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100万円の製品を載せる足を保証付きで売るなら元の価格に修理代の期待値を乗せて売ればいい。そうすれば何の変哲もないキャスターでさえ商品として成立させられる。消費者としてみれば、保証が適用されるなら(修理に出す手間や期間を無視すれば)最高な頑丈なキャスターと同じ機能を実現できているとも言える。
とか考えたものの、勝手にキャスターを追加して壊れたとしても言わなきゃ保証の対象になるよね、多分。単純にキャスターを公式に売れば保証期間内故障が増えるという売る側の論理かな?この製品を出したせいで市販品で真似して余計に壊れる修理代も含まれるかもね。
期待値ってそういう使い方でしたっけ?
平均とか見込みとか、それを修理代にどう乗せるんです?
「同類項」「世界観」「課金」みたいな専門用語・業界用語の転用なんじゃないですかね。
いや、そんな深い意味じゃないけれども。
[広辞苑第五版]きたい‐ち【期待値】〔数〕離散的確率変数のとる値に、対応する確率をそれぞれ掛けて加えた値。平均値。
単純にキャスターに載せたら、1%でキャスターが壊れて20,000円の・2%で振動で故障が誘発されて30,000円の保証期間内修理が発生するなら0.01×20000+0.02×30000円分割増しで売らなきゃ元が取れんって話。おかしい?
細かく言えば確率密度関数を用いる場合にも積分で求められる。こっち [kikakurui.com]の方が詳しい。
さらに補足。広辞苑だとアレだから岩波数学入門辞典では、
平均(確率変数の)mean確率変数X の取りうる値が実数値x1, · · ·, xn であり,その確率分布がp1, · · ·, pn で与えられるとき,E[X] = x1p1 + · · · + xnpnをこの確率分布の平均,または確率変数X の平均(あるいは(数学的)期待値)という.確率変数Xが実数の連続量を取る場合は,X の分布に対する*密度関数をp(x) とするとき,X の平均は E[X] = (積分)である.一般に,(Ω, P) を確率空間,X をその上の確率変数(可測関数)とするとき,X の平均は E[X] = (積分)で定義される.確率変数X の平均はその確率分布P だけから決まる.
言ってることは同じ。
厳密にはこの確率自体にも観測とかから来る誤差があって期待値の確率密度関数を考えないといけない。だから「キャスターを売った場合の利益+損失(故障の増分)」が「キャスターを売らなかった場合」の期待値の期待値(要は期待値)を上回る金額でないといけないように思えるがそれも不正確。実際には「売った場合の効用」と「売らなかった場合の効用」の比較で、つまり現有資産に利益分を加え効用関数を適用した結果で考えないといけない。通常個人でも企業でも効用関数は上に凸だから期待値より多くの金額にしなければならない。これが大雑把なリスクプレミアムの説明。
だから厳密にいえば修理代の期待値に加えリスクプレミアム、それと普通に利益分が入ってることになるが、まぁそこまで厳密な話をしても仕方ないから雑に「修理代の期待値」と書いた。その方が分かりやすいし、普通の人には言いたいことは通じるからね。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
紐なしバンジーをビジネスとして成立させる方法 (スコア:0)
100万円の製品を載せる足を保証付きで売るなら元の価格に修理代の期待値を乗せて売ればいい。
そうすれば何の変哲もないキャスターでさえ商品として成立させられる。
消費者としてみれば、保証が適用されるなら(修理に出す手間や期間を無視すれば)最高な頑丈なキャスターと同じ機能を実現できているとも言える。
とか考えたものの、勝手にキャスターを追加して壊れたとしても言わなきゃ保証の対象になるよね、多分。
単純にキャスターを公式に売れば保証期間内故障が増えるという売る側の論理かな?
この製品を出したせいで市販品で真似して余計に壊れる修理代も含まれるかもね。
Re: (スコア:0)
期待値ってそういう使い方でしたっけ?
平均とか見込みとか、それを修理代にどう乗せるんです?
Re: (スコア:0)
期待値ってそういう使い方でしたっけ?
「同類項」「世界観」「課金」みたいな専門用語・業界用語の転用なんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
いや、そんな深い意味じゃないけれども。
[広辞苑第五版]
きたい‐ち【期待値】
〔数〕離散的確率変数のとる値に、対応する確率をそれぞれ掛けて加えた値。平均値。
単純にキャスターに載せたら、1%でキャスターが壊れて20,000円の・2%で振動で故障が誘発されて30,000円の保証期間内修理が発生するなら0.01×20000+0.02×30000円分割増しで売らなきゃ元が取れんって話。
おかしい?
細かく言えば確率密度関数を用いる場合にも積分で求められる。
こっち [kikakurui.com]の方が詳しい。
Re:紐なしバンジーをビジネスとして成立させる方法 (スコア:0)
さらに補足。
広辞苑だとアレだから岩波数学入門辞典では、
平均(確率変数の)
mean
確率変数X の取りうる値が実数値x1, · · ·, xn であり,その確率分布がp1, · · ·, pn で与えられるとき,
E[X] = x1p1 + · · · + xnpn
をこの確率分布の平均,または確率変数X の平均(あるいは(数学的)期待値)という.確率変数Xが実数の連続量を取る場合は,X の分布に対する*密度関数をp(x) とするとき,X の平均は
E[X] = (積分)
である.一般に,(Ω, P) を確率空間,X をその上の確率変数(可測関数)とするとき,X の平均は
E[X] = (積分)
で定義される.確率変数X の平均はその確率分布P だけから決まる.
言ってることは同じ。
厳密にはこの確率自体にも観測とかから来る誤差があって期待値の確率密度関数を考えないといけない。
だから「キャスターを売った場合の利益+損失(故障の増分)」が「キャスターを売らなかった場合」の期待値の期待値(要は期待値)を上回る金額でないといけないように思えるがそれも不正確。
実際には「売った場合の効用」と「売らなかった場合の効用」の比較で、つまり現有資産に利益分を加え効用関数を適用した結果で考えないといけない。
通常個人でも企業でも効用関数は上に凸だから期待値より多くの金額にしなければならない。
これが大雑把なリスクプレミアムの説明。
だから厳密にいえば修理代の期待値に加えリスクプレミアム、それと普通に利益分が入ってることになるが、まぁそこまで厳密な話をしても仕方ないから雑に「修理代の期待値」と書いた。
その方が分かりやすいし、普通の人には言いたいことは通じるからね。