北朝鮮の関与が疑われるハッカー集団、WindowsとmacOSの両方をターゲットにしたマルウェアを開発 21
とはいえ普通にMac向けマルウェアは昔からあるんだよなあ 部門より
北朝鮮が関与していると言われているハッカー集団「Lazarus」が、仮想通貨の窃取を狙ったマルウェアを開発したとKaspersky Labがブログで伝えている。
ブログによると、問題とされているのは「Celas Trade Pro」という仮想通貨取引ソフトウェア。このソフトウェア自体にはマルウェアは含まれていないが、このソフトウェアの更新を行おうとするとトロイの木馬型マルウェアがダウンロードおよびインストールが行われるという。このマルウェアはWindowsだけでなくmacOSもターゲットとしているそうだ。さらにLinuxも今後ターゲットとされる可能性があるという。
この話は産経新聞やForbesも報じており、比較的狙われにくいとされていたmacOSがターゲットになった点が注目点として取り上げられている。
なお産経新聞によると、「重要情報を扱うシステムのOSは世界的にマイクロソフト社製のウィンドウズからマックOSに移行する動きがある」という。