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寿命・価格を除けば、使用開始時点では有機ELディスプレイとマイクロLEDディスプレイに優劣はなく、iPhoneのような数年で使い捨てる機器に、マイクロLEDディスプレイ技術など不要と思えるのだが、最終的にはデスクトップコンピュータ用なのだろうか?
この論調と、リンク先のBloombergの記事
マイクロLEDディスプレーは現在使われている有機EL(OLED)ディスプレーとは異なる発光化合物を使い、実現すれば将来の端末は一段と薄型で高画質、省電力消費となる可能性がある。
や、ロイターの記事
マイクロLEDディスプレーは、有機ELディスプレー(OLED)に比べ、端末の薄型化、高画質化、省電力化が可能。
の記述が全く合っていないように思うんだけど。誰か説明してくれ。
SONYが作れることは示しているのだから、本当にそんなにメリットが有るなら他のディスプレイメーカーも開発に参戦しているだろう。そうじゃないということは、大したメリットか見込めないということじゃないの?
SONYもそんなに熱心に開発を進めているようにも見えないし、モバイル用に開発しているという話も聞かない。
>本当にそんなにメリットが有るなら他のディスプレイメーカーも>開発に参戦しているだろう。>そうじゃないということは
いや、参戦してますがな。SONYだけじゃなく、Samsungは先日のCESでMicro LED TVを出してたし、それを受けてLGも「うちもやってるから負けてないし。9月に発表するし」とか発言してるし、シャープ/鴻海は昨年にアメリカのMicro LED開発してる企業と提携結んでるしで、結構動いてるよ。台湾勢のLEDメーカーとかも結構開発してるって話が出てたような。#今度のSID Display Week 2018でも結構色々な技術発表があったりする。
この辺がブレイクスルーで低価格化できる可能性が出てきたから、各社再挑戦してるみたいですね。https://samurai.nims.go.jp/profiles/ishii_masashi.pdf [nims.go.jp]https://shingi.jst.go.jp/var/rev1/0000/2155/2017_osaka-u_10.pdf [jst.go.jp]
これまでは青色・緑色のLEDはGaN系、赤色のLEDはGaAs系の基板で作っていたので、画素単位で別々に製作する必要があり、後から1画素のLEDに切って並べるのがものすごくコスト高でした。一方、GaN系の基板で高効率に発光できる赤色LEDが最近開発されてきました。RGBすべてを同じ基板で作れれば、画素単位で切って並べる必要がなくなるので、低コスト化の目途が立ちます。例え100*100画素ぐらいの小さい基板しか作れないとしても、部品数が1/1万に減るので、組み立てコストを大幅に減らせます。また、画素を切り離す必要がなくなるので、1画素のサイズを小さくすることができ、モバイルサイズの画面も可能になります。
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寿命・価格を除けば優劣はない? (スコア:0)
この論調と、リンク先のBloombergの記事
や、ロイターの記事
の記述が全く合っていないように思うんだけど。誰か説明してくれ。
Re: (スコア:0)
SONYが作れることは示しているのだから、
本当にそんなにメリットが有るなら他のディスプレイメーカーも
開発に参戦しているだろう。
そうじゃないということは、大したメリットか見込めない
ということじゃないの?
SONYもそんなに熱心に開発を進めているようにも見えないし、
モバイル用に開発しているという話も聞かない。
Re: (スコア:1)
>本当にそんなにメリットが有るなら他のディスプレイメーカーも
>開発に参戦しているだろう。
>そうじゃないということは
いや、参戦してますがな。
SONYだけじゃなく、Samsungは先日のCESでMicro LED TVを出してたし、それを受けてLGも「うちもやってるから負けてないし。9月に発表するし」とか発言してるし、シャープ/鴻海は昨年にアメリカのMicro LED開発してる企業と提携結んでるしで、結構動いてるよ。台湾勢のLEDメーカーとかも結構開発してるって話が出てたような。
#今度のSID Display Week 2018でも結構色々な技術発表があったりする。
Re:寿命・価格を除けば優劣はない? (スコア:0)
この辺がブレイクスルーで低価格化できる可能性が出てきたから、各社再挑戦してるみたいですね。
https://samurai.nims.go.jp/profiles/ishii_masashi.pdf [nims.go.jp]
https://shingi.jst.go.jp/var/rev1/0000/2155/2017_osaka-u_10.pdf [jst.go.jp]
これまでは青色・緑色のLEDはGaN系、赤色のLEDはGaAs系の基板で作っていたので、画素単位で別々に製作する必要があり、後から1画素のLEDに切って並べるのがものすごくコスト高でした。
一方、GaN系の基板で高効率に発光できる赤色LEDが最近開発されてきました。
RGBすべてを同じ基板で作れれば、画素単位で切って並べる必要がなくなるので、低コスト化の目途が立ちます。
例え100*100画素ぐらいの小さい基板しか作れないとしても、部品数が1/1万に減るので、組み立てコストを大幅に減らせます。
また、画素を切り離す必要がなくなるので、1画素のサイズを小さくすることができ、モバイルサイズの画面も可能になります。