日の干支は、七曜が未来永劫7日周期で繰り返すのと同じで、未来永劫60日周期で単純に繰り返すだけなので、暦法によって「今日は何月何日?」という問いの答えは違え、「今日の干支は何?」という問いの答えは同じです。通日 mod 60 で、日の干支は求まります。 月の干支、年の干支については、暦法によってひと月、一年の範囲が異なることになりますが、「y年m月の干支は何?」「y年の干支は何?」という問いの答えは暦法によらず同じですね。(y * 12 + m) mod 60, y mod 60 で干支が求まります。
全くの無意味 (スコア:5, 参考になる)
詳しくは
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886223897/episodes/1177354054888260263 [kakuyomu.jp]
を読んでほしいのだが
「明治6年より前の日本では、現在使っているグレゴリオ暦とは異なる暦を使っているので、そもそも月日が一致しない」
ところがこのiPhoneのカレンダーはグレゴリオ暦のまま、西暦年をそのまま元号に変換しただけ。
だから年をさかのぼっても実際の歴史とはずれている。
天正年間までさかのぼってみてもこの時代の日本の暦は宣明暦(太陰暦)で天正11年には閏月があって13月まであった。そこを再現せずにグレゴリオ暦で12月までしか表示しないのは全く意味がない。
凄い既視感 (スコア:3)
十数年前、locale データベースいじると、月の表示を和名(睦月, 如月, ...)に出来たり、元号と開始終了年月日を登録しておくと自動的に和暦表示出来たりという機能見つけた時に冗談半分で Wikipedia を参考に大化以降の元号をはじめとしていろいろと追加しようとしたら、まさに太陰暦と太陽暦の違いによる問題で泥沼にハマりました。
太陽暦に比べると極めて曖昧な太陰暦のルールに加えて、南北朝時代には南朝と北朝で別の元号を使ってたりとか、一概にグレゴリオ歴と言っても宗派によって導入時期が違っていたりとか、そうすると和暦に併記してある西暦の年月日はどの歴なんだ?とか、タイムゾーンは JST-9 でいいのかとか、標準時子午線はどこなんだとか、調べ始めると根深い問題が多数横たわっていて、放り投げた記憶があります。
uxi
Re:凄い既視感 (スコア:1)
暦日に十干十二支を併記のカレンダーを見ての思いつきですが
暦法が改まった前後で十干十二支って跳ぶものなんでしょうか
跳ばないで維持されるものなんでしょうか?
跳ばないのならそっから補えるかも…干支も跳ぶなら破綻するけど。
Re: (スコア:0)
日の干支は、七曜が未来永劫7日周期で繰り返すのと同じで、未来永劫60日周期で単純に繰り返すだけなので、暦法によって「今日は何月何日?」という問いの答えは違え、「今日の干支は何?」という問いの答えは同じです。通日 mod 60 で、日の干支は求まります。
月の干支、年の干支については、暦法によってひと月、一年の範囲が異なることになりますが、「y年m月の干支は何?」「y年の干支は何?」という問いの答えは暦法によらず同じですね。(y * 12 + m) mod 60, y mod 60 で干支が求まります。
Re:凄い既視感 (スコア:1)
これは、閏月の干支が本月の干支と同じ(閏月はただ繰り返してるだけで、本月と同じとみなす)というルールに支えられてるわけですね。
閏月に死んだら命日どうするのっていう話も、上記ルールを知って解決しました。
Re: (スコア:0)
壬申の乱は西暦664年だから紀年法に関しては少なくともその頃からズレはないようだ(紀日や紀月は知らん)
Re:凄い既視感 (スコア:1)
> 太陽暦に比べると極めて曖昧な太陰暦のルールに加えて
個人的には、「冬至と春分の真ん中の日に一番近い新月の日が1月1日」というルールが明確で、なんかよくわからない日が1月1日になっているグレゴリオ暦よりも、よっぽど整然として論理的な暦に思います。(太陽暦で冬至を1月1日にすればシンプルで素晴らしいと思うが)
Re: (スコア:0)
曖昧だとは思わないけど、難解というか、単なるカレンダーの作成ロジックだと思うとオーバースペックなんだよね。
冬至、春分、新月を計算するのに、ケプラーの法則による角速度の変動考慮して、光行差考慮して、月や惑星からの摂動を考慮して、地軸の章動考慮して、、、。
立春近辺の新月が1月1日だけど、立春が2つの新月の真ん中あたりだと、前のが1月1日なのか後ろのがそうなのかは、天保暦の置閏ルール理解して作暦しないと決まらないし、そのルールをそのまま実装すると、今度は旧暦2033年問題にハマる。。。
平朔平気だとまだシンプルだったんでしょうが、その後、中国も日本も、何がなんでも天文実測にぴったり合わせるぜ!! の定朔定気で突っ走っちゃいましたから。