Mac OS XネイティブのQCad 25
ストーリー by Acanthopanax
Qtで移植 部門より
Qtで移植 部門より
koba-chan 曰く、 "Mac OS XでUnix系アプリケーションが動くようになり、GPLなCADソフトQCadをX11 Serverで動かしている方も少しずつ増えてきていますが、今回はQCad for MacOSX (native) がQCad.org(日本語版)からリリースされました(ダウンロードページ)。
QCadは、CD BootなKNOPPIXにも組みこまれています。これまでMacintoshユーザーは厳選された良質なソフト群に囲まれているとはいえ、選択肢が少なかったので、その点からも歓迎されるニュースだと思います。
CAD と言えば高嶺の花でしたが、一気にOffice SuitesなソフトになるかもしれないQCadです。"
[Update: 2003-07-09] 現在のバージョンでは、Qt/Macのインストールが必要なくなった。コメント#352872を参照。
インストール手順、進行中 (スコア:1)
Linux アプリでよくあるパターンですが、件の BBS でインストール手順の情報交換をはじめています。
詳細な手順は書かれていませんが、前述の PDF をベースにした日本語版 [tok2.com]
Qt/Mac の ./configure のイケてるログ [tok2.com]
Qt/Mac の make のエラーログ [tok2.com]
以上、途中経過でしたー
インストールしてみました (スコア:1)
QCadのインストールというよりは、Qt/Macのコンパイルに対する割合が多かったです。
まず、Qt/Macではまったところですが、環境変数の指定で、
setenv DYLD_LIBRARY_PATH $QTDIR/lib:$DYLD_LIBRARY_PATH
となっていますが、もともと自分の環境ではDYLD_LIBRARY_PATHは定義されていないらしいので、次のように設定しました。
setenv DYLD_LIBRARY_PATH $QTDIR/lib
#あと、もちろんこのあと source .csh
次に、Qt/Macはconfigureしたあとにフォルダの名前を変えたらコンパイル出来ないようで、ちゃんとインストールしたいところをきめて、configure,makeしないといけないようでした。
QCadのインストールは問題なくできました。ただし、実行にはやはりQCadの中にあるContents/MacOS/QCadを実行する事によって利用できました。
こちらのマシン環境は、
PowerBook G4(400MHz メモリ768)
Mac OS X バージョン 10.2.6
iTerm 0.7.6
finkは利用していますが、Qtはインストールしていませんでした。
ちなみに仕事ではCADAMを利用していて、そろそろ3DのCADを利用としていますが、CADAMのデータをDXFに変換してさらに別のアプリケーションで利用したい(ドローとしてののデータを保持したい)ときにQCadを活用できたらいいな、っておもっています。
使ってみた (スコア:1)
fluist [srad.jp]さんの書き込みの通り文字の入力が出来ない点もそうですが、寸法を出そうとしてもそもそも文字が出てきません。
日本語のマニュアルのサイト [qcad.org]に書いてある場所をみてみてもフォントはインストールされておらず、また、QCad.app内をみてもそれらしきものは無いのでおそらく忘れちゃったのかな?
フォントだけは用意してないようなので、ソースなどからとってくる必要があるのかもしれません。
Re:使ってみた (スコア:1)
小林義宗のVirtual Office [geocities.co.jp]というサイトで、日本語フォントが配付されています。
3行目のメッセージから推測してソースからmessageフォルダをQCadの実行ファイルがおいてある場所に移動して、オプションの設定から日本語に指示したところ簡単に日本語化されたメニューバーに変りました。これにはちょっとびっくりです。Japanese,Japanese2というフォントがあり、Japaneseの方を選ぶと寸法の数字と平仮名と漢字の一部を表示する事ができました。また、配付されているREADMEはDXFですが、QCadで見る事ができませんでした。
ちなみにTextEditで開いても文字化けしているので中身を理解する事は出来ませんでした。以下のメッセージがQCadを実行しているときに出力されるメッセージですが、READMEのDXFファイルを開いたときに出力されるメッセージは3行目以降のCannotで始まる文です。
QCadのソースにもフォントがたくさんあるようなので、それらを$HOME/.qcad/font以下にぶち込むといいかもしれません。
本当はマニュアルにあるように/usr/share/qtや/usr/local/qtの場所に置くべきなんでしょうが、そもそもそこにディレクトリがないことやMac OS Xのアプリとしての流儀に習うとしたら、他の方法(/Library以下?)がいいのかな?
このコメントを書いている途中に気がついてごちゃごちゃになってますが、Qt、QCadのインストールからもう少し手を加える事によってさらに使いやすい環境になるようです。また、QCadの日本語訳サイト [plala.jp]や先の小林さんのサイトが非常に有益で参考になりました。
ダブルクリックで起動する方法 (スコア:1)
QCad for MacOSX native in Japanese (スコア:1)
感謝!
ScreenShot [tok2.com]
このあとは、font の設定、How to, Usage に突入です。
QCad-1.5.4-1.dmgリリース (スコア:1)
QCad-1.5.4-1.dmg [sourceforge.net]がリリースされています。インストール前にQtを前もってインストールする必要もなく、ダブルクリックで起動する事が出来ました。
Qtを前もってインストールしなくてもいいのがすごく便利な気がします。ずーっとコンパイルしないといけないし、コンパイル後のフォルダの容量が955MBもあってびっくりしました。
気がついた点としては、
前のリリースよりは手のかからないリリースになっていますが、日本語のメッセージが出せたのに新しいのでは出せなくなったのがちょっと残念ですね。それを我慢すればレスポンスあがってるし簡単に起動するし便利になっています。
Re:QCad-1.5.4-1.dmgリリース (スコア:1)
不足分のファイルのダウンロードも可能です。
[ QCad Manual 準備室 ] 各種フォルダー・ファイルの配置 [tok2.com]
QCad for MacOSX (native) is Ready to USE ! (スコア:1)
「QCad for MacOSX(native)が完成と言えるレベルに入ったらしい」とのことです。
Re:QCad for MacOSX (native) is Ready to USE ! (スコア:1)
何だかちゃんと動くようになったみたいで、よかったです。オープンソースの利点を見た気がします。
Re:QCad for MacOSX (native) is Ready to USE ! (スコア:1)
利点もさることながら、その開発の早さ、対応の早さ、ユーザーの応答の早さ、等々に驚きを感じています・・・というか、それが利点なのか。(^^;
かれこれ二年越しで開発が進んでいる QCad II の対応 OS にも MacOS X が加わり ( MS-Windows は記載なし )、ここ当分は目の離せない CAD です。
性能的には、たしか現行のQCad は、AutoCAD 2000 生成の DXF の読み込みは OK と QCad.org に書かれていました。
Re:QCad for MacOSX (native) is Ready to USE ! (スコア:1)
この部分を削除するか、Qt/Macを前もってインストールしなくても良くなった等の追記してもらうといいような。
Re:QCad for MacOSX (native) is Ready to USE ! (スコア:1)
本文を修正しました。ご指摘感謝。
Re:QCad for MacOSX (native) is Ready to USE ! (スコア:1)
statically linked, no Qt required と明記されました。
これにより、これまで話題に上った Qt のインストールや make の操作が不要という至って分かりやすい、インストールしやすいものに仕上がった模様です。
現在でも日本語の入出力は可能ですが、現行の他 OS バージョンと同じように日本語フォントファイルが使えるように情報交換を始めています。
スクリーンショットはこちら [tok2.com]
本家でもようやく (スコア:1)
GPL-Licensed QCAD Ported To Mac OS X [slashdot.org]
取り急ぎ現時点の機械翻訳による日本語版 [tok2.com]
本家ストーリー (スコア:1)
本家でもストーリーになりました。
GPL-Licensed QCAD Ported To Mac OS X [slashdot.org]
日本語フォントの個数制限 (スコア:1)
# 提供者が言うのだから間違いない。
現在、入手可能な最新日本語フォントは第一第二水準漢字を網羅。ベースは東風フォントファミリー内のビットマップ・フォント12ドット=実体は Naga フォントをストロークフォント化してある。
今回の MacOSX 版の日本語フォントの内部的な文字数制限は 2,048 個。他 OS 版の文字数制限は 4,096 個。
今しばらくは、不自由あるも、次期マイナーバージョンアップではクリアーする可能性あり。
Qt/Mac (スコア:0)
以上。
Re:Qt/Mac (スコア:1)
それって、タレコミ文の
>Qt/Macをインストールして、コマンドを1行、ターミナルから実行する必要がある
ってことですか?
「新しもの好きのダウンロ~ド」から飛んで、Safariで落として、インストーラが勝手に起動して、そのままインストールしちゃうと、わかんないっすねえ。インストールの説明(PDF)、よく見ないとだめだな>自分。
以前業務でMiniCAD(現VectorWorks)使ってましたけど、最近は低価格のCADだとDraftingCAD [infinisys.co.jp]
くらいしかない(と思う)状況。まあ、イラストレーターをCAD代わりにしてる人も多いみたいですが。
DOSでのJW-CADの様な手軽な存在になってくれるとうれしいな。
ぼちぼちいじってみようと思ってます。
Re:Qt/Mac (スコア:1)
動き始めてくれさえすれば、CAD は CAD なんで、周辺ソフトだの必要データなど何とでもなりそうなんですが、いかんせんここ [tok2.com]で情報交換やってても一歩前進三歩後進って感じで、スマートなインストールが出来ずにコケまくりです。
QCad MacOSX でググってみても世界全体で検索結果が 50 に満たないので、まだまだこれから・・・なのでしょうね。
逆にうまくインストールできて、その手順に問題がなければ、Mac OSX World 標準ってことになるんで、ホームページのコンテンツ不足の方には朗報になるかも、です。
Re:Qt/Mac (スコア:1)
そこそこ高機能で、結構古参で、今でも68K版があるようです。
Mac OS X ダウンロード [apple.co.jp]にも紹介されてます。
私はVector使いなので試したことなくてすいませんが。
>イラストレーターをCAD代わりにしてる人
それ向けのプラグインが出てますね。
昔はMacDrawでビルを建てた人もいたと聞きました。
Re:Qt/Mac (スコア:1)
ありましたねえ。てか、先日ダウンロードして、まだ試用してないや。完全に忘れてました。
私も、現VectorWorks使い(Win板)なので、MacDraw系のインターフェースになじんでます。
DOS系のCADも十年ほど使ってましたがどうもなじめない。
一時はPowerCADD等けっこう駒が揃っていて、Macでもそれなりに選択できたものでしたが。
>昔はMacDrawでビルを建てた人もいたと聞きました。
ビルは建ててませんが、ClarisWorksで、やっつけの和風庭園の図面なら作ったことあります。色が付いてりゃお客さんが喜んでくれた時代だったもんで。
Re:Qt/Mac (スコア:0)
私もそう思ってインストールしてみましたが、そのままでは起動してくれませんでした。(T_T)
そこで、タレコミ文の「動かしてる方」の掲示板で見て、ターミナル上で
cd /Applications/QCad.app/Contents/MacOS
./QCad
してみると、とりあえず起動できました。
テキストが入力できな
Re:Qt/Mac (スコア:1)
また、プログラムの言語の設定を日本語に変更して再びQCadを実行する事によって簡単に日本語化されたメニューバーが表示されました。
Re:Qt/Mac (スコア:0)