2020年2月3日よりmacOS向け「野良アプリ」の公証サービスが厳格化される 19
ストーリー by hylom
完全禁止になる日は来るのか 部門より
完全禁止になる日は来るのか 部門より
macOS Catalina(10.15)では、デフォルトでは署名が付けられAppleのチェックを通過した(公証を得た)アプリケーションのみが実行できるようになっている。この公証(Notarization)のための要件が、2020年2月3日より厳格化される(Appleの発表、Engadget日本版)。
デフォルトで公証を取得済みアプリケーションのみを実行可能にするという話は以前よりあったが、Engadget日本版の記事にあるように移行のため公証を取得するための要件が一時的に緩和されており、古いSDKや署名されていないコンポーネントを含むアプリケーションでも公証が得られるようになっていた。しかし、2020年2月3日より厳格に要件を適用することになるという。公証を得るための手順などはQiitaの「macOS の App Notarization について」という記事が詳しい。
なお、現状では公証がないアプリケーションでもCtrlキーを押しながら起動することで実行が可能。この方針が今後どうなるかについては明かされていないが、今回の発表では触れられていないので、少なくとも直ちに公証のないアプリケーションが起動できなくなるわけではなさそうだ。