2019年、iOSがAndroidを上回ってPornhub最大の視聴プラットフォームになったそうだ(
Pornhub Insightsの記事、
The Next Webの記事)。
モバイルプラットフォーム上でのPornhub視聴シェアはiOSが
前年から8.4ポイント増加して52.8%となった一方、Androidは7.8ポイント減少して46.6%となっている。デスクトッププラットフォーム(PC)ではWindowsが前年から1.6ポイント減少したものの75.5%と大きなシェアを占めるが、デスクトップでの視聴はモバイル・デスクトップ全体の16.3%に過ぎない。モバイルは携帯電話とタブレットの合計で、携帯電話が5.0ポイント増加して76.6%となり、タブレットは1.6ポイント減の83.7%。デスクトップも1.6ポイント減少している。
デスクトッププラットフォームでのPornhub視聴シェアは
StatCounterのデスクトップOSシェアと似たような傾向にある一方、モバイルプラットフォームでは
StatCounterのそれと全く傾向が異なる。今回の変動に関してThe Next Webの記事ではAppleが以前よりも若干入手しやすい価格のiPhoneを投入したためとの見方を示しているが、Pornhubによればインドでの一部ポルノサイトブロックの影響が大きかったという。インドは昨年の国別トラフィックランキング3位だったが、今年は15位まで後退している。インドではAndroidが圧倒的なシェアを獲得しているのに対し、上位3か国(米国・日本・英国)ではiOSのシェアが高いことから、インドからのトラフィック減少が全体に大きな影響を与えたようだ。
一方、国別トラフィックランキングでは昨年4位だった日本が英国を上回る2位に上昇した。また、日本を含む東アジアと東南アジアでは昨年、多くの国で「Hentai」が最も再生回数の多いカテゴリーだったのに対し、今年は「Japanese」が大半を占める。また、世界全体での検索回数・再生回数でも「Japanese」が1位に上昇している。