Apple、ロシアではクリミアとセバストポリがロシア領と表示されるようアプリを修正 38
現地 部門より
クリミアとセバストポリは2014年にウクライナからの独立を宣言してロシアに編入されているが、ウクライナと西側諸国は承認していない。外務省では「ロシアによる不法占拠」されたウクライナ領と表現している。そのため、ロシア下院はAppleの動きを歓迎する一方、Appleに対する批判の声も聞かれる。ただし、ロシア領と表示されるのはロシアでアプリを使用する場合に限られ、ロシア以外では領有に関する表示が出ないという。BBC Newsが試した限りでは、ロシアのApp Storeを使用するように設定されている場合のみロシア領と表示されるとのこと。本件に関するAppleのコメントは出ていないようだが、ティム・クック氏は以前から現地の法律に従う必要があると述べている。なお、Googleマップでも3月からロシア国内ではクリミアとセバストポリがロシア領と表示されるようになっているとのことだ。