにかかる可能性はある訳ですが、Firewallなしにインターネットにつないだら1分もたたずに感染されることもあるWindowsに比べたらまだまだパッチの必要度が桁違いだと思います。もちろん、「Windowsよりはまだましだ」なんて比較をしていたらひどいことになるのは目に見えていますけどね。
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1)
>OS を問わず当たり前。
そうです、OSを問わずに当たり前というのはごもっともです。しかし、あまりコンピューター通ではなく、Windows以外ほかにどんなOSがあるのかも知らないような初心者ユーザーが多いことを知りながら責任を押し付けるようなことはやめてほしい。PC市場の一番の会社なのだから、お金を儲けた分だけもう少し責任を持った行動をしてほしい。ただ、パッチは出しました、あとはシラン、ではだめなのです。パッチとは何であるのかも知らない人たちでもWindowsを使う時代なのですから。それともそういう人たちはコンピューターなんて使う権利はない、とでも思いますか?
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1)
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1)
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1)
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1)
かなり手をかけていると思いますが、これ以上どのように責任を取れと?
ていうか責任って何?
他人に迷惑をかける、自分の身を守れない人はPCを使えないように
PCの免許制を主張してみるとか? 結局OSやPCがどう発展しても
使う人間が使い方を理解していなければ、事故や問題はなくならないだろうし、
今は免許が必要で当たり前の車だって、大昔は免許制でなかった時代もあったはず。
10年、20年で考えれば、そうおかしくないかも?
免許取得は10歳から。ワーム感染で減点1点 罰金5000円。
ポートスキャンで免停、クラックで通信刑務所で懲役6ヶ月
お子様と免許を持ってない方は閲覧専用端末。
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1)
#まぁ、パッチ発行の遅れてるんだか、逃げてるんだかわからんセキュリティホールも色々あるが。
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1)
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1)
ベータ期間をそれなりに長くとってあらかじめちゃんとテストすれば
余計な批判もパッチの量も減らせる予感。
さらにそれでユーザの怒りの臨界点マジックナンバーを下回る予感。
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:1, おもしろおかしい)
macに敵うOSはないっす。
MSは、DOSから現状まで、血が繋がってます。
DOS->3.1->95->98->SE->ME->2000->XPとバージョンアップ毎に
レガシーな部分(主にDOS)は消えていきましたが、基本的には
同じ系統の物です。
#NT系列も同じ事です。
Macはといえば、OS 9でAppleの管理能力の限界を超えて破棄されました。
エンバグで悩み、保守も管理もAppleの手におえない状況でした。
#バージョンアップを重ねるたびに不安定になるOSなんてものは旧MacとWindowsの一部のバージョンだけでした
#アップデート版に限らず新製品でも同じこと
OS Xは、これまでMacとは全くの別物です。同じなのはMacという名前だけ。
「もう管理できせーん。ポイっとねー」
「よっしゃこんどはFreeBSDベースにしてマイクロカーネルにして作っちゃおーわーいシコシコシコー」
末路はわかるでしょ。
Appleで出してる、細かいアプリの出来は良いんですけど
彼等にOSを作成 管理 保守するだけの能力があるか疑問です。
Linusを勧誘してオープンソースのマンパワーにあやかろうと必死になってみたり、自らの技術力の無さを露呈しすぎです。
それでも高い金だして買いましたけどねG5。
そのうちG5でLinuxがまともに動くようになれば速攻で移行しますが。
Re:荒らすつもりではないんですけど (スコア:2, 参考になる)
実際には実用を考えると、そういったコストの高いことはしない
マイクロカーネルと言いつつも、モノリシックよりも一層モノリシッククサい仕様になってることはままある。
モノリスなkernelはメモリ管理 スケージューリング ハード管理 ネットワーク周りの管理がkernelの仕事。
マイクロカーネルはその限りではない。
#といっても、より細分化されて、必ずしも内在させる必要性がなく保守性 可搬性に優れる といった程度しかわかってない。smalltalk的なイメージが強いが間違ってるかな?メッセージングとか。
WindowsもOS Xもマイクロカーネルだが
主要な物はkernel組み込み。
#じゃないとパフォーマンス悪い
もしくは、kernelプロセス化してる。
#理由は同上
とくにMach由来なものは、まぎれもなくマイクロカーネルであるが(定義ではね)
その実装はマイクロカーネルとは言い難し。
まあパフォーマンスを考えてくれてるんだから、それ文句言おうとはおもわないな、理想主義なOS研究家でもないし。
ぶっちゃけ、実用を考えると本来あるべきMachの姿では
現状においてパフォーマンスがいまいち。
#ハードでごり押してもいいだろうけど、非効率は非効率だわな
大見得きってマイクロカーネルですって言い切れるのは
MinixとGnu Hurdくらいかな(あとはNeXT?)
Beもそうかな?
#Beの描画周りもkernel組み込みだっけ?
それはつまり (スコア:1)
こういうこと [webdos.net]ですね?(違
And now for something completely different...