OpenDarwin 7.2.1リリース 9
ストーリー by Acanthopanax
ひさしぶりのHexley 部門より
ひさしぶりのHexley 部門より
本家記事より。OpenDarwin.orgから、OpenDarwin 7.2.1(ppc版およびx86版)がリリースされた。OpenDarwinは、AppleのDarwinをベースに、Mac OS Xとバイナリ互換の開発環境を提供することを目標としたプロジェクト(過去のストーリー: OpenDarwinに集まれ)。
前バージョンの6.6.2からおよそ1年ぶりのリリースとなる。本バージョンでは、Darwin 7.2がベースとなったほか、tulip NIC Driverの追加などがおこなわれている。
興味深いのはfatバイナリ? (スコア:1)
調べてみて興味深い機能はfatバイナリ機能でしょうか。
コンパイラオプションでx86とPPCの両方で動作するバイナリが作れる。
これって、実際に試してみた方いらっしゃいますか?
腐乱化…もといFlanker
Re:興味深いのはfatバイナリ? (スコア:2, 参考になる)
では、試してみようと、Bochs-2.1.1で動くか試してみたのですが、だめでした。
Carbon版バイナリでは、"-enable-cpu-level=6"が必要と言われてリセットを繰り返すという状況でした。そこで、x11でこのオプションを有効にしてコンパイルしてみましたが、途中まで起動するものの、"Still waiting for root device"がえんえんと繰り返されて先へ進まない、と。起動時のオプションの"rd="で指定するということなのですが、キーマップの違いから"="が入力できず。このあたりは設定次第でなんとかなりそうなのですが、検索してみてもうまくいったという報告が見あたらないのですね。ううむ。
Re:興味深いのはfatバイナリ? (スコア:0)
Re:興味深いのはfatバイナリ? (スコア:2, 興味深い)
結局、Virtual PC 6.1にインストールしました。インストール後の起動時に、カーネル引数でrd=disk0s1を指定するのと、USBをきっておくことが必要でしたが、それで無事にloginまでたどりつきました。ネットワークが有効にならなかったので、ファイルのやり取りはディスクイメージを介しておこなうことになりました。
で、
gcc -arch ppc -arch x86 -o hello hello.c
としてみて、できたバイナリがOpenDarwin/x86とMac OS Xの両方で動作するのを確認しました。って、それだけなのですが。
とりあえず動きませんでした(涙 (スコア:1)
インストールが終了して、リブート…
をぉっ!Mac OS X が起動してるみたいですよ!
リンゴマークの下でくるくる回ってる…
と思って感動していたら、なんか駐車禁止みたいなアイコンが出てきて反応なし…
あれ?っとおもってリセットして-vオプション起動するとRootデバイスが見つからない?
…なんなんだこれは?
ディスクのジオメトリが正しく読み取れない?
FreeBSDではそういうことでインストール失敗したことあるけど、今回はインストールはちゃんと出来るぞ…
よくわかんないので、誰か知ってる人がいれば情報キボンヌ
腐乱化…もといFlanker
Re:とりあえず動きませんでした(涙 (スコア:2, 参考になる)
カーネルオプションで、rd=disk0s1と指定するとよいと思います。INSTALL.x86.txt [opendarwin.org]の末尾に説明がありました。
とりあえず動きました、でも・・・(涙 (スコア:2, 参考になる)
以下の手順で起動に成功しました。
やはりMacintoshに採用されているNICを入手しないとダメなのかしら?(滝涙
腐乱化…もといFlanker
Re:とりあえず動きました、でも・・・(涙 (スコア:2, 参考になる)
INSTALL.x86.txt [opendarwin.org]では、サポートしているハードウェアとして以下のものがあげられています。
このあたり、対応ハードウェアがすくないというのは否みようがないでしょうね。
Re:とりあえず動きませんでした(涙 (スコア:0)