iPodやPowerBookの金属外装を手がける会社 14
ストーリー by Acanthopanax
匠の技 部門より
匠の技 部門より
asahi.comが、(株)東陽理化学研究所の本合邦彦社長へのインタビュー記事を掲載している。東陽理化学研究所は、チタンおよびアルミPowerBookの金属外装やiMac G4の可動アーム、iPod背面の鏡面加工ステンレスを手がけている会社(Wikipediaの記述)。インタビューによると、Appleとの取引のきっかけは、「7年ほど前、アップルの担当役員が新型ノートパソコンの設計図を携えてやってきた」ことに始まるという。初代チタンPowerBook G4を指すものと思われるが、その発売は2001年であるので、「7年ほど前」という数字が正しければ、発売のかなり前から計画がなされていたことになる。
時間軸についてちょい考察 (スコア:2, 興味深い)
まず今が2005年10月12日で、インタビューしたのはまぁ最近でしょうから
10月頭とかそんな感じなのかな。ここから7年前というと、1998年10月ですか。
アメリオ前CEOが辞任したのは1997年7月9日。ここから1年ちょいありますね。
1998年8月末には初代iMacが発売されるので、設計陣はiMacの開発が
一段落してから東陽理化学研究所に乗り込んだんですかね。
細かい日時が分からないから推測ですが。
設計図を持ち込んでとありますので、かなり設計方針が固まっていたんでしょうね。
そしてチタンPowerbookの発売が2001年1月末なので、最終的な製品状態に
しあがるまで2年くらいは時間かかったんでしょうね。
ちなみに、今回のネタはチタンですが、薄型ノートとなると
DECのDIGITAL HiNote Ultraが嚆矢ですが、これは確かWin95の発売より
前に出たものだったかな、詳細な発売時期は忘れました。
VAIO Note 505が1997年11月ですね。これがチタンならぬ
マグネシウム合金を使ったものですね。邪推すると、
このVAIO505を元に適当な設計図をでっちあげて東陽理化学研究所に
乗り込んだということもありそうな気がします。
ちなみにVAIO505にエミュレータを入れてMacOSを動かすとか何とか
いう話が当時あったものですが、敷居が高かったし性能があまり
出なかったのもあっていつのまにか話が聞かれなくなりましたね。
とまぁ、いろいろとぐぐって当時のPC Watchの記事やそれぞれの
製品のファンのサイトをチェックしてみましたが、さすがに
HiNote Ultraについてはインターネット普及前の発売でもあり、
会社が買収に買収を重ねられたというのもあって1分や2分では
分からなかったですね。
Re:時間軸についてちょい考察 (スコア:1)
5月に初出のもののようですよ。
Re:時間軸についてちょい考察 (スコア:1)
ご指摘感謝。
となると、AppleがチタンPBの話を持ち込んだのが1998年後半でなく
前半頃ということになりますね。でもってそれからの開発が3年程度。
VAIO505が出て半年くらいの頃で、初代iMacが出る数ヶ月前、てことに
なりますか。
一瞬 (スコア:1)
#SBProはここから買った
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
ナイスなお言葉 (スコア:1)
社長「鏡面加工だと指紋がついてしまいますよ」
Apple「汚れたら拭けばいいじゃないか」
という箇所。
なんかAppleらしくていいなぁ...気のせい?
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汚れ拭きはついてない (スコア:1)
iMac G4 や Cinema Display には付属しているので、それと勘違いかな。
Re:汚れ拭きはついてない (スコア:2)
Re:汚れ拭きはついてない (スコア:1)
ついてました? うらやましい。
わたしが買った初代 iPod (5GB) にはなかったはずなので、その次の 10GB モデルにはあったのでしょうか?
Re:汚れ拭きはついてない (スコア:1)
Re:汚れ拭きはついてない (スコア:2)
第一世代の10GBを買いましたが、袋も汚れ拭きもついてませんでした。
金属外装携帯電話 (スコア:0)
Nokia 8800 [nokia.com]
最近アメリカでも見るようになりました。10万位するけどカッコいいね。
Re:金属外装携帯電話 (スコア:0)
結構前から普通に存在してますよ。最近のではこれ [itmedia.co.jp]とかね。
NOKIAも4,5年前から出してたはず。 [nokia.co.uk]
Re:金属外装携帯電話 (スコア:0)
Nokia 8810 は知らなかったなぁ。でも世代が進んで番号が小さくなる Nokia っていったい…