Mac OS X Snow Leopardへは29ドルでアップグレード可能に、発売は9月 33
ストーリー by hylom
驚きのアップグレード価格 部門より
驚きのアップグレード価格 部門より
Appleは6月8日、開発者向けカンファレンス「WWDC」で次期Mac OS Xである「Mac OS X v10.6 Snow Leopard」を2009年9月に発売すると発表した。また、現行のMac OS X v10.5 Leopardを利用している場合、29ドルでアップグレード可能とも述べている(ITmedia、PC Watch、プレスリリース)。
Snow LeopardはPowerPCに対応せず、いわゆるIntel Macにのみ対応。Finderの再設計および64ビット化やExposeの動作の改善、OpenCL、QuickTime X、MS Exchangeサポートなどが改善点として紹介されている。FinderだけでなくMailやSafari、iCal、iChatなどが64ビットアプリケーション化され、パフォーマンスが向上しているとのこと。
また、開発者向けの機能として「Grand Central Dispatch」という、アプリケーションのマルチコア対応を支援するテクノロジが搭載されているとのことで、これを利用することでより容易にマルチコア対応アプリケーションを作成できるようになるそうだ。
参考情報 (スコア:5, 参考になる)
たまたまですが、WWDCの前日(6/7)にiMacを Apple Storeに注文しちまいました。(WWDCの開催をすっかり忘れていました。)
で、WWDCで発表の Snow Leopard Up-to-Date プログラムが、6/8以降注文のものに対して適用されると聞いて真っ青。
まだ注文直後で未入手だったため、あわててApple Storeに電話したら、自分の注文については Up-to-Date プログラム適用OKといわれました。滑り込みセーフです。 よかったー。
もし、同じように超バッドタイミングで注文した方がいらっしゃったら、念のため Apple Storeに問い合わせるとよいですよー。
LeopardのDVDを無くした (スコア:2)
こういう場合はSnow Leopardは正規価格なのかな。
気になる。
#機種はiMac(Mid 2007)なので元々はTigerが入っていたマシン。
Re:LeopardのDVDを無くした (スコア:2)
ん?Leopardのディスクが要るの?
てっきりApple製品に必ず付いてくる(んでもって最近では使われない)紙、ソフトウェアクーポンを使うのかと…
#Leopardに付いて来てたかは思い出せない…
ソフト低価格戦略? MacBoxSetが主力に? (スコア:2, 興味深い)
今後は$149のMacBoxSet(OS,iLife,iWorkのセット)が主流になっていく気がしませんか? Apple的にもこっちのほうが単体よりも売りたい商品なんじゃないかという感じがします。
現行の10.5のセットは¥18800。SnowLeopardになってもOS単体の$149-$120=$29よりは値引率低いですけど。それでもOS,iLife,iWorkそれぞれ単体でそろえるよりは圧倒的に安いです。
子会社FileMakerのBento¥4800といい、(BentoはMac専用、Windows向けもあるFileMakerProは¥40000くらいする) なにやら徹底的にMac向けソフトの低価格戦略を始めたような気がしてなりません。
# ソフトのLeopard切りが怖いPPC使い...まだTiger切りが始まるかどうかだから大丈夫か。
# でも10.6以降、64bitのみの新しいソフトがどんどんでてきそうだなあ。
Re: (スコア:0)
しかし、Leopard前のユーザにとっては買う意志のないものを高く買わないといけないという点で、いわゆる抱き合わせ商法 [wikipedia.org]に相当するのではないかと思います。
こういう売り方は許されるのでしょうか?
それともLeopard前のユーザには単純にアップグレード価格のみが高くなるの?
Re: (スコア:0)
現状と同様に単体売りもするでしょ。全然抱き合わせ商法じゃないんですが。
それともSnow Leopardでは単体売りしないという情報でもあるんですか?
Re:ソフト低価格戦略? MacBoxSetが主力に? (スコア:1)
仕様のページ [apple.com]にはこう書いてあるようですね…
必要容量が6GB減ってるのはどういうからくり? (スコア:1, 興味深い)
PowerPC対応切り捨てたのと関係ある?えろい人おせーて。
Re:必要容量が6GB減ってるのはどういうからくり? (スコア:5, 参考になる)
関係あるでしょう。
mach-o(Mach Object)はTextエリア(プログラム)dataエリアなどをセグメント化して、それをそれぞれ複数持つことが出きるのですが、Universal Binaryと呼ばれるもの(NEXTSTEP時代はFAT binaryなどといいました)は、x86とPPC(ものによっては64bit用と32bit用)がそのまんま入っています。
lipo と言うコマンドは、そいつらをくっつけたり、分離したりします。
あとは、textだった一部のplistとかのbinary化とかも考えられます。
Re:必要容量が6GB減ってるのはどういうからくり? (スコア:2, 参考になる)
NEXTSTEP は知らないのですが、Classic MacOS では 68k のコードを CODE リソースに、PowerPC のコードをデータフォークに置いたのを FAT binary と呼んでましたねぇ。当時は Code Fragment Manager の存在を知らなかったので「なんで PPC 用の CODE リソースを作らずにデータフォークなんかに置くんだ!」とか思ってました。
MAB (スコア:2, 参考になる)
NeXTの世界ではFAT BinaryというよりもMulti Architecture Binary [itmedia.co.jp](MAB)と呼んでいたような気がします。
まあどっちでも意味は通るしどっちも使われてました [srad.jp]が。
#M680x0とかPA-RISCはどこへ行ったのだろう。PPC(ColdFire?)やIA-64で置き換えかな
#SPARCはハイエンドに行っちゃったけど
Re:必要容量が6GB減ってるのはどういうからくり? (スコア:2)
Universalを非Universalにするツールを使うと結構容量削れちゃうので、
PowerPCの切捨てがほとんどそのまま6G減になっててもおかしくないかも。
と思ったけど、そういえば容量食ってるのは他言語データだったりするな。
Re:必要容量が6GB減ってるのはどういうからくり? (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
圧縮とかじゃないの?
Re: (スコア:0)
プレゼンで、圧縮技術に感謝、と言っていたので、
そういう事ではないですかね。
Re: (スコア:0)
(PowerPCコードを取り除いて小さくしたという意味で)
サーバ版もあるよ (スコア:1, 参考になる)
Mac OS X Server Snow Leopard [apple.com]も同時に発表。
--
##ベスト工フォートより、トースト工フォット
問題 (スコア:1)
この値段だと価格を理由にアップグレードしない、って選択が無くなっちゃうんですよねえ。(^^;;
#それを理由にOS9を10年近く使ってたので
##いや、本体も買い換えなきゃならないという大きな価格の問題でしたけどw (ベージュのパワーマックだったので)
あとは、普段使ってるアプリケーションがどうなるか次第かなあ。
64ビット化って、どこにどんなふうに影響するんですかねえ。
みの3号
〜愚か者にも三分の理〜
トピックアイコン (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:トピックアイコン (スコア:1)
大丈夫です。
右側をかじってバランスをとってます。
Re: (スコア:0)
64ビット化というが (スコア:0)
64ビット化というがIntel Macの初期モデルに採用されたCore Duoは64bitは非対応でしたよね。
そこら辺の対応はどうするのかな?切り捨て?
同機能を32bit版と64bit版を用意する?
Re:64ビット化というが (スコア:4, 参考になる)
違うコメントでも書きましたが、Universal binaryと言うのはx86とppcのものだけではありません。32bitと64bitのUniversal binaryも作れるのです。
#SolarisやLinuxでもやってほしいのに。
Re: (スコア:0)
Re:64ビット化というが (スコア:2)
> それだとPPC捨てた分が32bitと64bitの両対応分で相殺されてしまうのでは?
昔のNEXTSTEPでは、インストールの際に、いらないバイナリを削ってインストールすることができました。
#アプリケーションは単一バイナリで、ライブラリは全部とか。
そのカラクリが、再度お目見得って可能性があるかも?
Re: (スコア:0)
その仕組みはIntel Macリリース当初からちゃんと引き継がれていたみたいです。
http://journal.mycom.co.jp/column/osx/138/index.html [mycom.co.jp]
> アプリケーションを書庫化したパッケージ(*.pkg)には、面白い仕掛けが用意されている。複数のアーキテクチャに対応したパッケージの場合、利用しているアーキテクチャ以外のバイナリはインストール時に削られ、ファイルシステム上には"痩せた"バイナリがコピーされることになる。
なのでまだ6GB減少の説明にはならないかと。
Re:64ビット化というが (スコア:2, 参考になる)
いえそれはNEXTSTEPの話で,現状のLeopardでもPPC用のバイナリを含んでいます.例えばChess.appは
と4種のアーキテクチャ用のバイナリがインストールされています
Re:64ビット化というが (スコア:2)
今でも32bitのコードと64bitのコードが入ってるよ。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
Re: (スコア:0)
結局の所、実行バイナリは1つだけどその内部では32bit版と64bit版があるだけってことですか?
だったら実質32bit版と64bit版を開発する必要があるって事になるね。
Re: (スコア:0)
一緒に切り捨てられちまえ! (スコア:0)
...とやけ気味にナッチャウヨ。68kから知ってるとね。
G4,G5,x86,x64と4つ入ってるUniversalBinaryがだいぶ減るのはいいと思うので。実際UniversalBinary技術自体はいずれ次のアーキテクチャ移行でも使えるだろうし、PPC向けもあと3-4年は現役で健在ですけどね。
# どちらにせよ32bitがいずれ切り捨てられるのは間違いない、
# はやければ10.7か10.8くらいで
Re:一緒に切り捨てられちまえ! (スコア:1)
> # どちらにせよ32bitがいずれ切り捨てられるのは間違いない、
> # はやければ10.7か10.8くらいで
10.5でも既に切り捨ては始まっています。
Mac OS X用のJava SE 6はIntel 64ビット用だけしか提供されていません。
Java for Mac OS X 10.5 Update 1でJava SE 6に対応 [srad.jp]