パスワードを忘れた? アカウント作成
14038626 story
ソフトウェア

AppleがElectronフレームワークを使ったアプリを一律リジェクト、非公開APIの使用が原因か 54

ストーリー by hylom
ダメなのか 部門より

Anonymous Coward曰く、

オープンソースのアプリケーションフレームワーク「Electron」を使ったアプリが相次いでMac App Storeからリジェクトされているという(GitHubに投稿されているissue)。理由はAppleが非公開にしているOSのAPIを使用しているためだという( Slashdotサイト更新停滞ちうっ)。

これらの非公開API呼び出しは以前のバージョンから含まれていたが、Appleがレビューを厳格化した結果、引っ掛かるようになったようである。利用者にはElectronのバージョンアップを待つしか出来ることがなく、困った事態となっているようだ。

なお、ElectronはGoogle Chromiumベースの技術を使用しており、そのChromiumが非公開APIを使用していたのが原因のようだ。

14037192 story
バグ

macOS Catalina 10.15.1、修飾キーなしのショートカットキーを使用するアプリで該当キーによるパスワードフィールドへの入力ができなくなる問題 65

ストーリー by headless
入力 部門より
Appleが先日リリースしたmacOS Catalina 10.15.1で、「Twitter」アプリのパスワードフィールドに特定の文字をキーボードから入力できなくなる問題が発生したそうだ(The Registerの記事Nolan O'Brien氏のツイート)。

パスワードフィールドに入力できなくなったのは「B」「L」「M」「R」「T」の5つのキー。Twitterアプリではこれらのキーを修飾キーと組み合わせずにキーボードショートカットに指定していた。しかし、macOS 10.15.1では修飾キーのないキーボードショートカットをUIKeyCommandで追加すると、そのキーがセキュリティ保護されたテキストフィールドで受け付けられなくなるという。

UIKeyCommandのドキュメントには修飾キーと他のキーを組み合わせたカスタムコマンドが作成できると説明されているが、修飾キーの指定が必須にはなっていない。実際Appleが公開しているサンプルコードには修飾キーを指定するmodifierFlagsが空になっているものもあり、macOS 10.15(.0)までは問題なく動作していたようだ。

このような動作はTwitterアプリだけでなく他のアプリでも発生する可能性がある。TwitterのNolan O'Brien氏はこれをバグとしてAppleに報告する一方、Twitterアプリでは対策としてショートカットキーをCommandキーとの組み合わせに変更し、既にバージョン8.1.1として公開されている。
14035094 story
音楽

Appleがワイヤレスイヤホン上位モデル「AirPids Pro」を発表、ノイズキャンセリング対応 53

ストーリー by hylom
どこに価値を置くか 部門より

Anonymous Coward曰く、

Appleがワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」を発表した。新たにノイズキャンセリング機能を搭載し、また本体の構造も従来のAirPodsとは大きく変わっている。 それにともなって音漏れが減った模様。お値段はProということで従来モデルから1万円アップの2万7800円(Engadget日本版)。

とはいえこの辺りの価格帯は競争が激しいのでどうなることか(Engadgetによる同価格帯のソニー「WF-1000XM3」との比較記事)。

14034042 story
アップル

Apple I、eBayで1億9,000万円で販売中 8

ストーリー by hylom
投資対象になっているのだろうか 部門より

ネットオークションサイトeBayでAppleが1976年に発売したマイクロコンピュータ「Apple I」が175万ドル(約1億9,000万円)の即決価格で出品されているiPhone Mania)。

Apple Iは現存する台数が少なく、たびたびオークションなどに出品され高値で落札されているが、今年5月にオークションに出品された「スティーブ・ウォズニアクが組み立てた」というApple Iは約5,000万円での落札となっており(過去記事)、その約4倍近い価格設定については議論になっているようだ。

14033456 story
iOS

iPhone 5ユーザーは11月3日までにOSアップデートを逃すとアップデートできなくなる恐れ 34

ストーリー by hylom
さすがにこれはアップデートせざるを得ない 部門より

Anonymous Coward曰く、

Appleが、「2012 年以前に発売された一部のモデルのiPhoneやiPad」ユーザーに対し、11月3日0時(UTC、日本時間では11月3日9時)までにiOSのアップデートを行うよう注意喚起を行なっているケータイWatchITmediaEngaeget日本版)。

11月3日にGPS週数ロールオーバー問題が発生するため、アップデートしないままだとApp Store、iCloud、メール、Webブラウザなどが機能しなくなるという。ワイヤレスでのOTAアップデートやiCloudバックアップも停止してしまうため、期限を過ぎるとアップデート自体もPC経由でしかできなくなる。

対象デバイスはiPhone 5およびiPhone 4sと、Cellular対応モデルのiPad第4世代以前、iPad mini第1世代、iPad 2。すでに利用者は少ないだろうが、該当ユーザーはご注意を。

なお、対象となるiPhone 5にはこの旨を伝える大きめのダイアログが表示されているという。

14033357 story
iPhone

米トランプ大統領曰く、iPhoneにはホームボタンがある方がいい 40

ストーリー by hylom
唯一トランプ大統領に同意できること 部門より

headless曰く、

米国のドナルド・トランプ大統領がiPhoneの操作性について、スワイプよりも(ホーム)ボタンの方がはるかによかったとツイートしている(MashableThe Verge)。

ホームボタンのないiPhoneは2017年秋発売のiPhone Xが初であり、トランプ氏が大統領専用機として機能制限のかかったiPhoneを提供された2017年3月の時点では存在しなかった。現在トランプ氏が使用しているiPhoneの機種や、最近ホームボタンのない機種に変更したのかどうかといった点は不明だが、少なくともホームボタンのない機種を試して不満を感じたとみられる。

ツイートの冒頭には「To Tim:」と書かれており、Apple CEOのティム・クック氏に宛てたもののようだ。クック氏のアカウント(@tim_cook)を指定した@ツイートにはなっていないが、トランプ氏はクック氏に言及する場合でも@ツイートにすることは少ない。そのため、単なる感想なのか、機能に関する要望なのかは明確でない。

14032933 story
iOS

マルウェア感染アプリ17本がApp Storeで発見される 11

ストーリー by headless
発見 部門より
モバイルセキュリティ企業Wanderaは24日、AppleのApp Storeで発見したマルウェア感染アプリ17本の詳細を公表した(Wanderaのブログ記事Help Net Securityの記事9to5Macの記事Softpediaの記事)。

アプリを公開していたのはインドのAppAspect Technologies Pvt. Ltd.という開発者。Wanderaのテストによれば、17本が広告を勝手にクリックするクリッカー型トロイの木馬のコードに感染しており、C&Cサーバーと通信する機能も備えていたという。通信先のC&Cサーバーは8月にDoctor Webが存在を報告したものと同一で、この時はAndroidをターゲットにした同様のクリッカーキャンペーンで使われていたとのこと。

App Storeにはマルウェアを報告するための窓口がないそうだが、Wanderaは過去にApple製品のセキュリティに関して協力したことのあるAppleのチームに連絡を取り、監視を続けていた2本を除きすべて削除されたと述べている。ただし、現在は17本すべてが削除されているようだ。一方、AppleはHelp Net Securityに対し、偽の広告クリックを発生させるアプリ18本をガイドライン違反で削除し、今後同様のアプリを検出できるようツールを更新したことを伝えたという。なお、Wanderaではテストした無料アプリ51本のうち17本が感染アプリだったと述べているが、17本のうち5本は有料アプリだった。また、現在App Storeで公開されているAppAspectのアプリは2本のみとなっており、大半のアプリが削除されたことになる。

AppAspectのWebサイトで公開されているアプリのリストには、App Storeへのリンクが記載されたアプリが28本(1本は別の開発者名で公開されているもの)あり、26本がApp Storeから削除済みになっている。うち10本がWanderaのリストと重複し、5本はWanderaのリストにある有料アプリの無料版だ。AppAspectはGoogle Playでも28本のアプリを公開しているが、WanderaのテストではC&Cサーバーと通信している形跡は見つからなかったそうだ。ただし、過去にはアプリがマルウェアに感染してGoogle Playから削除されたこともあるという。

今回の感染コードが意図的に組み込まれたものかどうかは不明だが、開発者アカウントがApp Storeから削除されていないことから意図的ではなかったと判断された可能性もある。
14032813 story
お金

Appleの元法務部長、インサイダー取引で起訴される 29

ストーリー by headless
暗転 部門より
米国・ニュージャージー地区の連邦検事局は24日、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く世界的テクノロジー企業(Apple)の元法務部長Gene Levoff氏をインサイダー取引で起訴したと発表した(プレスリリースCNBCの記事9to5Macの記事Mac Rumorsの記事)。

Levoff氏はAppleの業績が好調な場合は業績発表前に大量のApple株を買い付け、発表後に値上がりしたタイミングで売却していたほか、業績が不調な場合は発表前に売却していたという。Appleでは四半期決算発表前に業績データを閲覧可能な個人に対し、株式の売買を禁じる「ブラックアウト」期間を設定しており、Levoff氏はブラックアウト期間に入ったことを該当者に伝えたのち、自ら禁じられた取引を行っていたこともあるとのこと。インサイダー取引は2011年から2016年にかけて行われたといい、起訴事実は証券詐欺6件および電信詐欺6件となっている。

今年2月に証券取引委員会(SEC)がLevoff氏を同容疑で民事告発した際、Appleは昨年夏に当局から連絡を受け、外部の法律専門家の協力を得た徹底的な調査の末にLevoff氏を解雇したとCNBCに伝えたという。今回の起訴を受け、Levoff氏の弁護士は精力的に戦うとCNBCに語っているとのことだ。
14031769 story
ビジネス

ティム・クック、中国・清華大学経済管理学院の諮問委員長に就任 5

ストーリー by hylom
そんな大物を揃えているのか 部門より

headless曰く、

Apple CEOのティム・クック氏が中国・清華大学経済管理学院の諮問委員長に就任したそうだ(同学院の発表The VergeSouth China Morning PostMac Rumors)。

クック氏は18日、任期を終えて退任するBreyer Capitalのジム・ブライヤー氏に代わって諮問委員長に就任。同日開催された諮問委員会年次総会の議長を務め、今後3年にわたり委員全員と協力して世界一流の経済学・経営学の学院にするよう努める、と述べたとのこと。

18日には退任する委員と新たに就任する委員も紹介されたとのことなので現職かどうかは不明だが、諮問委員の名簿にはマイケル・デル氏やサティア・ナデラ氏、イーロン・マスク氏、出井伸之氏、孫正義氏なども名を連ねる。クック氏は2013年から諮問委員を務めているとのことだ。

14030289 story
Google

Googleフォト、HEIF形式の写真については無料プランでもオリジナルのままで保存していた 54

ストーリー by hylom
そんなに小さいの 部門より

Googleの写真ストレージサービスGoogleフォトの無料プランでは、16メガピクセル以上のサイズの写真についてはアップロード後に強制的にファイルサイズを小さくするための圧縮処理が行われるが、iPhoneからアップロードされたHEIF形式の写真については16メガピクセルを超えていてもこの処理が行われないが分かったという。Googleはこれについて「不具合」だとして修正する方針のようだ(iPhone ManiaEngadget日本版)。

HEIF形式は高圧縮が期待できるためファイルサイズが小さい傾向にあり、またその変換処理には負荷がかかることからオリジナルのファイルのまま写真を保存したのではないかと推測されている。

14025561 story
プライバシ

iOS13のSafariでは詐欺サイト確認のため中国Tencentにデータを送信している? 58

ストーリー by hylom
また火種が 部門より

Anonymous Coward曰く、

iOS 12.2ベータ2以降では、詐欺サイトの確認のためにWebサイトの閲覧前にそのアドレスを「Tencent Safe Browsing」に送信するようになっているという(iPhone Mania)。これはiOS 13でも同様だという。

設定アプリで「詐欺Webサイトの警告」がオフになってるスラドのプライバシーが硬い諸君には関係ない話だが。

今まで詐欺サイトの確認にはGoogle Safe Browsingが使われていたが、新たにTencent Safe Browsingも使われるようになったということのようだ。これに対しては、送信された情報がユーザーの特定や追跡などに使われる可能性があるのではないかとの危惧も出ている。

14025555 story
Windows

Windows版の「Apple Software Update」ツールに脆弱性 40

ストーリー by hylom
ご確認を 部門より

セキュリティ企業Morphisecが、「Apple Software Update」ツールにゼロデイ脆弱性が存在し、これがランサムウェアによる攻撃に悪用されていたことを報告している

このツールはWindows版のiTunesやiCloudに同梱されており、10月7日にリリースされたiTunes for Windows 12.10.1iCloud 10.7iCloud 7.14ではこの脆弱性が修正されているとのこと。

問題の脆弱性は「unquoted path vulnerability」(引用符で囲まれていないパス)の処理に関連するもので、悪意のあるユーザーがこれを悪用することで悪意のあるプログラムを実行させることができるという。また、Apple Software UpdateはiTunesなどをアンインストールしても残されるとのこと(別途アンインストール作業が必要となる)。そのため、多くのマシンにこのコンポーネントが存在している可能性があるという。

14024495 story
Chrome

macOS CatalinaでGoogle Chromeのフォント指定が適切に働かない問題 11

ストーリー by hylom
CSSでフォントは指定すべきか問題 部門より

10月7日にリリースされたmacOSの新バージョン「Catalina(macOS 10.15)」で、Chromeが「ヒラギノ角ゴPro/ProN」フォントを使えない、という問題が報告されている。Catalinaではヒラギノ角ゴPro/ProNが無くなっているためとの話もあるが、AAPL Ch.によるとHigh Sierra(macOS 10.13)の時点ですでにこの変更は行われており、Catalinaでもヒラギノ角ゴPro/ProN自体は利用できるという。

chromiumのissueトラッカーでもこの問題は報告されており、Chrome側の問題の可能性もある。

なお、この影響でCSSで表示フォントとしてヒラギノ角ゴPro/ProNを指定したサイトで適切なフォントでページが表示されないという問題も発生しているようだ

14022766 story
iOS

Apple、香港のデモと警察の動向を地図上に表示するアプリをApp Storeから削除 25

ストーリー by headless
削除 部門より
Appleは10日、香港の民主化デモと警察の動きを地図上に表示するアプリ「HKmap 即時地圖」をApp Storeから削除した(South China Morning Postの記事The Vergeの記事Reutersの記事Mac Rumorsの記事)。

このアプリはWebサイト「HKmap.live」の公式アプリ。Webサイトで提供されている地図データをアプリ内で表示できるようにしたもので、ユーザーから提供された情報をもとにデモの実施状況や警察の動きを確認できる。当初の審査でAppleは、警察の取り締まりを逃れるための情報を提供して非合法な活動を支援するものだとして却下していた。開発者は香港での安全情報を提供するためのもので違法行為を推奨してはいないなどと主張しており、その後の再審査で反論認められてアプリは10月5日ごろ公開された。

アプリは香港のApp Storeで「旅行」カテゴリ1位(Googleキャッシュ)になるなど人気を集める一方、暴徒を支援しているなどと中国国営メディアから強く批判されることになる。アプリが削除されたのはその翌日だが、Appleではアプリの情報が警察官への攻撃や、警察の見回りがない区域での犯罪に悪用されているとの確証を得たと述べており、中国政府からの圧力には触れていないようだ。なお、Apple CEOのティム・クック氏が従業員に宛てたとされるメモもPastebinで公開されているが、このメモにも同様の記述がみられる。このメモの出所は不明だが、最後に「Tim」と書かれている以外はBloomberg Newsが入手したというメモの内容と同一だ。

公式アプリのパブリッシャー、BackupHKが別途公開した非公式アプリもApp Storeから削除されているが、Android版の非公式アプリは現在もGoogle Playで公開されており、HKmap.liveサイトも引き続き利用可能だ。
14022464 story
iPhone

iPhone 11 Proシリーズに通信ができなくなる不具合? 66

ストーリー by hylom
アップデートで解決できるのだろうか 部門より

Anonymous Coward曰く、

iPhone 11 Proシリーズで、突然通信ができなくなる不具合が報告されているようだ(Engadget日本版)。

電波強度表示はそのままで通信ができなくなるようで、電源をいったんオフにして再度オンにするしか対応策はないという。

国内外でこの問題は報告されているようで、国内ではドコモユーザーからの報告が多いようだが、auやソフトバンク回線でも報告があるようだ。

typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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