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2018年9月13日のアップル記事一覧(全3件)
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プライバシ

Mac App Store、不正な処理を行っていたアプリについて通報後も1か月放置 20

ストーリー by hylom
結局通報だけでは動かないのか 部門より
Trend Microなどが提供するMac向けアプリ、ユーザーに無断でブラウザ履歴などの情報を収集・送信していたという話があったが、こういった不正な処理を行っているアプリの存在をMac App Storeに通報しても、削除までに至る道のりは長いようだ。

headless曰く、

個人情報をユーザーに無断で送信していることが8月初めにAppleへ報告されていたセキュリティアプリ「Adware Doctor:Anti Malware &Ad」が1か月後になってようやくMac App Storeから削除された(Objective-See's Blog9to5MacMac RumorsSoftpedia News)。

Adware DoctorはSafariをはじめとするWebブラウザーの履歴やApp Storeの検索履歴、実行中プロセスの一覧などをZIPファイルに格納して中国のサーバーに送信していたという。ユーザーの同意なく個人情報を収集することは、App Store Reviewガイドライン5.1.1に違反する。なお、通常のアプリはサンドボックス化により他のアプリの情報を取得することはできないが、このアプリはマルウェアの検出に必要だなどとしてユーザーのパーミッションを得ていた。詳細については元NSAハッカーのパトリック・ウォードル氏が発見者のジョン・マックス氏(@privacyis1st)と協力して調査を行った結果を、Objective-See's Blogの記事にまとめている。

このアプリはもともと「Adware Medic」として公開されていた「Malwarebytes for Mac(当時の名称はAdwareMedic)」の偽物で、いったんMac App Storeから削除されていたが、その後「Adware Doctor」という名称で再公開されたものだという。削除前、日本のMac App Storeでは600円で販売されており、Mac App Storeの有料アプリランキングではスウェーデンで2位、カナダで4位、デンマークで6位に入る人気アプリだった。なお、アプリ自体は削除されているが、現在のところ上述の3か国向けページではランキングに入ったままだ。

マックス氏やウォードル氏から報告を受けたAppleは定型の返信をしたのみで特に動きはなかったが、Objective-Seeの記事を各メディアが一斉に報じた直後にアプリを削除したようだ。このほか、マックス氏は同じ開発者による「AdBlock Master:Block Popup Ads」と別の開発者による「Komros Anti Malware & Adware」(いずれも無料)についても同時に問題を指摘しており、これらも既に削除されている。さらに、トレンドマイクロの「Dr. Cleaner」と「Dr. Antivirus」でも同様の問題を指摘し、PoC動画をVimeoで公開している。なお、これら2本のアプリは日本のMac App Storeでは公開されていなかったようだ。

これとはまた別件だが、App Storeで公開されている人気iOSアプリ20本以上がユーザーの位置情報などをデータマネタイゼーション企業に販売していると、GuadianAppが指摘している。

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アメリカ合衆国

トランプ大統領曰く、関税が嫌なら米国内で製造しろ 131

ストーリー by hylom
どっちにしろ値上げ 部門より

トランプ大統領は中国からの輸入品に対する関税を強化する方針を示しているが、これに対し少なくない数の米国企業が反発している。その1つであるAppleは米通商代表部に再考を求める書簡を送ったが、これに対しトランプ大統領は「国内に工場を建設して国内で製造すれば税金はゼロになる」と主張しているそうだ(ITmedia)。

追加関税が実施されれば、複数のApple製品で値上げの可能性があるという(ブルームバーグ)。いっぽう、米国内での製造コストは中国での製造コストを大きく上回るため、たとえば米国内でiPhoneを製造した場合、価格は最大20%上昇するという見積もりもあるそうだ(iPhone Mania)。さらに、iPhoneの組み立ては自動化が進んでいるため雇用を増やす効果も少ないとされている。

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iPhone

Apple、iPhone新モデル「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」を発表 98

ストーリー by hylom
Android端末メーカーには早く4インチ液晶の端末を出して欲しい 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

AppleがiPhoneの新モデル「iPhone XS」および「iPhone XS Max」、「iPhone XR」を発表した(AppleのiPhoneページケータイWatchITmediaASCII.jp)。

SSがXの後継機、XS MaxがPlusに相当するバージョン、XRはXの外観を踏襲した下位モデルのようだ。

iPhone XSは5.8インチ有機ELディスプレイ(2436×1125ピクセル)を採用、iPhone Xとサイズがほぼ同じとなっている。iPhone XS Maxは6.5インチ有機ELディスプレイ(2688×1242ピクセル)を採用した大画面モデルとなる。また、防水性能もiPhone XのIP67からIP68に強化されている。

iPhone XRは6.1インチ液晶ディスプレイ(1792×828ピクセル)を採用し、iPhone XSと比較するとカメラがシングルカメラになっているほか、「3D Touch」に対応しない、カラーバリエーションが豊富といった違いがあるようだ。プロセッサは全モデル「A12 Bionic」で、いずれも指紋認証には対応せず、代わりに顔認証機能(FaceID)を備える。

発売はiPhone XSおよびXS Maxが9月21日、XRが10月26日。価格はXSが11万2,800円から、XS Maxが12万4,800円から、XRが8万4,800円から。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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