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15672093 story
iOS

iPhone 13 miniのバッテリー交換は面倒らしい 67

ストーリー by nagazou
やはり嫌がらせレベル 部門より
Appleがセルフサービス修理プログラムを開始したことは、過去記事でも取り上げているが、このサービスを使って実際に自分でパーツ交換などをしようとすると大変な困難が伴うようだ(The Vergeこみじゃぱ@LuaLaTeXに移行中さんのツイート)。

実際にこの修理プロセスを試したThe Vergeの記事によれば、iPhoneの修理は従来のDIYとはかけ離れているものだったそうだ。修理マニュアルは、Apple独自のツールの説明しか含まれておらず、その独自ツール入りの修理キットは巨大なペリカンケース二つ分もあり、重さは79ポンド(約35kg)ほどもあるそう。中には画面を固定するシールを溶かすための加熱機器、画面を持ち上げるための吸盤アーム、3種類のビットが付属する専用のトルクドライバー、巨大なスクリーンプレスなどなどが入っているとのこと。

こうしたAppleのツールを1週間レンタルする費用は49ドルが必要で、新しいバッテリーを必要とする場合は別途バッテリー代69ドルが必要。ツールキットを使用する場合は、保証金としてクレジットカードで1200ドル(約15万円)を事前に用意しておく必要がある。ツールがレンタル期間の7日以内に返却されない場合、この1200ドルは没収されてしまう。

ちなみに記事の筆者は、工具の入ったペリカンケースはバッテリーが届く2日前に届いたそうで、1200ドル支払いの期限までに仕事ができるのは5日間だけだったしている。携帯電話のバッテリーを新しいものに交換したいだけの一般人にとっては、とんでもないリスクのある修理プログラムだとしている。
15666137 story
iOS

iPod touch終了がオーダーや会計システムでの利用が多い飲食業界に打撃か 84

ストーリー by nagazou
タブレットだとでかすぎるか 部門より
10日にAppleがiPodの生産終了を発表したが、HYPEBEAST.JPの記事によれば、その影響により飲食業界が打撃を受ける可能性があるのだそうだ。飲食店では、店員がオーダーを受ける際に利用している端末にiPod touchが使われてきたケースが多いためだという。iPod touchは、CPUにiPhone 7シリーズと同様のA10 Fusionを採用、最新のOSにも対応していた。加えて電話機能を備えていないため、端末の価格も安い。このことから一般ユーザーには需要がなかったものの、BtoBのITシステム会社などが目を付け、こうした専門分野ではiPod touchが活躍してきた経緯があるらしい(HYPEBEAST.JP)。
15666127 story
iPhone

iPhoneの着信音の起点はどこ? 30

ストーリー by nagazou
B派 部門より
さけぶくろさんのツイートによると、iPhoneの着信音は人によって聞こえ方が違うらしい。パターンは4種類あり、同氏はその着信音の聞こえ方の違いをドラム演奏を行い再現して見せている。Twitterでは自分がどう聞こえるのかコメントが寄せられているが、TVCMなどの着信音の切り取りでAのパターンが多いせいか、A派が比較的多いようだ。しかしそうした先入観のない人はB派が多い模様(さけぶくろさんのツイートTogetterYouTube動画)。
15666132 story
iPhone

iPhoneで緊急通報ができなかった問題、MVNOでは再現環境の構築すら難しい 69

ストーリー by nagazou
ちょいガラパゴス 部門より
昨年、iPhoneとeSIMの組み合わせで緊急通報ができないという話題を取り上げたことがあった(過去記事その1その2)。この問題自体は12月におこなわれたiOS側のアップデートで解決しているが、ITmediaの記事では、こうした問題が起きた事情について取り上げている。詳しくは元記事を見ていただきたいが、記事の筆者は「音声通話不可能なSIM」が日本以外で一般的ではないことが影響しているのではないかと推測している。またMVNOでは自社の携帯電話網を再現したシミュレーターなどを用意することも難しく、かといって再現実験のために何度も警視庁に協力を依頼するわけにもいかないといった検証の難しさなどもあったようだ(ITmedia)。
15665014 story
法廷

AirPods 使用中に大音量で警告音が再生されて失聴した子供とその両親、Apple を訴える 56

ストーリー by headless
耳キーンてなるレベルじゃなかった 部門より
AirPods を使用していた子供が大音量で再生された警告音により聴力を失ったとして、米テキサス州の子供とその両親が Apple と AirPods を製造するLuxshare を提訴した (9to5Mac の記事Mac Rumors の記事訴状: PDF)。

この子供 (当時 12 歳) は 2020 年 5 月、iPhone に AirPods を接続して小音量で Netflix を視聴していたところ、児童誘拐事件発生などを知らせるアンバーアラートが突然大音量で鳴り出したため右耳の鼓膜に穴が開き、蝸牛を損傷したという。これにより右耳が永久に失聴したほか、耳鳴りなどにも悩まされているとのこと。

訴状では AirPods について通知音や警告音が大音量で再生されるという苦情がいくつも出ているにもかかわらず Apple が十分な対策を行わなかったこと、設計上・製造上の不備を放置していたこと、問題を周知していなかったことなどを挙げ、損害賠償を求めている。原告は陪審員裁判を求めており、請求する賠償額は訴状に記載されていないが、裁判所の管轄の要件として少なくとも 75,000 ドル以上になることが示されている。
15657334 story
お金

Apple、ユーザーの承諾なく自動更新サブスクリプションの価格を引き上げ可能に 31

ストーリー by nagazou
むむっ 部門より
headless 曰く、

Apple は 16 日、自動更新サブスクリプションの価格引き上げ通知に関するアップデートを発表した (Apple の開発者向けニュース記事App Store Connect ヘルプ9to5Mac の記事Mac Rumors の記事)。

これまで自動更新サブスクリプションの価格が引き上げられる場合、価格引き上げ前にユーザーが新しい価格を承諾する必要があった。新価格を承諾していないユーザーのサブスクリプションは更新されなくなるため、サービスが中断されて再登録が必要になるなどの問題が発生していたという。

今回のアップデートでは、1 年間の値上げが 1 回のみであること、引き上げ幅が 5 米ドル (年間価格の場合は 50 米ドル) およびサブスクリプション価格の 50 % を超えないこと、現地法で許容されていることを条件に、ユーザーへの通知を事前に行えば承諾なしに価格を引き上げることが可能になる。

15656261 story
iPhone

電源を切った iPhone でマルウェアを実行する手法 34

ストーリー by nagazou
こわっ 部門より
headless 曰く、

電源を切った iPhone でマルウェアを実行する手法について、ドイツ・ダルムシュタット工科大学の研究グループが研究成果を発表している (論文アブストラクトHackRead の記事ACM WiSec 2022 でのプレゼンテーション動画)。

iOS 15 以降では電源をオフにしてから 24 時間後まで「探す」ネットワークが利用でき、iOS 15.2 以降ではバッテリー残量がなくなって電源が切れた状態の省電力モードでも 5 時間後まで「探す」ネットワークが利用できる。また、iOS 14 以降ではウォレットアプリに入れたカードやパス、キーが省電力モードで利用できる。つまり、電源が切れた (ように見える) iPhoneでも、予備電力が消耗しない限り一部の機能は稼働し続けていることになる。

研究グループが調査したところ、稼働し続けるモジュールはBluetoothとNFC、超広帯域 の 3 つであることが判明する。NFC と超広帯域のファームウェアは署名されているが、Bluetooth のファームウェアは署名されておらず、CRC をチェックするのみだという。iPhone が採用する Broadcom の Bluetooth チップにはファームウェアに RAM 上でパッチを適用する Patchram という機能があり、電源が切れた iPhone で Bluetooth チップへ容易にマルウェアを読み込ませ、実行させることが可能とのこと。

なお、研究グループが分析に使用したツール InternalBlue は脱獄した iOS を必要とするが、Bluetooth ファームウェアのパッチに iOS の脱獄が必要かどうかは明記されていない。ただし、脱獄ユーザーが少ないにもかかわらず、研究グループはハードウェアベースでバッテリーを切断できるスイッチの必要性を訴えており、非脱獄 iPhone を攻撃することも可能とみられる。

15654171 story
Android

Apple の App Store、3 年以上更新されていないアプリは 44 万本 30

ストーリー by nagazou
未更新 部門より
headless 曰く、

Pixalate の 2022 年第 1 四半期版 Abandoned Mobile Apps Report によると、2 年以上更新されていない「放棄されたアプリ」の数はAppleのApp StoreとGoogleのPlay Storeを合わせて152万本に上るそうだ (Pixalate のブログ記事Android Police の記事The Register の記事9to5Mac の記事)。

152 万本は両ストアの全アプリの 33 % に相当するという。数としては App Store が 65 万本、Play Store が 87 万本。ただし、Play Store で多いのは 2 ~ 4 年更新されていないアプリで、4 年以上更新されていないアプリに限れば Apple Store が上回る。5 年以上更新されていない「超放棄されたアプリ」の本数は App Store が 18 万本、Play Store が 13 万本となる。

Appleは3年以内に更新されておらず、直近12か月間のダウンロード回数が非常に少ないアプリを App Store から削除する方針を示しているが、3 年以上更新されていないアプリは 44 万本に上る。一方、Google は 2 年以内にリリースされた Android OS メジャーバージョンをターゲット API レベルに設定していないアプリに対する新規ユーザーのアクセスを制限する方針を示しており、少なくとも 2 年以上更新されていない 87 万本はほぼ制限の対象になるとみられる。

15650798 story
iPhone

アイホンのFAQには「iPhone(アイフォーン)の調子が悪いです。」という項目がある 23

ストーリー by nagazou
Appleのほうには……ないか 部門より

インターフォンの製造・販売で知られるアイホン社のFAQには、「iPhone(アイフォーン)の調子が悪いです」という項目があるそうだ(アイホンの該当FAQページ)。このページに記載された回答では、

弊社はインターホンを製造・販売しております、アイホン㈱です。 お問合せはアップル社様もしくは販売店様にお願いします。

とするストレートな回答がおこなわれている。なおAppleとアイホンの間では、商標問題で議論がおこなわれた過去がある。

15650741 story
Android

iPhone使いはAndroidユーザより運転が雑 74

ストーリー by nagazou
大丈夫なのかこの調査 部門より

米国の保険会社であるJerryが3日に発表した調査レポートでは、

多くの人々は車や衣類、そしてスマートフォンの選択にブランドを信じる傾向にある。そして多くのiPhone愛好家が、Androidを搭載した製品の利用者を見下していることは周知の事実だ。

とするすごい煽り文句から始まる。この調査によると、2万人のドライバーの走行データを分析したところ、iPhoneユーザーよりもAndroidユーザーの方が安全運転をする傾向が判明したという(JerryITmedia)。

調査では自動車運転時の「スピード」や「注意力」「方向転換」「ブレーキ」「加速」「総合」の6つの項目を指標化、その結果、全項目でiPhoneユーザーよりもAndroidユーザーが高い点数を獲得したとしている。学歴や年齢で分けて比較しても、全てAndroidユーザーの方が高得点だったとのこと。

nnnhhh 曰く、

印象論で語りまくろうじゃないか

15649815 story
iOS

AppleがiPod touchの販売終了を発表。在庫がなくなり次第販売終了 33

ストーリー by nagazou
さらば 部門より
Appleは10日、iPodシリーズとして提供されていた「iPod touch」に関して、在庫がなくなり次第販売終了すると発表した。iPod touchはiPhoneとiPodのハイブリッドデバイスとして2007年に登場した。シリーズの初代モデルは2001年に誕生してから約20年が経過している。iPodシリーズの長い歴史が幕を閉じることとなった(AppleプレスリリースImpress Watch時事ドットコム)。
15647937 story
お金

インドのクレジットカードやデビットカード、Apple ID の支払方法として使用できなくなる 11

ストーリー by nagazou
不可 部門より
headless 曰く、

インドでクレジットカードやデビットカードが Apple ID の支払い方法として使用できなくなったそうだ (9to5Mac の記事BlogSpote.in の記事The NEWS Minute の記事)。

インドの中央銀行であるインド準備銀行 (RBI) の繰り返し支払いに関するルールの変更によるものだといい、Apple はインドで発行されたクレジットカード・デビットカードがサブスクリプション料金支払いに使用できなくなると 4 月に公開したサポートドキュメントで説明していた。引き続きサブスクリプション料金支払いやアプリ購入などを行うには Apple ID に入金しておく必要がある。

15647002 story
idle

AirTag の幽霊、iPhone ユーザーを悩ませる 8

ストーリー by nagazou
オカルト 部門より
headless 曰く、

この数週間、(おそらく実際には存在しない) AirTag を iPhone が検知してアラートを表示し、ユーザーを悩ませるケースが発生しているそうだ (9to5Mac の記事The Verge の記事WSJ の記事)。

このような「幽霊」通知はしばしば深夜に表示され、マップ上にはユーザーと一緒に移動したとは考えられないような奇妙な軌跡が描かれるという。たとえば軌跡がユーザーの現在位置から放射状に何本も伸びているものや、大通りや工事現場を横切り、壁さえ通り抜けてしまうものもある。実際に AirTag を探す機能を使用しても見つからず、何らかの誤検知とみられるが、説明のつかないアラートを受け取ったユーザーは不安を感じている。

Apple の広報担当者は WSJ の問い合わせに対し、Wi-Fi の信号が位置情報サービスを混乱させている可能性があるとして、Wi-Fi に接続した状態で位置情報サービスのオン・オフを切り替えることで修正できる可能性があると説明したそうだ。また、人口密度の高い場所では、近くにいる他人が持っている AirTag により予期せぬアラートが表示されることもあるとのことだ。

15646500 story
Google

AppleとGoogle、Microsoft、パスワードレスサインイン標準のサポート拡大を共同発表 62

ストーリー by headless
認証 部門より
Apple と Google、Microsoft は 5 日、FIDO Alliance と W3C が策定したパスワードレスサインイン標準のサポート拡大を共同でアナウンスした (プレスリリースThe Verge の記事Ars Technica の記事VenturBeat の記事)。

パスワードのみを使用する認証はウェブのセキュリティで最大の問題の一つであり、多数のパスワードを管理するのは消費者の負担が大きく、しばしば異なるサービスでのパスワード再利用につながる。標準ベースのパスワードレス認証ではデバイスのアンロック操作と同様に指紋や顔、PIN による簡単な確認処理を用い、レガシーな多要素認証よりも大幅に高いセキュリティを実現するという。3 社のプラットフォームではすでにパスワードレス認証が実装されているが、従来の実装ではデバイスごとにウェブサイトやアプリにそれぞれサインインするまでパスワードレス認証が利用できなかった。

今回のアナウンスでは各プラットフォームの実装を拡張し、よりシームレスでセキュアなパスワードレスサインインを実現する 2 つの新たな機能追加を以下の通り発表している。
  1. 新しいデバイスを含むユーザーが所有する多数のデバイス上で、各アカウントへの再エンロールを必要とすることなく、自分の FIDO サインイン情報 (パスキーとも呼ばれる) への自動的なアクセスを可能にする
  2. ユーザーがモバイルデバイスで FIDO 認証を用い、近くにあるデバイスで OS プラットフォームやブラウザーの種類にかかわらずアプリやウェブサイトにサインインできるようにする

これらの機能は来年 1 年をかけて利用可能になっていくとのこと。

5 月の第 1 木曜日は World Password Day であり、今年は 5 日がそれにあたる。そのため、Google と Microsoft は共同アナウンスと別にパスワードレス化への取り組みを発表している (The Keyword の記事Microsoft Security Blog の記事Azure Active Directory Identity Blog の記事)。

15641520 story
お金

ロシアの Apple ユーザー、Apple Pay サービス停止は不当として Apple を訴える 45

ストーリー by nagazou
訴訟 部門より
headless 曰く、

ロシアの Apple ユーザーが Apple を相手取り、Apple Pay サービス停止による損害の賠償を求める訴訟をモスクワのプレスネンスキー地区裁判所に提起した (9to5Mac の記事Reuters の記事原告側法律事務所のニュースリリース)。

原告側代理人を務める法律事務所によると、Apple Pay がサービスを停止したことで Apple 製品の可用性が減退し、ロシア市場での Apple 製品の価値が低下してユーザーに損害を与えたという。また、Apple Pay のサービス停止は消費者に対する契約違反であり、ロシアのユーザーに限定してサービスを提供しないことは国籍による差別にあたると主張する。

そのため、原告は損害賠償 9 千万ルーブル (約 1 億 7 千万円) やロシアでの Apple Pay サービス再開などを求めている。賠償金額は 1 人あたり 3 百万ルーブルということなので、原告は最大で 30 人となる。米国式のクラスアクション訴訟ではなく、原告団に加わった人だけが原告となる集団訴訟のようだ。法律事務所では今からでも原告に加わることが可能だと述べている。ちなみに、この法律事務所はロシアでサービスを停止した Netflix を訴える裁判でも代理人を務めているそうだ。

9to5Mac では Apple Pay のサービス停止は米政府によるロシアの銀行への制裁措置が原因でロシアでのサービスが行えなくなったためであり、Apple に選択の余地はなかったことからロシアでも訴えが認められる可能性は低いと指摘している。ただし、現在はどのような判決が出てもおかしくない状況でもある。どうなるだろうか。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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