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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
紙には紙にふさわしいレイアウトが (スコア:1, すばらしい洞察)
画面に、紙と同じレイアウトを再現したところで、見やすくはならないと思う。
ここまでバカなことを考えるとなると、さすがに、マスゴミの考えることは違うと言わざるを得ない。
Re:紙には紙にふさわしいレイアウトが (スコア:4, すばらしい洞察)
http://www.sankei.co.jp/iphone/ [sankei.co.jp]
の縮小されたスクリーンショットでさえも、「声に酔うか 倒れるか」とか「人生に未練ない」とかの文を読みとれます。
意外にも、新聞のレイアウトは小さな画面でも効果的だと感じました。
実のところ、意外でもなんでもないのでしょう。新聞に目を通す時にはまずは全体を眺めるので、小さな画面と似たようなものです。(私の場合は)紙の新聞を読む際に、視点と紙面の距離を変えて、全体を眺めたり細部を読んだりします。産経新聞(iPhone版)の場合はダブルタップやピンチでの拡大縮小がそれにあたります。
また、適切にマークアップされた文章を、長年培われたレイアウト作法に従って、(ComputerAidedの)手作業で適切にレンダリングしているようなものですから、読みやすいのは当然かもしれません。
iPhone(iPod touch)で動く専用アプリケーションで表示することも、読みやすさに貢献しているのでしょう。これがsafari上だったら、確実に酷く読みづらい代物になる悪寒がします。
パソコンで同様のことをやるなら、いっそ丸ごとflashにしてしまうべきかもしれません。原理主義者的には許し難い暴挙ではあります。でも、現在のWebブラウザとHTML+CSSでは限界があるのも確かです。
産経新聞NetView [sankei.co.jp]は、そんな仕組みなのですね。無料サンプルを読んでみたのですが、結構読みやすいです。全体を俯瞰して雑多な情報の欠片が目に入る新聞の特徴も生きています。原理主義的に書いたHTML+CSSでは、新聞の特徴を生かしたこの感じは出せないでしょう。
#そもそも、「画面にふさわしいレイアウト」なんてのは、今の世であまり考慮されていない気がします。3カラムに渡って目次やら広告やら本文やら広告やら関連記事やら広告やらが並ぶような昨今のWebページを見ると、そう感じます。
産経新聞(iPhone版)は紙の新聞に比べればもちろん読みづらいですが、手のひらの中に収まる機器としては素晴らしい読みやすさです。
ただ、iPhone・iPod touch の画面が320x480で、漢字を表示するには力不足なのが惜しいです。拡大1段階目でも本文がちゃんと読めますが、文字の脳内補完が必要でややきついです。拡大2段階目なら文字がくっきりするのですが、今度は狭くてフリックでのスクロールを多用する必要があり、これはこれで読みづらいです。ピンチで拡大縮小すると、半端な倍率ではぼけて余計に読みづらくなります。480x640なら、拡大1段階目がもうちょい読みやすかっただろうになぁ。