米Napster、MacやLinuxでも楽曲を聞ける様に 35
ストーリー by mhatta
しょせんDRMは無理のあるソリューションだと思うけどな 部門より
しょせんDRMは無理のあるソリューションだと思うけどな 部門より
米Napsterが、MacやLinuxでも扱えるウェブベースの音楽配信サービスを公開しました(マイコミジャーナルの記事)。ウェブブラウザとしてInternet Explorer 6以降かFirefox 1.5以降、プラグインとしてFlash Player 8以上がインストールされていれば、OSを問わず月額9.95ドルでPC上での楽曲の聞き放題のサービスが利用できます。ただし、月額14.95ドルで聞き放題に加え、著作権保護機能付きのWMAの音楽をポータブルミュージックプレーヤで持ち運べる様にするサービス「Napster to Go」はこのウェブベースのNapsterでは利用できず、Windows用の専用クライアントを利用する必要があります。
DRMは無意味だという声もありますが、NapsterはDRMを利用し、DRM無しでは提供できない様なサービスを提供しています。国内のNapster以外の企業もDRMを利用して、魅力的なサービスを提供する事も可能ではないかと思います。DRMフリーのサービスと共に、DRMを利用した魅力的なサービスが現れる事、国内のNapsterでもこれが利用できる様になる事と、さまざまなデバイスにウェブブラウザとFlash Player 8以降が搭載されて、色々な音楽を聞ける様になる事を期待したいです。
部門名 (スコア:4, すばらしい洞察)
Re:部門名 (スコア:5, すばらしい洞察)
バッドノウハウとしてのDRM (スコア:2, すばらしい洞察)
よりメタな意味の自由というか、DRM技術の存在のおかげで「保護したい人だけ保護すればよい」という主張が成り立ち、結果的により自由な形式のコンテンツが存在できるという面も多分にあると思う。
# 以前「DRMか補償金か」というストーリーがあったけれど、DRMは「無関係な人を巻き込まない」点でより公平な解決策だと思う。
技術として筋がよくないのは部門名の指摘どおりだけど、この先個人認証技術がよくなってくればまた少し延命できるだろうし、バッドノウハウはバッドノウハウなりに使いでがあるのでは。
# しかし「DRM無しでは提供できない様なサービス」って何だろう?「DRM無しでは提供しないコンテンツホルダのコンテンツ」なら想像できるんだけど。
Re:バッドノウハウとしてのDRM (スコア:2, 参考になる)
NapsterはOSを問わず月額9.95ドルでPC上での楽曲の聞き放題のサービスが利用できます。
よくこのように紹介されていますが実際にはストリーミングではなく、ダウンロードし放題で、DRMによって将来的に再生不能になることを見越したサービスとなっています。
これは楽曲が適切に保護されていることを前提としたサービスです。
実際にはDRMは簡単に外されてしまいますが…
Re:バッドノウハウとしてのDRM (スコア:2, すばらしい洞察)
「DLはタダ、ただし10分再生するごとにx円」みたいな、本当の意味での従量課金サービスとかどうだろう。
今の環境では技術的に難しいとは思うけど、ヘビーユーザー向けの定額サービスがあるなら、ライトユーザー向けの従量制だってあっていいと思うんだ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
二段階定額 (スコア:1)
完全従量制もありだと思いますが、500曲までxx円、以降1曲毎にxx円追加され、1500円以上は追加料金を取らないみたいな方法もありますね。
いつも主観で書き込んでいます
Re:二段階定額 (スコア:1)
というわけで、ダブル定額やるにしても、曲数ではなくて、再生時間で。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:バッドノウハウとしてのDRM (スコア:0)
ヘビーユーザーなら兎も角、ライトユーザーがワザワザ手間隙を掛けて聞きもしない曲を、それも再生時とは別の時にDLするとは思えないんですけど。
ライトユーザーへのお試しなんかであれば尚更のこと、DL即再生で済む(というよりもその方が楽)話だと思いますよ。
Re:バッドノウハウとしてのDRM (スコア:1)
DL即再生は別に従量課金でもできるっしょ。DLできるってことは、ネットにつながってるってことだから、その場で自動認証してしまえば良い。
むしろ、技術的に困難なのは、スタンドアロン時の認証再生時間カウントをどうするかって話で……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
ダウンロード販売と定額制 (スコア:2, 参考になる)
Napsterの変更点ではなくDRMの有無ばかりが議題にあがっていますね。
Zune(Zune Marketplace, Zune Pass)とNapsterを比較しながらこれが何なのか見ていきましょう。
月額:
Zune Pass: $14.99/月
Napster(Napster To Go): $14.95/月(1,980円/月)
曲数:
Zune Pass: 200万曲
Napster: 400万曲
邦楽の有無:
Zune Pass: ×
Napster: △
対応プレーヤー:
Zune Pass: Zune
Napster: Creative ZEN, 東芝 gigabeatなど(iPodを除く)、一部の携帯電話(DoCoMo 904i)
対応OS:
Zune Pass: Windows XP, Vista
Napster: Windows, Mac, Linux
Zune Passを使っている上で良いと感じた点を挙げておきます。
■ 有線放送の代わりとしては便利
好きなジャンルのランキングを選んで再生させることができ、その際に曲はクライアント側のライブラリに追加されません。
気に入った曲があれば、その曲なりアルバムなりをダウンロードしています。
■ 大量ダウンロードする
大量にダウンロードする際に、金銭面でのプレッシャーがありません。
気に入ったアーティストを選んで数十枚のアルバムを全部ダウンロードなんてことは前はできませんでした。
■ 試聴しなくてすむ
とりあえずダウンロードして気に入らなかったら消すことができます。
買う前に試聴したりレビューを読んだりしなくなりました。
これらの点はダウンロード販売では獲られなかったものであり、個人的にはDRM付き定額制には大変満足しています。
料金体系やDRMの有無の違いだけではなく使い方も代わるので別のサービスだと考えたほうが良いのではないでしょうか。
予想される不満点としては次のことが考えられます。
・$14.95に対して1,980円と日本は割高
・邦楽が少ない
・iPodに対応していない
・新たに曲をダウンロードしなくても費用が発生する
総括:
楽曲のダウンロード販売と定額制は別物と考えたほうがよさそう。
個人的にはDRM付き定額制に満足。
ただし、DRM以外の点でも不満点ある。
DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:0)
R 利権
M マフィア
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:2, おもしろおかしい)
R レ
M ミ
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:0, すばらしい洞察)
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:0)
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:0)
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:0)
Winnyって更にそのWinMXの後釜って所から出た話ではなかったっけ?
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:0)
ソリューションの出現を望みます。
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:0)
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:0)
Re:DRMは悪。悪は滅ぼさねばならない。 (スコア:0)
コンテンツ保護の仕組み自体はあって良いと思いますしどちらかと言えば賛成なんですが、現状のDRMは不完全すぎるんですよね。
正規のコンテンツ利用者のメリットが少ないのが問題だと思います。
これらの条件を満たすコンテンツ保護の仕組みならあっても良いと思いますね。
携帯機器や複数台のPCでも、機器を自分(のライセンス)と関連づけておけば意識することなくデータを転送して利用出来るようなもので。
1.の項目は
ごめん、わからん (スコア:0)
具体的にどういうところ?
DRM無しで定額聞き放題サービスは無理 (スコア:1, 参考になる)
定額聞き放題サービス [napster.jp]じゃないですかね。あれをDRM無しでかつMP3やAACなどの汎用フォーマットでやられたら、Napster上の曲を片っ端からダウンロードし、ファイル内に含まれる個人情報を削除して公開されたら商売上がったりです。
なおiTunesのようにDRM無しAACでも購入者の氏名やメールアドレスをファイルに埋め込むことは出来ますが、別のフォーマットに変換すれば簡単に外せます。
Re:DRM無しで定額聞き放題サービスは無理 (スコア:0)
Re:ごめん、わからん (スコア:1)
Napster のサービスは毎月定額の利用料を支払えば
(ユーザが登録した)最大3台までのマシンで自由に
楽曲のダウンロード・再生が可能です.
もちろんこのサービス自体にはDRMはあってもなくても構いません.
(少なくとも再生可能PCの制限,という機能以外に関しては)
しかし当然コンテンツホルダが楽曲を提供してくれなければ
Napster のサービスは機能しません.
その点でコンテツホルダが楽曲を提供してくれる条件=DRM
が必須になるという意味では無いでしょうか?
(そういった意味では#1237157 [srad.jp]にある
「DRM無しでは提供しないコンテンツホルダのコンテンツ」が
より端的な表現と言えるかもしれません.)
# Linuxよりipodで聞きたい. wmaのうちは無理だけど...
iPodで聞けなければ意味が無い (スコア:0, 余計なもの)
AmazonやWalmartがDRMフリーで打って出たのは、利用者が求めるものをちゃんと
分かっているからでしょう。
Re:iPodで聞けなければ意味が無い (スコア:1, おもしろおかしい)
PCで聞ければ十分。
Re:iPodで聞けなければ意味が無い (スコア:1)
それはAppleの問題 (スコア:1, 興味深い)
iPodに対応できないのはAppleが他社(のサービス)を拒絶してるだけじゃないの?
フォーマットが違うだけで、ソニーがATRACに固執してるのとまったく同じ閉鎖世界。
iPodで楽しみたけりゃDRM付きWMAに対応させるか、DRM付きAACを他社に開放するか、iTSに定額制サービスを求めるか。
いずれにしても要望を出す相手はAppleしかない。
Appleの問題ではあり得ない (スコア:1, すばらしい洞察)
DRMを使うサービスで上手く行かない以上、Napsterが上手く行く可能性は今後も無い。
ユーザはDRMを求めていないのだから、前提が間違っているこうとは明白であろう。
いや、あのね (スコア:0)
ユーザーからすりゃ無いに越したことないけど、それを堅持する故に権利者がコンテンツ出してくれなきゃ元も子もない。
現状定額制と引き換えに受け入れざるを得ない、必要悪的なもの。
AmazonとかがDRMなしで定額制やってるならNapsterの企業努力の問題だけど、サービス内容が違うんだから単純比較するほうが間違ってる
Napsterの商品の位置づけがちゃんと伝わってない (スコア:1, すばらしい洞察)
さっきから「iPodで聴けない、iPodで聴けない」って壊れたオウムみたいに言ってる人を見てて、Napsterの弱さは商品の位置づけがちゃんと伝わってないことなんだなと確信しました。
Napsterのサービスは「楽曲販売サービス」よりもむしろ「俺の俺による俺のためのリクエストしたい放題有線放送」と捕らえるべきなんですが、それがコンシューマーに十分伝わってないんですよ。iTS対抗と思われてしまったりメディアにそう書かれた時点で負けなんで、もうちょっとプロモーションを工夫しないと。
Wi-Fiや携帯電話網を使ってポータブルでも流し放題聴き放題になればすごいなと思いますが、インフラの面からもう5年ぐらい待たないと厳しいですかね。それを見越してドコモはNapsterに参加したのかもしれません。
商品の位置づけが重要なのはiPhoneにも言えて、「携帯電話にiPod機能が付いた」と思われてしまったり、携帯電話売り場で他の端末と一緒に並べられて比較されたら日本でiPhoneは売れないじゃないかと思います。携帯電話ではなく、iPodに電話+Wi-Fi+αがついた「何か」(PDAだと単なるヲタ向けガジェットに終わりそう)ってことにしないと厳しいでしょう。
所詮Windows専用 (スコア:2, 参考になる)
ということに尽きるでしょう。パソコンに縛り付けられて音楽聴くなんてスタイルは流行りませんから。
違う未来 (スコア:0)
Flash Player8が動く機械なら再生可能って事は、
・無線通信インフラの充実(広範囲で高速大容量通信を安価に使える)
・再生機の高度化(無線通信しながらFlash Playerを動かせるパフォーマンスを長時間維持可能に)
が実現すれば、PCから転送せずにネットから直接曲を引っ張ってきて再生すればよくなる。
これはこれでアリだよね?
iPodで使えないでしょ (スコア:0)
今後も低迷が続くのは確定。