iPhone 向けの電子書籍の売り上げトップは「ゴルゴ 13」 62
ストーリー by reo
販売実数が知りたいところ 部門より
販売実数が知りたいところ 部門より
x-AC 曰く、
すでに iPhone 向け電子書籍のサービスを 6 月 22 日より開始していた「イーブック イニシアティブ ジャパン」が、同サービスオープン後約 10 日間の販売ランキングを公表した (eBookJapan のニュースリリース、MarkeZine の記事より) 。
それによると上位 10 位は以下のとおり。
- ゴルゴ 13 (1~100 巻)
- 美味しんぼ (1~50 巻)
- 静かなるドン (1~90 巻)
- じゃりン子チエ (全 67 巻)
- ブラック・ジャック (全 22 巻)
- からくりサーカス (全 43 巻)
- サラリーマン金太郎 (全 30 巻)
- 天は赤い河のほとり (全 28 巻)
- サイボーグ 009 (全 28 巻)
- オークション・ハウス (全 30 巻)
上位 10 位を見るだけでも、全体的にじっくり読み込むタイプの大部のシリーズものが積極的に購入されており、従来の携帯電話向けマンガと明らかに傾向が異なることが見て取れる。記事によれば読者 1 人あたりの平均購入金額は月額 1 万円とのことで、大辞林などの辞書コンテンツなどと併せて、iPhone 独自の電子書籍市場が立ち上がりつつあると見て良さそうである。
おっさんホイホイ (スコア:4, すばらしい洞察)
おっさんホイホイにしか見えません!!
Re:おっさんホイホイ (スコア:5, すばらしい洞察)
私は床屋を思い浮かべた。
Re: (スコア:0)
Re:おっさんホイホイ (スコア:2, おもしろおかしい)
おそるべし中学生の性欲。
Re: (スコア:0)
>おそるべし中学生の性欲。
中学生にしては角度が今ひとつ…いやなんでもありません
Re:おっさんホイホイ (スコア:2, すばらしい洞察)
>おっさんホイホイにしか見えません!!
なんとなく、わかる。
iPhoneに飛びつくくらい新しいもの好きで、「本」にこだわらず電子書籍に手を出せる、となるとおそらく年齢30代~40代あたりが上限か。そして月額 1 万円くらい漫画に使えるのは、勤め始めの独身者から子供無し世帯あたりまで。昔全部読んでしまった漫画をまた買うよりは、断片的に読んだことあるけど全部は読んでないもの、いっそこの際にまとめて読んでしまえ、と。本で買うと巻数の多い漫画は非常に嵩張り、やがて手放さざるを得なくなるが、電子書籍なら場所をとらないので、これを機会に挑戦してみたくなる。
こんな感じかな。なんとなく、1984年前後の週刊少年ジャンプの長期連載作を電子書籍で出せばジャストミートしそうなんだけど、集英社はeBooksには出してないのか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
確かにおっさんホイホイといわれても仕方ないな。
Re: (スコア:0)
そもそもiPhone自体が(ry
Re: (スコア:0)
まあおっさんは、アイフォーンじゃなくて
アイホーン(本)って発音してそうだからな。
iPhone≠アイホン (スコア:1)
アイホン:AIPHONE(インターホンのメーカー)
アイフォーン:iPhone
詳しくは下の記事で。
■アイホン、iPhoneの商標問題でAppleと「友好的合意」(2008/03/24) [itmedia.co.jp]
じっくり? (スコア:3, すばらしい洞察)
1話完結で「どこから読んでもOK」な作品ではないかと思います。
それこそ電車内とかでちょろっと読むのに最適なんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
まぁほとんどが無視しても問題ない程度のものだが、それでも知らないと「?」となる話もある。
Re: (スコア:0)
週刊誌も配信してくれると、ガイジンに「大人が電車でマンガ読んでる」なんて驚かれることもなくなる。
平均月額1万円て・・ (スコア:3, すばらしい洞察)
と思ったが、まだ開始一ヶ月たってなく見込みに過ぎないのか。
目新しさで飛びついただけじゃないかと・・・
「大人買い.jp」の対抗馬になりそう (スコア:3, 興味深い)
# タイトルは個人的な使い方の想定への感想
ふと思い出した過去のタイトルをまとめ買いして、時間のあるときに読み進める、という使い方に
良さそうかなと思った。今までだと大人買い.jp [otona-gai.jp]で買ってたんだけど、最終巻だけ
在庫がなくて届くまで待たされたりってことがあって、読みたいときに即座に読み始めるってことが
できなかったんだよな。
とりあえずアプリは入れてアカウント作ってみようと思います。
20巻ある作品をまとめ買いしたら8000円なり10000円なりいっちゃうから、平均購入額はそんなもん
かなという感覚。
成熟した電子書籍ランキングと比較すると (スコア:3, 興味深い)
第2位【淫乱学園物語 DISCIPLINE】 サクラコミック
第3位【性感霊感巫女少女みこまん】 葵ラサ・ヤマモト月
第4位【リリィがヤラせてあげる】 佐藤沙緒理
第5位【愛妹】 工藤かずや・マナベタダシ
第6位【万引き少女の身体検査】 相澤みさを
第7位【快感フレーズ】 新條まゆ
第8位【ボクの番台さん】 あずまゆき
第9位【ANGEL】 遊人
第10位【こどものじかん】 私屋カヲル
第11位【comicぷるんっ Vol.2】 舞大夢・まめこ 他
第12位【巨乳姦淫】 山本よし文
第13位【エロティックに溺れろ!】 東野裕
第14位【もっとHな下宿性活】 ゆずぽん
第15位【女教師狩り】 童帝ねろ
第16位【美少女いじめ】 尾山泰永
第17位【ひぐらしのなく頃に】 竜騎士07・07th Expansion
第18位【アカギ】 福本伸行
第19位【カノジョ(家政婦)と暮らす100の方法】 ポン貴花田
第20位【センセイの口説き方。】 かゆまみむ
大丈夫なのか日本、と思ってしまいそうですが何のことはなく、
一般にネット販売・電子書籍販売は、書店で(対面で)買いにくい本が売れる傾向が強い、
とされています。
このiPhoneの床屋的ランキングは、実は相当特殊です。
月額 1 万円?! (スコア:2)
みんな、大人買いしてるのかなぁ?
例えば、ブラック・ジャック全22巻で約7000円なら、
つい「ぽちっとな」と買えなくもない値段。
でも、こういうものってサービスが終了したら、
(又は環境が変わったら)読めなくなりそうじゃない?
そう思うと、7000円出すなら、本でバーンと揃えたい
気持ちの方が強い。
・・・でも、置いておく場所が無くて、嫁に処分しろっ
て言われるんだろうなぁ・・・
↓
という人が買ってるのかも。
将来、読めなくなるかもしれないリスク(?)を考えると、
古本の値段に準じて、今の半額くらいが妥当という気がする。
# 本棚の奥に、古いブラック・ジャックがバーンと置いてあるが。
# 奥すぎて取り出せない。 orz
Re:月額 1 万円?! (スコア:3, すばらしい洞察)
単純に3倍してたりして……。
サービス開始直後の10日間で平均が3500円くらいなら納得のいく数字な気がする……。
Re:月額 1 万円?! (スコア:2)
開始直後に3000円分買った人の大半が、残り20日で6000円買わないと思う。
予測マジック。
Re:月額 1 万円?! (スコア:1)
日本メーカの携帯電話では DRM 付きコンテンツは機種変をしても移行できないみたいですが、
iPhone だとどうなのでしょうね? iTunes で iPhone/iPod touch 間で移行できるのかな?
Re:月額 1 万円?! (スコア:1)
移行できますよ。
ちなみにiTunesを使ってたPCが死んでもDRMかかったファイルさえ残ってれば
iTunesStoreのアカウントが認証通るかどうかの確認だけで再度再生できます。
「1 人あたりの平均購入金額は月額 1 万円」 (スコア:1)
世の中不景気じゃなかったっけ?
Re:「1 人あたりの平均購入金額は月額 1 万円」 (スコア:2, すばらしい洞察)
iPhoneユーザという前提があるんだからその時点で世の平均からは外れるだろう。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:「1 人あたりの平均購入金額は月額 1 万円」 (スコア:1)
「平均」1万だから驚いただけですよ。
サンプリングが5千円以上買ってる人だけで取ってるならいざ知らず。
日本ではすぐに市場が飽和すると思う (スコア:1)
パソコン向け電子書籍も同じなんですが、一定以上のペースで新刊が出ないと継続的な新規顧客が確保できません。iPhoneに限らず携帯向けのサービスは新作を継続的に提供しては消費者に読み捨ててもらうという方向でやっていかないと回転率がなくほど低下してしまうので。
今は参入直後ということで一気に新刊が提供されたのと同じ効果が出てますが、旧作の追加という形でラインナップを拡充していくしかない今の状況では客が主だったキラーコンテンツをあさりつくした時点でジリ貧になるんじゃないかと思います。
アメリカだと、Kindle向けコンテンツというある程度あてになりそうな戦力があるんですけどね……。
#iPhoneの利用者が無限に増え続けるなら話は別ですが……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:日本ではすぐに市場が飽和すると思う (スコア:3, 参考になる)
eBook Japanを利用したことがある人ならすぐわかると思うんだが、ここの従来のシステムは
========================
1)PCで購入&ダウンロード(PCでの閲覧のみ)
↓
2)トランクルーム(WEBストレージ)に手動で預ける
↓
3)iPhone/iPod touchでも閲覧可能になる
========================
というものだったわけだが、これに
========================
1)iPhone/iPod touchで購入
↓
2)自動的にトランクルーム(WEBストレージ)に送られる
↓
3)PC/iPhone/iPod touchで閲覧可能になる
========================
という「iPhone/iPod touchからも購入できる」という追加システムが加わっただけで、電子書籍自体は以前と同じ「PC/iPhone/iPod touch共有」。
今回のニュースリリースにある「売り上げ」がかかるのは「iPhone向け電子書籍」ではなく「iPhone向け購入サイト」と考えたほうが妥当でしょう。
当然、PC向けの購入サイトも継続されてますし、実売の統計がないので推測にすぎませんが、今後もPC向けがメインなんじゃないかなーと。
eBook Japanの電子書籍販売は「まとめ買い(同一タイトルの全巻orセット購入)」するとeBook図書券というものがもらえるので、大人買いできる人のほうが利用するメリット大きいから、この結果は当然かと。
また、BOOKOFFに完全に食われてしまった&紙媒体で買うと場所を取り過ぎるような「旧作」や「大作」の掘り起こしのほうがメインになるとしたら、作者にも読者にも有意義なことだと思いますよ。
新作はいらんような (スコア:0)
旧作だけでも普通の人が10年分暇つぶしできるくらいのボリュームは
あるはずなので、習慣化につなげる仕組みの方が重要なんでは。
ありがちなやり方としては、大作の最初の方だけ無料にするとか。
とくに、別の何かを買ったときに「これもプレゼント」みたいな形だと、
ただ無料化してお客が来るのを受動的に待つよりも利用率が高くなりそう。
# マーケティングデータ使って嗜好に合いそうなものをチョイスすると尚よし。
もし新作も扱うなら、旧作の大作以上にバンバン試せるようにして、
人気が出てから回収する形でないと間に合わないんじゃないかなぁ。
現在旧作が主力になってるのも「すでに人気がある」ということが
求められてることの現れだと思う。
Re:新作はいらんような (スコア:2, すばらしい洞察)
eBook Japanで「丸々1冊無料」というのは知らない(俺が知らないだけかも)が、すべてのタイトル・すべての巻ではないが最初の20~60頁くらいを無料の「立ち読み版」を無制限にダウンロードして読むことができるね。
通勤時の暇つぶし用としてならこれだけでも十分だろうし、さらに続きが読みたければその場で購入して家に帰ってPCで読むという使い方も考えられる。
また、「まとめ買い」の特典であるeBook図書券をもらうことで、次回利用時に1~2冊を無料で購入できるシステムになっている。
新作の扱いについてだが、信頼のおける某筋から聞いた話では「新作は紙メディア、旧作は電子メディア」という方向を目指す流れがマンガ出版業界にあるそうだから、現在のeBook Japanのやり方の方向性は間違ってない気がする。
習慣化という意味では「iPhoneで通勤時に立ち読み版を読む」とか「自宅PCで購入したものを通勤時にiPhone/iPod touchで読む」いう毎日手持ち無沙汰になりやすいシチュエーションを狙えるのが強力ではなかろうかと。
ただし、対応する携帯デバイスをiPhone/iPod touch以外にも拡大しないと、本格的にパイを広げることは不可能だけどね。
対応してほしい端末を列挙するツリー (スコア:1)
個人的に対応してほしいだけですが、
・biblio
・Windowsモバイル系の端末
・Kindle(無理だろうけど)
・SONY Reader (さらに無理だろうけど)
やっぱ、iPhoneくらい大量に売れないとだめなんですかねぇ。
#悪循環だよなぁ
#売れる→対応→さらに売れる。
#売れない→対応しない→消え去る。
Re:対応してほしい端末を列挙するツリー (スコア:1)
>iPhoneじゃできないようなエロ漫画も。
Apple APP Storeで無料配布されているのは、電子書籍を閲覧・購入するためのアプリ。
それを使ってeBook Japanからエロ漫画やグラビアを購入・閲覧することは可能。(たぶん
実数不明で客単価が10倍と言われても… (スコア:1)
ニュースリリース見に行ってみましたが、実際の購入人数は書いてないんですね。
リリースの中の「読者の平均購入金額は携帯電話向けコミックサイトの約10倍」という表現も、「※ただイケ」みたいな感じで香ばしさを感じてしまいます。
株価対策だかなんだか知らないけど、とにかく派手な売り文句のリリースを流して話題にして欲しいんでしょうかね。
入れ食いですな>/.J
無料のも含んでいるの? (スコア:0)
ゴルゴ13って大分初期に無料で配ってなかったっけ?
これって一冊いくらなの? (スコア:0)
これって一冊いくらなの?
一見してわかりにくいね。漫画によって違うのかな?
一冊10円くらいなら読むかも。
Re:これって一冊いくらなの? (スコア:2, 参考になる)
大体1冊\420- っぽいですね。
正直電子媒体なのに殆ど単行本を買うのと同じ値段は高いと思います。
一話10円くらいなら読むと思います。
Re:これって一冊いくらなの? (スコア:1, 興味深い)
普通の本なら定価の比率
権利者(印税)10%
出版社
紙代:6%
製版・写植代:12%
印刷・製本代:7%
編集コスト:3%
版元粗利:約20%
新刊じゃない、ダウンロードなので
紙代:6%
製版・写植代:12%
印刷・製本代:7%
編集コスト:3%
は不要
500円の本なら
権利コスト150円
(版元の粗利20%(紙の本を出版した場合)
印税10%)
電子化コスト 1%
サーバー運営費 10%
粗利(取次ぎや 問屋の一般的な粗利を参考)8%
で
版元の取り分が10%なら 販売価格120円
版元が通常と同じ20%なら販売価格180円
が妥当かな?
これより高いなら紙の本を買うほうがお得かも?
Re:これって一冊いくらなの? (スコア:2, 興味深い)
Re:これって一冊いくらなの? (スコア:1, すばらしい洞察)
あとこういうベンチャーは初期投資コストの回収もある程度急ぐ必要があるから、粗利は一般的な問屋より大きくとる必要があると思う。
420円が妥当とは思わないけど、まぁ許せる範囲じゃないかな。
しかし、市場規模拡大するには安くしたほうが有利なのも確か。もし1冊半額の210円なら自制の効かない大人が増えそう。
Re: (スコア:0)
電子化コストが1%、ですか。
そこまで安くするには、それなりな市場の規模が必要な気がしますがどうなんでしょう。
別のサイトの数字ですが [markezine.jp]
これだと5億ダウンロード / 約70万話 = 約700ダウンロードで良いのかな。
コミック1冊あたり8話から10話くらいとして、
一冊120円が平均7000部売れると仮定すると1冊あたり8400円。
かなり強引な数字ですが、はたしてこれは多いのか少ないのか、ですね。
Re: (スコア:0)
>一冊120円が平均7000部売れると仮定すると1冊あたり8400円。
本を分解してスキャナーにかけるわけでもないでしょう。
版元から借りた写植原版データから専用ソフトでコンバートが普通な気がする。
ソフト代の減価償却に一冊あたり8400円もかからない気がするのですがどうでしょうか?
たとえ手作業でも裁断→ADFスキャナーにセット→データの目視チェック アルバイトでも1時間に数冊こなせるレベルじゃないでしょうか。
Re:これって一冊いくらなの? (スコア:2)
ヴォイジヤーの携帯用コミックと同じ体裁みたいですね。
(コマごとに効果が入るタイプ)
確か、解像度毎に対応が必要と聞いているんで、ここに一番金がかかってるんじゃないですかねぇ…。
自分も自炊しますけど、スキャンしただけのでは携帯ではお金は請求し辛いかも…。
Re: (スコア:0)
全何巻 (スコア:0)
こういう風に全何巻とかでまとめて、それを単位にしてどれだけ売れたか比べたら、巻数の多いものほど有利になるよね。
まあどうでもいいけど。
Re: (スコア:0)
有利になるって、誰に対して戦いを挑んでいるのでしょう?
Re: (スコア:0)
巻数多いものをそろえれば、「一括買いによるまとまった売り上げ」を得るのに有利、それだけでしょ。
月一万円ってのは (スコア:0)
既刊を一気に買っただけじゃないの?
既刊揃えたらそれ以降は新刊追いかけるだけだから初速以降は平均月2000円もいかなくなるんじゃね?
この調子でビデオ配信も普及していただきたい (スコア:0)
Re: (スコア:0)