長野の限界集落で移住者らによる大麻コミュニティ？が摘発される

あるAnonymous Coward 曰く、

厚生局麻薬取締部と神奈川・長野両県警は25日、一斉摘発により、長野県大町市や池田町の過疎の限界集落などに住む27～64歳の男女22人を大麻取締法違反（所持、営利目的所持）の疑いで逮捕したことを発表した（朝日新聞, 産経新聞, 日刊スポーツ, ハフィントンポスト）。

逮捕されたのは限界集落の山奥に住む移住者など22人で、うち6組12人は夫婦で、中には米国人も含まれていた。逮捕者の自宅からは乾燥大麻約8kg、乾燥中の大麻草7本が押収されている。逮捕された男女らは、中心人物を置かない「ゆるやかな大麻コミュニティー」を形成していたとみられており、各自が自宅で大麻を栽培、乱用していたとみられる。逮捕者らは周辺で音楽イベントなども主催していたことから、こうしたイベントで大麻の受け渡しが行われていた可能性も含め調査が行われている。

事件の現場となった大町市は人口約2万9千人、池田町は人口約1万人といずれも小さな町で、過疎により人目の無くなった集落に大麻コミュニティが形成されていた事件として、驚きが広がっているようである。なお、ロケットニュースのドラッグ事情通のボブ麻亜礼氏に話を伺ったという記事によると「十数年前に海外の旅人から、長野辺りに大麻コミュニティがあり海外からの移住者もいる。その楽園の名は美しい麻と書いて『美麻村』という」という伝説を耳にしていたとのことで、今回逮捕者が出たのは市町村合併で消えた旧美麻村であった、ということで実は知る人ぞ知る場所であったようだ。

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