消費者が Apple から購入したデジタルコンテンツの所有をめぐる新たなクラスアクション訴訟 34
訴訟 部門より
消費者が iTunes Store で「購入」したデジタルコンテンツの所有をめぐり、新たなクラスアクション訴訟が米ニューヨーク西部地区連邦地裁で提起された(Patently Apple の記事、 訴状、 9to5Mac の記事)。
iTunes で購入したコンテンツの所有をめぐる訴訟としては、カリフォルニア州の男性とペンシルベニア州の男性がそれぞれ提起した 2 件のクラスアクション訴訟が 4 月に話題となった。今回の訴訟で原告が主張する内容はカリフォルニア州の原告と同様のものだ。
iTunes Store で「購入」ボタンをクリックしてデジタルコンテンツを購入すると、そのコンテンツはユーザーの購入済みフォルダーに格納される。しかし、このコンテンツはコンテンツ権利者と Apple の契約により購入者が利用できるようになっているだけであり、契約が終了すれば購入者への提供も終了する。Apple は契約が終了したコンテンツを購入者の購入済みフォルダーから削除する必要があり、事前の警告なしに削除を実行する。
一方、デジタルコンテンツを物理メディアで購入した場合、販売店とコンテンツ権利者の契約が終了したからと言って購入者の手元にある物理メディアが取り上げられることはない。そのため、Apple が iTunes Store におけるコンテンツ取得オプションに関し、不正確な説明をして消費者をミスリードしているというのが原告の主張だ。
原告は本件をクラスアクション訴訟と認定することや、iTunes Store における「購入」オプションに関する Apple の説明が違法であることの認定、適切な差止命令や陪審が算定した損害額の賠償などを求めている。
「購入」じゃなくて「レンタル」にすればいい (スコア:1)
最初からレンタルにしとけば、だれも勘違いしないでしょう
Re:「購入」じゃなくて「レンタル」にすればいい (スコア:1)
数日だけ観れるレンタル映像作品とサービス終了まで観れるか使える作品やアプリなどを分けてるだけだが
どっちもレンタルだよな
Re: (スコア:0)
だね。レンタルだと思う。
10年ちょっと利用しているけど、今も利用出来てるんで、まぁいいか、と。最初の頃は、「再生できる権利とかモヤる」とか、「いつまでやってくれるんだろう?」とか、他に書かれてる様なことを思ったけど、今は気にしてない。
考えるのは、「ストリーミングのほうにしようかな?」って事かな。課金がファイルから期間になる訳だけど、そっちの方がより楽しめるかもね、って。
でも、聞かない時オフるのメンドクサ、とも思うんだよね。
Re:「購入」じゃなくて「レンタル」にすればいい (スコア:1)
「利用契約」でも良さそう。
利用できる対象のコンテンツと、利用者と、利用期間が明記された契約でしょうか。
Re: (スコア:0)
レンタル期限:コンテンツ提供者かAppleがやめる時まで
になるんかな。
Re: (スコア:0)
これだよな。
問題は単なるレンタルを「販売」だと言ってしまっている事。
要は騙しているって事だもん。
音楽に限らず認証付きのデジタルコンテンツは全て、だね。
Re: (スコア:0)
レンタルと書くと売れないから、購入にしてるのだろう。
全ては儲けのため
Re: (スコア:0)
レンタルなんだから価格1/10ぐらいにすべきだろ
CDレンタルと同じのくせに何で販売と同じ値段取ってるんだ
Re: (スコア:0)
提供終了するなら、せめて返金はしてほしい
Re:「購入」じゃなくて「レンタル」にすればいい (スコア:1)
そこは減価償却でもいい
1年以内にサービス終了・・・全額返金
1年経過・・・9割返金
(略)
10年経過・・・1割返金
Re: (スコア:0)
コジキでも文化的な生活を送れるよう、便宜をはかってくれていた相手に噛みついてどうする気なのかねえ。
CDなりたいiTunesミュージックストアなりが高いのはそれなりに理由があったのに、安くしろ、同じ権利をよこせって
バカじゃね?
Re: (スコア:0)
「それなりの理由」に納得感がなかっただけの話じゃない?
以前にどっかで有ったなぁ (スコア:0)
DMMとかは、ソレ回避するために無期限になってる話をドコかで知ったが忘れた
Re: (スコア:0)
4月の記事
https://apple.srad.jp/story/21/04/25/0229227/ [apple.srad.jp]
によれば、「レンタル」と「購入」と2つのボタンがあるそうです。
Re: (スコア:0)
「レンタル」と「レンタル(ストア営業継続の間)」とかにしないと。
Re: (スコア:0)
本も音楽も映画も全部サブスクにしてしまえばいい(極論)
Re: (スコア:0)
きっとAppleが販売する「デジタルコンテンツそのもの」ではなく「使用権(無期限、制限あり)」を「購入」しているんだという理屈なのでしょうね。
Re: (スコア:0)
その理屈だと、本来のレンタル(期限あり)も使用権を販売していることになりますね。
Re: (スコア:0)
それはその通りで自明ではありませんか?
それを「(コンテンツを)レンタルする(権利を購入する)」というのか「(コンテンツの使用権を)購入する」というのか。
表現の違いなのではないでしょうか。
Re: (スコア:0)
いや暗黙部分が対比されるもので異なるって明確な詐欺構文やん。
Re: (スコア:0)
使用権を購入したなら、Appleに限らずどこででも使用する権限を保持するわけで
Apple外でも視聴できるようにすべきだわな。
販売はどこの業者(AppleでもGoogle)でもいいから、作品の提供はコンテンツ権利者が保証すべきだ。
AppleやGoogleがやめたらコンテンツ権利者が代わりに提供すべき。
そう法律で義務付けてくれるとありがたい。
オンライン提供がダメなら代わりにBlurayディスクを送ってきて終わりにしてもいい。
Re: (スコア:0)
それは誰が何の権利を「購入」したのかによって異なる結果になりませんか?
Re: (スコア:0)
初めからApple TVやiTunesでのみ視聴できる権利しか買ってないのに図々しいね
Re: (スコア:0)
どこで再生可能なのかは争点じゃない。
争点になってるのは、Appleの都合で「視聴できる権利」が消滅すること。
クラスアクション (スコア:0)
クラスアクションの対象者ってどうやって決めてるの?
この前FaceTime絡みのクラスアクションで「カリフォルニア州のiPhone4」ユーザが対象と思われる物の小切手が届いた
住所はApple IDの登録住所みたいだけど、ちゃんと日本になってるし。なんで対象になっているのか謎。
$3だし日本じゃ換金もほぼ不可能だから放置してたら、「もうすぐ換金期限だから」ってハガキが届いた…
Re: (スコア:0, 興味深い)
訴えるときに「John Doe 1-100」とか「同じ状態にある全ての人たちの代理」と原告欄に加えておけばいい
勝ってから弁護士が名簿作るでしょ
Re: (スコア:0)
その名簿をどうやって作るのかという疑問だったのだが
書籍や音楽、映画などは (スコア:0)
自己防衛策として、EPubやPDF, mp3, mp4などのスタンダードなフォーマットに変換して、
売り手の「管理」から切り離して「所有」するようにしている。
アプリだけはどうしようもないが。Androidならバイナリを保存しておいて、サイドロードという手も取れるが、
それとて、OSが古いAPIをサポートしなくなればゴミになる。
勝手に消されるのとはまた違う話なので、今回のトピックとはちょっと話がずれるが。
Re: (スコア:0)
>スタンダードなフォーマットに変換
サービス契約約款で禁止されてることが多くて嫌になる。
不便すぎて物理メディアを買わざるを得ない。
Re: (スコア:0)
配信だと昔の作品は中身が変更されたりする可能性あるからね
本当に好きなものは物理媒体で買っておきたくなる
Re: (スコア:0)
表紙が差し替えられるのが地味にイラッとする。
デジタルコンテンツに限った話ではなく (スコア:0)
プロプライエタリなパッケージソフトウェア(アプリ)やOSなんかも昔から全部同じで、限定的な使用権を買ってるだけなんだよね。
たとえ物理メディアを持っていても利用許諾契約に縛られてるから、複製はおろか貸与や譲渡もできない。
本件については、無劣化コピーが無限にできてしまうというデジタルコンテンツの特性上、現状は致し方ないんじゃないかなあ。
ブロックチェーン技術とかで権利を厳格に管理できるようになれば変わってくると思ってるけど。
Re: (スコア:0)
貸与や譲渡を許諾すると無限回の転売や無断サブライセンシング、あるいは偽物の販売に御墨付を与えることになるので、許可されることは未来永劫ないでしょうね。公演チケットの公式リセールサービスのような仕組みは折衷案としてありますが、運営コストも高いですし、普及の見通しは相当に厳しいかと。
ソフトウェアを利用許諾した事実の計算機上での表現や検証手法としては既にアクティベーションなどの仕組みがあり、その部分にブロックチェーンを採用しても使い勝手は既存のアクティベーションとほぼ同じなので状況は特に変化しません。
Re: (スコア:0)
家庭内ということで複製はできるはずですが(保護技術含めてなら法律違反になる解除も不要だし)
利用許諾契約があっても公序良俗違反で意味ないですよ