Apple 製品の優位性は直感的に使えるユーザーインターフェースと機器間の有機的な連携だと思っています。Google のサービスを試してみたこともありますが、次元が違いますよね。最近では特に機器間でのコピペが意識することなく普通にできるようになっているのが何気に便利です。Windows 使いの知人によれば、Windows ↔ Android 間でも Mac ↔ iPhone / iPad 間のようにコピペはできるのだそうですが、一般ユーザーはそれを知らないし、設定が煩雑なのであまり誰も使っていないということでした。なので、不思議なのは Android よりも割高な iPhone を使うメリットはあまり無いはずの Windows ユーザーなのに iPhone を使っている者が結構多いことと、もっと不思議なのは Mac 使いなのに、スマホは iPhone 以外という者も自分の周囲にはいることです。ただ、周囲ではやはり多いのは iPhone を使うようになってからパソコンも Mac に乗り換えた者ですね。あと、日本語と英語位しか使わないのなら Windows でも問題無いのですが、日常的に色々な言語(や発音記号等)を使う多言語ユーザーには現状では Mac 一択になってしまいます。「多言語でも使える」ということと「多言語が使い物になる」というのは全く別の話なんですよね。
初代 iPod & 初代 iPhone からのユーザーですが、今は音楽は iPhone 一択です (スコア:2)
iPod はそれまでも音楽プレーヤーと違い、特に HDD の容量が増えてからは、自分が持っている全楽曲を持ち歩けるという点においてパラディグマ(パラダイム)転換を起こした革命的な製品だと考えています。
その後、iPhone が登場しましたが、数年間は iPod を併用していました。理由は、
① 音楽プレーヤー専用機の iPod の方が iPhone より音質がいいだろうと勝手に思い込んでいたこと。
② 初期の iPhone はストレージが最大のものを買っても HDD 内蔵の iPhone の容量には到底及ばず、iPhone に音楽を入れるとアプリが入らなくなってしまうだけではなく、そもそも iPod に保存されている楽曲が iPhone には収まり切れなかった
ということがありました。しかし、その後 iPhone のストレージの容量がどんどん大きくなっていったことで、試しによく聴く曲だけを iPhone に入れてみたら、
③ 音質は iPod と遜色がなかった
だけではなく、
④ 楽曲の管理・表示が iPod よりもはるかに優れていて、機能も多く、使い勝手が iPod よりも良かった
ので、やがて十分大容量の iPhone が登場してからは、全楽曲を iPhone で管理するようにして、iPod は使わなくなりました。それで不便な iPhone と iPod の2台持ちから解放されました。
ちなみに似たことは iPhone とガラケーの2台持ちでも起こりました。
当初、日本では iPhone を使いたかったらソフトバンクと契約するしかなかったのですが、初代 mova からのドコモ・ユーザーとしてはドコモは解約したくなく、やがてドコモから iPhone が登場すればドコモで iPhone に乗り換えるつもりで暫定的にソフトバンクの iPhone を使い、当初はネットは iPhone で、通話はドコモのガラケーでというつもりで2台持ちを続けていました。
日本で最初に発売された iPhone 3G をソフトバンクの旗艦店の青山店でめでたく手に入れて、店を出てから、まだ何も入れていない iPhone から妻に「ゲットしたぜ!」と初通話をしました。それから家に着くまでに地下鉄内で色々いじって、Apple ID を入力したりしておりました。家に帰宅すると、まだ中に何も入れていないはずの iPhone に着信があり、画面を見ると妻の名前と顔写真が表示されておりました。「おや、カミさんだ」と思って通話して、電話を切った後で、「なんで買ったばかりの iPhone が妻からの着信だとわかったんだ!?」と後から驚きました。急いで iPhone の「連絡先」とか「カレンダー」とかを確認すると、なんと自動的に勝手に Mac からデータが転送されていました。Mac ユーザーだったので、「なるほど、Apple はやることがスマートだわい」と思いましたが、たぶん、Windows ユーザーだったら「持ち主の許可も得ずに勝手にデータを転送しやがって!」と怒るところなのかもしれませんね。
いずれにせよ、その頃はソフトバンクは繋がらないと言われていたので、通話は基本的にドコモのガラケーでやるつもりでいました。しかし、使っていると、自分は山に登るわけでもないので、
⑤ ソフトバンクで繋がらないという経験はしなかった上に、
⑥ ドコモのガラケーから電話帳経由で通話するよりも、iPhone の連絡先から通話する方がはるかに快適だった
こともあり、気がつくと、通話も iPhone からしかしなくなっていました。電話するにもガラケーとは使い勝手が全然違っていたのです。そうやって数年経ちましたが、ドコモからは iPhone が出る気配が全くありませんでした。先に au から出てしまった。で、気付いたのはもう何年もドコモの携帯では通話を一切しなくなっていたのに、毎月確か6千円位ドコモに払っていました。さすがにこれは無駄遣い過ぎるというのでドコモの携帯番号を捨てるのは嫌だったのですが、ドコモとは解約し、結局ソフトバクの iPhone の1台持ちになりました。
ちなみに、その後 au からも iPhone は発売されましたが、MMS (Multimedia Messaging Service) には独自に対応しておらず、ezweb ドメインのキャリアメールをメールとして使うか、MMS として使うかを選ばざるを得ず、その後、ドコモもやっと iPhone に参入してきましたが、ドコモの場合は最初から MMS に対応しておらず、iPhone を使うならソフトバンクが一番機能が充実していると実感しました。特にソフトバンクは iPhone の留守電機能が秀逸でしたね。とは言え、その後 IIJ に乗り換えると、1契約で3枚の SIM がもらえるとわかり、iPhone と iPad でソフトバンクの SIM を使っており、かつ MacBook Pro の通信用には EMOBILE の Pocket WiFi を契約していたのが(当時はテザリングはとんでもない料金が掛かりました)、EMOBILE がソフトバンクに買収されてからネット回線がとんでもなく遅くなって使い物にならなくなったことと、IIJ に乗り換えると毎月通信費が2万円近く安くなることがわかり、IIJ に乗り換えました。現在はさらに諸般の事情から ahamo に乗り換えて、再びドコモに戻っておりますが…。
今では楽曲は完全にストレージが 1TB の iPhone ですね。今では iPhone はヘッドフォンは Bluetooth 接続のみですが、Sennheiser MOMENTUM Wireless M2 AEBT 辺りで聴くと(どういう仕組みなのかは知りませんが)音質もとてもよく、今のところ不便は感じておりません。
ただ恨めしいのは Mac 版の iTunes が廃止されてしまったため、iPhone でのアプリや楽曲、写真、動画の管理がとんでもなく不便になってしまったことです。まだ iTunes が提供されている Windows ユーザーが羨ましい。
Re: (スコア:0)
自分と全く同じ感じですね。ドコモ持ちで追加でソフトバンクを嫌々契約してiPhone 3Gを購入。
しばらくソフトバンクで使っていましたが、やっぱり電波が不安定
通勤路の地下と地上のアンテナが切り替わるタイミングで利用不能になる場所があって凄い不満でした。
全く使えないwifiも嫌で、店舗設置のwifiを拾おうとするのでwifi offにするのも面倒でした。
それが嫌でauに移動して、ドコモからiPhoneが発売されるタイミングで2台持ちを解消。
iPodを使い出したのは3世代目からで、それからmini/nano/shuffle/touchと途中のカラーモデル含めて買いまくりました。
途中からmacも買って、windowsで感じていた煩わしさも一切無くなったのも大きかったかも。
Re:初代 iPod & 初代 iPhone からのユーザーですが、今は音楽は iPhone 一択で (スコア:2)
しばらくソフトバンクで使っていましたが、やっぱり電波が不安定
通勤路の地下と地上のアンテナが切り替わるタイミングで利用不能になる場所があって凄い不満でした。
それはよく批判されていましたが、不思議なことに自分はあまり体験しませんでした。購入当初は、年に数回しか乗らない東急線で渋谷と横浜の間で電波が繋がらなくなる区間が必ずあったことと、一度だけですが、新宿駅のアルタの前で関西から上京していた友人と待ち合わせていた時に「友達を探す」(現在の「探す」)アプリ上ではすぐ近くにいるのが表示されているのに、電話を彼に掛けても全く繋がらないことがありました。しかし、その後短期間でそのような不具合は解消されていきました。恐らくソフトバンクは猛烈な勢いで基地局を整備していっていたのだと思っています。
全く使えないwifiも嫌で、店舗設置のwifiを拾おうとするのでwifi offにするのも面倒でした。
ソフトバンク→IIJ→ahamo とキャリアを乗り換えてきましたが、この事情は未だに変わりませんね。特にショッピングセンターの食堂街などで食事をしていると、隣の店の WiFi を拾ってしまうのですが、速度が遅過ぎて全く繋がらなくなってしまい、非常に迷惑です。「うちもとりあえず WiFi を使えるようにしておこう」という店が増えてしまっているのが原因でしょう。たぶん、実際の繋がり具合などは店では検証していない。(あるいは店でも気付いてはいるのだけれど、どうしようもない。)しかし、今では電話回線経由のネット接続も料金が安くなり、速度も上がっていることから、実はあまり屋外 WiFi の必要はなくなっており、現在本当に必用なのは WiFi よりも電源なのだということを理解している店が少ないのが残念です。(最近入ったうどん屋で一席だけでしたが、壁にコンセントが新たに設置されていて「充電にお使いください」と書いてあったのには感心しました。)
途中からmacも買って、windowsで感じていた煩わしさも一切無くなったのも大きかったかも。
Apple 製品の優位性は直感的に使えるユーザーインターフェースと機器間の有機的な連携だと思っています。Google のサービスを試してみたこともありますが、次元が違いますよね。最近では特に機器間でのコピペが意識することなく普通にできるようになっているのが何気に便利です。Windows 使いの知人によれば、Windows ↔ Android 間でも Mac ↔ iPhone / iPad 間のようにコピペはできるのだそうですが、一般ユーザーはそれを知らないし、設定が煩雑なのであまり誰も使っていないということでした。なので、不思議なのは Android よりも割高な iPhone を使うメリットはあまり無いはずの Windows ユーザーなのに iPhone を使っている者が結構多いことと、もっと不思議なのは Mac 使いなのに、スマホは iPhone 以外という者も自分の周囲にはいることです。ただ、周囲ではやはり多いのは iPhone を使うようになってからパソコンも Mac に乗り換えた者ですね。あと、日本語と英語位しか使わないのなら Windows でも問題無いのですが、日常的に色々な言語(や発音記号等)を使う多言語ユーザーには現状では Mac 一択になってしまいます。「多言語でも使える」ということと「多言語が使い物になる」というのは全く別の話なんですよね。