G5クラスタで高速フーリエ変換 7
dist_fft_execute 部門より
chiba-f 曰く、 "AppleがThe Advanced Computation GroupのページでG5クラスタの分散処理で大量のデータを高速フーリエ変換(FFT)するサンプルプログラムを公開していました.その概要は論文20040817_GigaFFT.pdfで読むことが出来ます.ソースコードはBSDライセンスで配布されます." (つづく…)
"1次元と2次元,3次元のFFTに対応し,論文の中では1次元では約10億,2次元では32768×32768,3次元では1024×1024×1024のデータを処理するやりかたを述べています.実際のコードでは理論的には2の60乗(10の約18乗)のデータまで処理できるそうです.計算コードはMPI-FFTWをVelocity Engine (Alltivec)を含むG5システム(Power Mac G5, Xserve G5)に適合させたものを用いています.性能ですが,イーサネットでつながれた4台のPower Mac G5/Dual/2GHzでは約4GFLOPS(単精度),2GFLOPS(倍精度)だそうです.また,Myrinetでつながれた8台では約8GFLOPS(単精度),4GFLOPS(倍精度)だそうです.
膨大なデータをFFTで処理することは,たとえばスーパーコンピュータの演算結果などを可視化する際などに必要となります.ローレンスリバモア国立研究所では,X線回折データを単分子イメージにするのに3次元処理を1024×1024×1024のデータで行う必要があり,そのために16ノードのXserve G5クラスターを用いるそうです."
聞いたことはあるし、 (スコア:3, 参考になる)
新 フーリエの冒険 Visual編 [nikonet.or.jp]
これ読んだら、「ああ、あれのことか」って分かりました。
Re:聞いたことはあるし、 (スコア:0)
式は半分忘れかけてた。
学校で勉強した事なんてそんなもんさね。
ライセンス (スコア:2, 参考になる)
FFTWはフリーですか? [fftw.org]より
ええと、つまりQ1.4にしたがってAppleがライセンス料を払ってBSDでリリースしたということですか
それとも、GPLソフトウェアってそもそも勝手にBSDに置き換えられるものだっけ?(ぉ
Re:ライセンス (スコア:2, 興味深い)
>それとも、GPLソフトウェアってそもそも勝手にBSDに置き換えられるものだっけ?(ぉ
元々の配布者(著作権者・制作者)との話でしたら、問題ないでしょう。
ただし、その前のバージョンはもうすでに出ちゃったものだから、BSDできるかどうかは疑問だし、たとえしたとしても意味がないのかもしれませんな。
実際、GPLなソフトだったものを、制作者が引っ込めた例はビデオ編集ソフトとかで結構あったりします。(無論、前のバージョンはGPLなので、誰かが公開すれば良いわけですが)
Re:ライセンス (スコア:0)
全ステージがシーケンシャル・アクセスになるバタフライ構成
使った方がずっとスピード上がるだろう.
3次元蛍光顕微鏡画像の (スコア:2, 興味深い)
忘却の彼方 (スコア:1)
卒論書いてからそろそろ20年。 卒業研究と無関係の仕事に就いたからなぁ...
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし