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Apple、電子書籍作成ツールや教育用アプリをリリース 68

ストーリー by hylom
日本では? 部門より

Appleが米国時間1月19日(日本時間20日)、電子書籍作成ツール「iBooks Author」および電子書籍リーダー「iBooks 2」を発表した(ITmedia)。

米Appleの発表では、「AppleがiBooks 2 for iPadで教科書を再発明」と主張、「動的で最新、面白くて真にインタラクティブなまったく新しい教科書」を提供するとしている。

iBooks 2は従来の電子書籍リーダ「iBooks」の機能に加え、動画や画像、インタラクティブな仕組みを埋め込んだ「電子教科書」をサポートするのが特徴。また、iBook AuthorはiBooks 2向けの電子書籍を作成できるソフトで、インタラクティブな電子書籍をオーサリングできるという。

同時に、Appleが「iTunes U」として提供してきた教育向けコンテンツ配信サービス専用アプリ(iTunes Uアプリ)もリリースされた。iBooks 2との連携機能も備えている。

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  • by flutist (16098) on 2012年01月20日 14時22分 (#2084211)

    索引が作れないっぽい。機能はまだ限られてるってとこかな。縦書きも無理っぽい。
    他の iWork アプリと同様に、LaTeXiT で簡単に数式を貼り込めるのは、すっごく便利だけど。

  • FAQより [apple.com]

    You may distribute books created in iBooks Author free of charge on your own website. If you wish to sell your book, you must do so through the iBookstore.

    • by Anonymous Coward

      売りたい場合はiBook Storeを通せと言ってるだけでは?
      どこにも売りたいなら使うななんて書いてませんよ。

      • by Anonymous Coward on 2012年01月20日 14時21分 (#2084210)

        iBooks Author 本は iBookstore 以外での販売禁止
        http://japanese.engadget.com/2012/01/19/ibooks-author-ibookstore/ [engadget.com]

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          iBook Authorは基本的に無料だけど、商業利用するなら対価を支払えって事ですよね。
          その対価が売値の3割なわけで、それが妥当かどうかは、コンテンツホルダーが自由に判断できる。
          iBook Authorを使わないとiBookstoreで売れないのなら話は別だけど・・・

          少なくとも、企業にしろ個人にしろ、参入障壁はぐっと下がったような気がします。
          特に、電子書籍を作ってみたいけど、どうして良いか分からないっていう、文系なクリエイターには支持されるんじゃないでしょうか。
          米国では・・・

      • by Anonymous Coward

        日本で売れないじゃん。

      • by Anonymous Coward

        そう思うかもしれないけど、iBook AuthorはPDFかibook固有の形式しかサポートされず、実質iBook Author->iBookstoreしかないのです。なので、アップルのコンテンツを充実させるためのツールでしかありません。

        • by Anonymous Coward

          充実して何が悪いの?

        • by Anonymous Coward

          それをいうならば、Word や Excel は Microsoft のコンテンツですよ。

          • by Anonymous Coward

            んなわけないじゃん。

    • by Anonymous Coward

      このFAQで一番大事なときは、売るのではなければ自分のWebサイトで公開可能だと言うことです。つまり、iBooks Author の形式は普通に、Word のファイルのようにパソコン上で扱っても何の問題も無い。無論、Apple 依存のファイルですが、Word や PowerPoint も Microsoft 依存の形式なので本質的には同じです。(互換ソフトがあるかないかは普及率と需要の問題では、Appleの問題ではない)

      つまり、iBooks Author を使うにあたっての不安は、Mac を使っている限りはほとんど無いと言うことです。無論切り捨てご免の可能性はありますが、これは常にどのソフトのどのファイル形式にももあります。

      さらにいうと、もし売る気があるのならば、iBook Store で売ることも出来るわけです。

      • 無論、Apple 依存のファイルですが、Word や PowerPoint も Microsoft 依存の形式なので本質的には同じです。

        そこ同じだね。
        ただ、WordやExcelやPowerPointで作ったファイルを売りたいと思った時に、Microsoftのサービスを経由する必要はないよね。
        でも、iBooks Authorで作ったファイルを売りたいと思った時には、AppleのサービスであるiBook Storeを経由しなければいけないってことだよね。
        ここは決定的に違うってことは把握しておこうよ。
        そして、この点こそが「一番大事だと思う人いる」ってこともね。

        # 勿論、この点はどうでもいいと思っている人もいる。そういう人には何の問題もない。
        # 敢えて言えば、私個人も別の意味でどうでもいいと思う。何故なら、要はiBooks AuthorはiBook Store用のオーサリングツールなわけだから。
        # 一般の電子書籍を作るためのものではなく、(電子書籍のうちの1サービスである)iBook Storeというサービスのためのコンテンツを作るためのソフト。
        # だから、大元のコメントの危惧はちょっと方向性が違っていて、その成果物が販売できるか出来ないかではなく「これは(一般の)電子書籍を作れるツー
        # ルじゃないよ。勘違いしないようにね」という点にこそ注意を喚起するべきだとは思う。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          一般の電子書籍ってなんだ?
          そんなのがあるなら、こんなもん流行らないから、そんなに心配しなくていいだろう。

        • by Anonymous Coward

          できれば、「一般の電子書籍」を作るツールが一体何なのかも教えてくれませんか。

      • 売るのが目的ではなく、無料で公開するだけなら電子書籍にしない。
        そのままHTML5ででも書いて、ブラウザで閲覧できるようにする。
        PDFにしたいだけなら、iBook Authorは不要。

        電子書籍を作りたい人って、だいたいは売るのが最終目標だったり
        するんじゃないかと思う。

        「売るなら必ずAppleを通せ。他で売ることは許さん」
        ということになるなら、iBook Authorを使わずに他のツールで作り、
        iBookstore以外でもじゃんじゃん売れるようにするのが賢明だろう。

        電子書籍が紙の書籍に入れ替わる瞬間と思われる重要な時期が今。
        その中で、Appleの「自分さえよければ、自分以外が損してもいい」
        みたいな独善的な行動をとってばかりいると障害でしかない。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          >電子書籍が紙の書籍に入れ替わる瞬間と思われる重要な時期が今。
          >その中で、Appleの「自分さえよければ、自分以外が損してもいい」
          >みたいな独善的な行動をとってばかりいると障害でしかない。

          iBook Authorは別に嫌なら使うなで済む話ですよね。
          appleはわざわざシェアが小さくなる選択をしていて馬鹿だなとは思いますが、別にひどいとは思いませんね。

      • by Anonymous Coward

        >さらにいうと、もし売る気があるのならば、iBook Store で売ることも出来るわけです。
        使用ライセンスでiBook Store でのみと規定している事だね。
        Amazonで売ろうと思うと使えないというか使っちゃダメ。
        だから元レスの表題どおり
        >電子書籍を売りたかったら、iBooks Authorは使ってはいけない
        ってのは正しいと思うよ。
        自分で販売チャンネルを狭めるって話なんだから。

        元々売るのが目的で無いなら、それはそれで良いとは思うけどね。
        様は「Appleのプラットフォームありき」ではなく「電子書籍というコンテンツ販売」のお話。

        • by Anonymous Coward

          Amazon向けはAmazonの用意(あるのか知らないけど)したツールでオーサリングして、
          Apple向けはiBooks Authorでオーサリングしてそれぞれ売ればいいのでは?

        • by Anonymous Coward

          正確に言うと、Amazonで売ろうと思ったらどのツールを使えばいいんですか?
          てゆうか、日本のAmazonで個人で電子書籍の出版・販売ができるんでしたっけ?
          DRMは何を使うんですか?

          • by Anonymous Coward

            >正確に言うと、Amazonで売ろうと思ったらどのツールを使えばいいんですか?
            Kindle Gen [amazon.com]。正確に言うと、WordやHTMLエディタで書いたものをKindle GenでKindle Formatに変換するかInDesignにプラグインを入れてKindle Formatに変換します。

            >てゆうか、日本のAmazonで個人で電子書籍の出版・販売ができるんでしたっけ?
            現在のところはできません。そもそもKindle sto [amazon.com]

    • by Anonymous Coward

      mustであってhave toでない、ってことは、「絶対iBookstoreで売った方がいいよ!」と言ってるだけで、他の方法はダメだと強制しているわけでは無いようにも読めるんだが。

    • 今日もお疲れ様です。

    • by Anonymous Coward

      このアプリで作ったファイルのDRM付けが当面iBookstoreのみ、ってことに噛み付いてる奴が多いけど、無料のソフトが最初は自社製品にしか対応していないなんて、別に普通のことじゃないのかねえ?
      タブレットで使うことを前提としたリッチなコンテンツを簡単に作るツールとしてこんなの作ってみました、ファイルは無料で配布できるし、まずはiBookstoreでなら販売もできるけどどうよ、ってことでしょ。そんなに不自然?

      逆に、WP7用の電子書籍か音楽か何かのコンテンツを作るツールで、個人で販売できて、しかも無料でiOSやAndroidのDRMにも対応できて、様々なデバイスのレイアウトの変化にもしっかり追従できるコンテンツが作れて、しかも将来もしっかり開発が継続されそうなソフトってあるんだっけ?

      そんな都合のいい物はなかなか無いよ、ってだけの話でしょ。

      • by Anonymous Coward

        このツールは、電子書籍作成ツールじゃなくて、iPad用インタラクティブドキュメント作成ツールってだけの話。
        問題なのは、規約上、これを売る時にiBookstore以外で売れないってこと。ベクターで有償配布とかができない。
        Emacsで作成したソースがGPLでなければならないっていったら笑うだろ?
        アップルがやっているのはそのレベル。

        • by Anonymous Coward

          昔はiPodをウィンドウズに対応させた所で誰が買うかよとか言われてたのに
          他所でも売る為にアップルのツールが使えないのはおかしいとか、何か隔世の感が有るな。

        • by Anonymous Coward

          >問題なのは、規約上、これを売る時にiBookstore以外で売れないってこと。ベクターで有償配布とかができない。

          へえ、そんな規約があるんだ。
          ソースはあるの?
          ちなみに、上のリンクのFAQは規約じゃないし、他で売ってはいけないなんて書いてないよ。

          >Emacsで作成したソースがGPLでなければならないっていったら笑うだろ?
          >アップルがやっているのはそのレベル。

          もし上の規約があったにしても、この例えは頭悪すぎとしか言えんな...

  • by shunta (5526) on 2012年01月20日 15時56分 (#2084275) 日記
    追記:
    ひとりぶろぐによれば、iBooks Author で作成したファイルは iOS の Safari から読み込めば、そのまま iBooks に登録されるとのこと。無償配布に利用する以外にも、理論上は勝手 iBooks ファイルを販売するオンラインストアなど実現できそうですが(手数料を20%に削減するとか)、アップルはどう規制するのでしょう。

    http://japanese.engadget.com/2012/01/19/ibooks-author-ibookstore/
    --
    ----------- 一生勉強を続けなきゃ!
    • 電子書籍を作れるから色々作ってね、ということでしょうけども、教科書というか教育書籍(?)に寄せてる気がします。
      教育関連で色々やりたい人には金がないってのも世の常で、iBooks Authorを$30とかにせずに無料で出したのは素晴らしいことだと思います。
      さらに、作ったものを無料で配布するのには制限がかかっていないので、いろんな方法で配布できるし、教育目的でも使えると。
      無料の電子教科書作りたいところにはすごく良いんで無いかなぁ。

      で、このiBooks Authorを無料で出して、有料書籍を作っても対価を取らない、別によそのマーケットで売っても良しってすると、たぶん株主から理解が得られないんじゃないかと。さすがにiPad利用促進っつって無料でやるべき範囲を超えてるデキなので。

      という背景があると、たぶん販売するオンラインストアが出ても、暫く苦情言うぐらいで技術的に規制したり訴えたりってことにはならんのではないかと。

      しかしまあ、Appleの出した無料のオーサリングツール使ってApple通さないで売るってのも、まあまあアレな話かなと。
      iBookstoreに出す電子書籍のオーサリングツールはAppleのをかならず使うこと、とかならまだしも他にも選択枝はあるわけですし、「無料で使わせろ他の場所でも有料で売らせろiBooksotreでしか有料で売れないなら使い物にならん」とかは流石にどうかなぁ。
       # そういう発言する人は多そうで少し残念だけれども:-(
       # まあ「奴らに首根っこを掴まれるような甘言を弄しての囲い込みは断じて許せん!」とかぐらいならアリかな:-P

      暫くいろんな人がライセンス無視して色々やったあげく、「iBookstoreでも必ず売ること」とかに落ち着く気がする:-P

      親コメント
    • Re:電子自炊可能 (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2012年01月21日 14時05分 (#2084752)

      さっそくiBooks形式のファイルのアップロード・公開に対応したサイトが出ました。

      http://www.ipad-zine.com/ [ipad-zine.com]

      全部無料で公開されているもののようなので、Appleの規約には違反していません。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ライセンスで縛るんじゃないの?

      • by Anonymous Coward

        世の中にライセンス無視な人がいっぱいいる。

  • 教育用アプリとやらをやる ↓ 難しいところで飽きる ↓ めんどくせ、ホームボタン→ゲーム(この間5秒) ↓ 3時間経過… って私ならなっちゃう。子供なら尚更では。
  • この使いやすそうなマルチメディアオーサリングソフトwは、ハイパーカードに似てる。
    外人の玉石混交の教育スタックがあったように、色々出てきそう。

  • by Anonymous Coward on 2012年01月21日 17時05分 (#2084843)

    この前のストーリー [srad.jp]でiPad版の「不思議の国のアリス」 [youtube.com]の開発者の人が
    現状の電子書籍は「電子媒体だからこそ可能なデザインは追求されておらず、素人によるレイアウトとデザインが蔓延っている」とか批判してましたけど、
    そうなってしまう大きな理由の一つに、「何やったらいいのかわからない」ってのがあったと思うんですよ。

    紙の書籍だったら、何百年も前からフォーマットが完成していて、前書きがあって目次があって本文があって索引があってって・・・というふうに
    コンセンサスにしたがって作ればだれでも世間で「本」とされているものを作ることはできた。(まぁ細かいことを言うと違いますが)
    でも電子書籍にはそういうセオリーがまだない。

    EPUBやPDFを使って紙の書籍の電子版を作るということは広く行われてますけど、そういうのは「電子媒体だからこそ可能なデザインは追求されて」いないわけですから、
    本当の意味で電子書籍かというとちょっと違う気がしますし、省スペース以外の動機で読者が電子版を選ぶだけのパンチには欠けていると思います。

    では「電子媒体だからこそ可能なデザイン」を追及したものを作ったろう!と出版社がちょっとインタラクティブなものを作ろうとしたら
    結局アプリを丸々一個開発するような感じになるわけで、どれくらいデザイン部分のコストがかかるのか不透明です。
    またなにより今まで紙の書籍をやってたような編集者とかがみんなそういうアプリのアイデアをイチから考えて「不思議の国のアリス」みたいなものを作れるかというと、ちょっと現実的じゃないように思えます。

    アップルがこの分野で天下を獲れるかわかりませんけど、こういう説得力のあるフレームワークを作ってくれおかげで、「電子書籍ではどういうことをやれるのか」というのがなんとなく見えてきた気がします。
    PDFでもアプリでもなく、電子書籍用のフォーマットが用意されて(EPUB?)、なにかインタラクティブな要素はHTML5とJavaScriptでやれる範囲で搭載するみたいな感じになるのかな?
    GoogleやAmazonも同じようなモノを作ってきそうです。

  • by Anonymous Coward on 2012年01月20日 14時08分 (#2084197)
    アップル - QuickTime - QuickTime VR Authoring Studio [apple.com]を思い出す名前です。
    QuickTime Xでサポートしてないみたいですし、いまならWebブラウザとJavaScriptでできるからもう必要ないんですかね?
  • by Anonymous Coward on 2012年01月20日 14時43分 (#2084226)

    やっぱり検閲されるの?

    • by Anonymous Coward

      どんな理由で拒絶されるかが気になりますね。

  • by Anonymous Coward on 2012年01月21日 0時39分 (#2084597)

    ここのコメを読んで、日本が大変なことになっていることはよく判った。

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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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