iPhoneも技適不適合リスト入り。eSIM利用時の緊急通報不可問題で 52
不適合 部門より
総務省曰く
「当該端末機器を取り扱う電気通信事業者から、デュアルSIM機能を利用する際に、「音声通話ができないデータ通信専用SIM」と「音声通話可能なSIM」を組み合わせ、音声通話が利用できないデータ通信専用SIM回線を「モバイルデータ通信」用の回線に設定して使用すると、緊急機関(110/118/119)への発信ができない事象が確認されたとの連絡があった。」
とのことである。
参考URLを見れば分かるとおりiPhoneだけではなく、他の機種にもチラホラ見られる欠陥である。
だがだからこそ、ブランド商売として、きちんとテストせーやと思う。
総務省は10月29日、Apple製のiPhoneなど15機種をを技適に適合しない端末として「技術基準への不適合等が確認された端末機器の一覧」に追加した。一覧に追加された理由としては、先日話題となったデュアルSIMで緊急通報の発信ができない問題が原因。ITmediaの記事によれば、技術基準への不適合ではなく周辺事例であることから、周知を図る目的で掲載したという。なお、この一覧ではiPhoneという名称が使われていないので注意。具体的な製品名はiPhone Maniaの記事によると以下の通りとなっている(総務省、ITmedia、iPhone Mania)。
- iPhone XS(A2098)
- iPhone XS Max(A2102)
- iPhone XR(A2106)
- iPhone11(A2221)
- iPhone11 Pro(A2215)
- iPhone11 Pro Max(A2218)
- iPhone SE(第2世代)(A2296)
- iPhone12 mini(A2398)
- iPhone12 Pro Max(A2410)
- iPhone12(A2402)
- iPhone12 Pro(A2406)
- iPhone13 Pro(A2636)
- iPhone13 mini(A2626)
- iPhone13 Pro Max(A2641)
- iPhone13(A2631)