FBIから反対を受けたのち、AppleがiCloudバックアップのエンドツーエンド暗号化計画を取りやめていたとの報道 12
ストーリー by headless
中止 部門より
中止 部門より
AppleはiPhoneのiCloudバックアップをエンドツーエンドで暗号化する計画だったが、米連邦捜査局(FBI)から捜査の障害になると反対を受けたのちに取りやめていたとReutersが報じている(Reutersの記事、
The Vergeの記事、
9to5Macの記事、
Mac Rumorsの記事)。
Appleは暗号化されたiPhoneからのデータ復元は不可能だとして捜査機関からの要請を一貫して拒否しているが、iCloudのデータは令状があれば提出している。しかし、エンドツーエンドで暗号化した場合はAppleが復号できなくなってしまう。
Reutersの情報提供者6名(FBIの職員1名/元職員3名、Appleの従業員1名/元従業員1名)によれば、2年以上前にAppleがこの計画をFBIに伝えたところ、iPhoneを使用している容疑者に関する最も効率的な証拠収集手段が失われると反対を受けたという。その翌年、Appleはこの計画を取りやめたとのこと。
別のApple元従業員は、犯罪者を保護していると当局から批判されるリスクを避けるため、Appleは計画を取りやめにしたと述べている。ただし、また別のApple従業員はユーザーがデータを失う可能性を懸念して計画を取りやめた可能性を指摘しているそうだ。
Reutersでは(FBIの反対を受けていたことを)Appleが計画を取りやめた理由として断定はできないと述べている。
Appleは暗号化されたiPhoneからのデータ復元は不可能だとして捜査機関からの要請を一貫して拒否しているが、iCloudのデータは令状があれば提出している。しかし、エンドツーエンドで暗号化した場合はAppleが復号できなくなってしまう。
Reutersの情報提供者6名(FBIの職員1名/元職員3名、Appleの従業員1名/元従業員1名)によれば、2年以上前にAppleがこの計画をFBIに伝えたところ、iPhoneを使用している容疑者に関する最も効率的な証拠収集手段が失われると反対を受けたという。その翌年、Appleはこの計画を取りやめたとのこと。
別のApple元従業員は、犯罪者を保護していると当局から批判されるリスクを避けるため、Appleは計画を取りやめにしたと述べている。ただし、また別のApple従業員はユーザーがデータを失う可能性を懸念して計画を取りやめた可能性を指摘しているそうだ。
Reutersでは(FBIの反対を受けていたことを)Appleが計画を取りやめた理由として断定はできないと述べている。