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無作為抽出ならば十分意味がある結果でしょう。
問題は、この orimo ってモニター登録した人限定のアンケートなんですよね?この方式だとサンプルに片よりが生じるので、結果も参考程度にとどめるのが無難かと思われます。
TCAによれば [tca.or.jp]、国内の携帯電話の契約数は、2008年から2009年にかけて1億400万から1億1400万へ推移しています。平均して1億1000万くらいだと考えて差し支えないでしょう。個人契約と法人契約が一緒くたですが、2008年にドコモ取締役が「法人契約比率は全国平均で約10%」と語っています [itmedia.co.jp]ので、個人契約数は1億弱まできていると見ていいでしょう(これだと個人契約+会社負担も含みますが)。
また、携帯電話端末の出荷台数はJEITA資料によると [jeita.or.jp]2005年度 約4800万台2006年度 約4800万台2007年度 約5100万台2008年度 約3500万台となっています。
年度計算で出荷台数ということですが、ガートナー調査の年計算、販売台数の数字と乖離もなく、わりと信頼できる数字です。2008年度でがっくり落ち込んでるのはリーマンショックの不景気の影響(実際、年度ではなく年単位調査、つまり2008年に2009年の1~3月を含まないガートナーの調査では、2008年は4200万台と下げ幅が少ない)ですね。従来だと年間に5000万台弱は捌けていたわけです。おおよその人が2年に一遍くらいの間隔で機種変更してると考えれば、まあ常識ハズレな数字ではないです。
一方、iPhoneの販売台数は、2008年販売の3Gが今年6月末の3GS販売前までで80万台だそうです(ソースは日経 [hatena.ne.jp])。3GSまで合わせた累計販売台数は発表がありませんが、林信行氏は講演で「200万台を超えた」と語ったそうです。まあ、林信行氏のiPhone話なので話八割(これでも多いくらいだ)として160万台くらいでしょうかね。周囲を見てると3GSは3Gからの機種変更も多そうなのですが、面倒なので、ここでは160万台くらい、ということで。
さて、一通り数字を見た後だと、このアンケートは参考程度にもならない気がします。サンプルに偏りがありすぎるのでしょう。iPhoneがたった1メーカーの2モデルでこの数字を出してるのは凄いことだと思いますが、それでも販売台数で2%程度、ユーザも100人中2人弱といったところです。
# いや、これでも充分良い数字だと思うのですが、どうも# iPhoneを使ってる方々は妙に数を膨らませて吹聴して、# 同調圧力かけてくるきらいがあるなあ、と。# 曰く、世界で4千万台だの、DSやPSPに並ぶゲーム機の勢力になっただの……
1年で1機種、モデル・色違いでも4パターンぐらいしかないiPhoneと1年に2回、数機種、数キャリア、3色以上同時展開の普通の携帯と販売台数を競われてもねぇ…。国内でのメーカ別シェアでは落ち目のNEC未満ですからな。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
無関係 (スコア:0)
つまり、iPhone所持率とOSの利用率は関係してないってことでは?
(通常の利用OSの比率と同じということ)
Re: (スコア:0)
無作為抽出ならば十分意味がある結果でしょう。
問題は、この orimo ってモニター登録した人限定のアンケートなんですよね?
この方式だとサンプルに片よりが生じるので、結果も参考程度にとどめるのが
無難かと思われます。
Re:無関係 (スコア:1)
TCAによれば [tca.or.jp]、国内の携帯電話の契約数は、2008年から2009年にかけて1億400万から1億1400万へ推移しています。平均して1億1000万くらいだと考えて差し支えないでしょう。個人契約と法人契約が一緒くたですが、2008年にドコモ取締役が「法人契約比率は全国平均で約10%」と語っています [itmedia.co.jp]ので、個人契約数は1億弱まできていると見ていいでしょう(これだと個人契約+会社負担も含みますが)。
また、携帯電話端末の出荷台数はJEITA資料によると [jeita.or.jp]
2005年度 約4800万台
2006年度 約4800万台
2007年度 約5100万台
2008年度 約3500万台
となっています。
年度計算で出荷台数ということですが、ガートナー調査の年計算、販売台数の数字と乖離もなく、わりと信頼できる数字です。2008年度でがっくり落ち込んでるのはリーマンショックの不景気の影響(実際、年度ではなく年単位調査、つまり2008年に2009年の1~3月を含まないガートナーの調査では、2008年は4200万台と下げ幅が少ない)ですね。従来だと年間に5000万台弱は捌けていたわけです。おおよその人が2年に一遍くらいの間隔で機種変更してると考えれば、まあ常識ハズレな数字ではないです。
一方、iPhoneの販売台数は、2008年販売の3Gが今年6月末の3GS販売前までで80万台だそうです(ソースは日経 [hatena.ne.jp])。3GSまで合わせた累計販売台数は発表がありませんが、林信行氏は講演で「200万台を超えた」と語ったそうです。まあ、林信行氏のiPhone話なので話八割(これでも多いくらいだ)として160万台くらいでしょうかね。周囲を見てると3GSは3Gからの機種変更も多そうなのですが、面倒なので、ここでは160万台くらい、ということで。
さて、一通り数字を見た後だと、このアンケートは参考程度にもならない気がします。サンプルに偏りがありすぎるのでしょう。iPhoneがたった1メーカーの2モデルでこの数字を出してるのは凄いことだと思いますが、それでも販売台数で2%程度、ユーザも100人中2人弱といったところです。
# いや、これでも充分良い数字だと思うのですが、どうも
# iPhoneを使ってる方々は妙に数を膨らませて吹聴して、
# 同調圧力かけてくるきらいがあるなあ、と。
# 曰く、世界で4千万台だの、DSやPSPに並ぶゲーム機の勢力になっただの……
Re: (スコア:0)
1年で1機種、モデル・色違いでも4パターンぐらいしかないiPhoneと1年に2回、数機種、数キャリア、3色以上同時展開の普通の携帯と販売台数を競われてもねぇ…。
国内でのメーカ別シェアでは落ち目のNEC未満ですからな。