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通販ではないが、AARなるもの(Apple Authorized Reseller)にならないと再販禁止で、卸から売ってもらえない。(一次の卸ってのは知る限りSB, DIS。)今までも名目上そうだったのだろうが、4月から厳しくなった。AARになるには500万円/年だかのコミットメントをしなければならないとか…?
元請けとなって納品するシステムの一部にApple製品とかって場合もAARでなければ再販できないので、Apple製品だけユーザに購入してもらい、支給という形をとらなければならないと聞いている。(Apple Storeで定価で購入して、再販…てのも、Apple Storeの規約に反するので、出荷停止なんて嫌がらせも想像される。)
DELLのような直販スタイルに誘導して、Apple Storeから販売することで高い利幅を確保したいのだろう。スキームとしては独禁法違反ではないかと思うのだが、早いとこ警告食らわないかな?個人的にはこれを機に企業内からApple製品が駆逐されればよいと思っている。(世の中、自社調達だけじゃないんだよ!)
# 1999年頃に一般小売店で同様の騒動があったと記憶している。# とりあえずAC
通販ではないが、AARなるもの(Apple Authorized Reseller)にならないと再販禁止で、卸から売ってもらえない。(一次の卸ってのは知る限りSB, DIS。)
一次卸からキヤノン販売がなくなっている(らしい)のは衝撃ですね。一時期 Apple 製品が売れなかったときもあれだけがんばっていたのに。
Apple信者です。
> 一時期 Apple 製品が売れなかったときもあれだけがんばっていたのに。
そうなんですか? 私の記憶では、いちばん苦しい時期(1997年頃)にはゼロワンショップのMacコーナーは扱いがずいぶんと縮小されていましたし、(直接の関係はないですけれども)キヤノンのプリンタはMac非対応のものが増えるかもしくはドライバがいつまでも更新されないという状態でしたが。
Appleとキヤノン販売の関係については、次のような資料もあります。http://www.angel-laboratory.com/blog/2008/01/3.html [angel-laboratory.com]原田元社長が、キヤノン販売との関係を整理しようとする下りを引用しますが、「大恩のあるキヤノン販売」という言い方には違和感を覚えます。
(キヤノン販売は)マッキントッシュの販売にはずいぶん貢献してきた。しかし、その販売力がいつしか「自分たちが食わせてやっているアップル」という姿勢に変わってきた。べらぼうに高いマージンを取り、アップル側が「この製品をこれだけ売ってください」ということさえ許されなかった。ひと頃はアップルの人事にまで口を出すほどの隠然たる影響力を振るっていたという。
そもそも、日本語化Macはキヤノンのダイナマックが最初。その昔はキヤノン販売あってのアップルジャパンってのが事実でしょう。
実際、ご自分も
(キヤノン販売は)マッキントッシュの販売にはずいぶん貢献してきた。
と引用されているではないか。
90年代後半のアップル=キヤノンの関係は知らないけど、キヤノン自体がINNOVAってPC/AT互換機を出してたから冷めてて当然では?
事実としてあの時点でキヤノ販が売り支えなければ、日本総撤退もあり得た惨状だったんですが。
自分が調子よくなったら意趣返しで報復するような企業のパートナーは大変ですね。
他はもっとひどい状態だったじゃん
>DELLのような直販スタイルに誘導して、Apple Storeから販売することで高い利幅を確保したいのだろう。
DELLは「再販禁止」みたいな阿呆なコトしてるわけじゃなくて販社通してくれ、って営業に言えばどこでも通せますよ。
単にDELLの利点が価格と短納期だから、一般的にやらないだけ。
元ACですが、おっしゃるとおりDELLは再販OKです。仕切りもそれなりなので、再販でもDELL直販の価格より安く出せます。
でも、言いたいのはそこではなく、直販スタイルの価格主導権です。DELLは元々直販オンリーなので問題になりませんが、Appleは小売店販売や代理店販売を絞って直販(Apple Store)に誘導しようとしているように見える…ってこと。しかも、Appleは4月から仕切りが上がってます。
# 調達担当とかではないけど、投稿制限で30分待ってAC
> 1999年頃に一般小売店で同様の騒動があったと記憶している。
そのことも、上の福田さんのtweetで解説されているよ(その時は、モロ中の人だった)。要するに、卸先を大幅に減らして流通コストを減らし、その分製品価格を下げたおかげで、定価ギリギリでないと利益のでない構造になったため、どのお店も定価でしか販売できなくなったとか。それを公正取引委員会に知られて調査されたって話。
>> 要するに、卸先を大幅に減らして流通コストを減らし、その分製品価格を下げたおかげで、定価ギリギリでないと利益のでない構造になったため、どのお店も定価でしか販売できなくなった
↑というのが当時のAppleの公式見解だったけど,当時はApple信者ですらそんな嘘くさい話を信じてる奴はいなかったような.しかも当時は互換機ビジネスの理不尽な切り捨てもやったし.当時は真剣に「あと1年後には潰れるかも」みたいに感じるレベルまで落ちていたので,「こういう緊急事態だと,契約違反スレスレの行為で他社を踏みにじるようなこともしょうがないんだろう」みたいな諦めの空気は漂っていたけどね.
ま,昔も今も御大は自社のことしか考えていない(そこに顧客視点というものが存在しない)ってことですな.
その話が顧客視点かどうかってのは、賛否ある気が...。ここ10年のアップル製品の値下がりは事実で、最安値のMacBookは10万きるわ、元々20万くらいしていたMacbook airはあっという間に15万くらいになるわ、かなりいい値段になっている。今回だって、店舗での取り扱いまで禁止した訳じゃない。もちろん、ヨドバシのポイント目当てでアップル製品を購入する遠隔地の人もいるだろうけど...。
流通経路縮小がコストダウンに繋がった、と言う話が眉唾だと元コメは言っているんだと思うが…。
当たり前だが流通先を絞ると言うことは市場を狭めることに直結しているわけで、短期的には売り上げが激減するからそのまま自分の首を絞めかねない。それでも絞り込まなければならなかったのには、また違った別の理由(競合の排除等)があると言うことは素人でも予想できる。
元々Macは「金持ちがドブに金を捨てて喜ぶためのPC」と言われるぐらい高額で利益率が高かった商品だから、(当時あの高いと言われたPC98ですら30万だったのに、Macは普通に100万したからね…)値崩れを防ぐべく競合品排除を目的とした市場縮小を意図したと言う考え方は十分理にかなった戦略だよ。
それなんて初心会?
#しかもWikipediaからも削除済みとか、徹底しすぎだろ…
極論すれば「ネットショップは二つは要らない」という気も。
立地条件に左右されるリアル店舗と違って、ネット販売だとAmazonと他もう1~2社もあれば十分な気がするなあ。ヨドバシはその1~2社に入れなかったってだけじゃないのかと。#Apple視点では。粋すぎると閉鎖的で独占的と非難されるのだろう。
つまり,Apple は市場をコントロールしようとしている、ということでしょう。
独占力を利用して市場をコントロール。独禁法にモロに引っ掛かりますね。
極論すれば「ネットショップは二つは要らない」という気も。立地条件に左右されるリアル店舗と違って、ネット販売だとAmazonと他もう1~2社もあれば十分な気がするなあ。ヨドバシはその1~2社に入れなかったってだけじゃないのかと。#Apple視点では。粋すぎると閉鎖的で独占的と非難されるのだろう。
そうなると、価格競争もサポート競争もなくなりますよ。最初はいいけれど、高価な「定価」と劣悪な品質・貧弱なサポートしかやらなくなる。だって、そこしか事実上の販路がなければ高くても安くても売れ行き同じになるんだからより多く儲かる方がよくなる。
これを防ぐこと自体が消費者サイドから見た独禁法の最大の存在意義であるわけで…不公正な取引や寡占価格の横行によって不当に低い品質の物を不当に高く売りつけられて、それを買うしかなくなる事をどう防ぐかというのが独禁法の基本にある。
業種が違うけれどマクドナルドがオープンさせている「新型店舗」では、ハンバーグにしても何にしても高めの価格設定がされているようで [jiji.com]、これなんかは価格競争で他社が軒並み淘汰されて、地域で独占に近い地位を得られると、企業側の都合のみでじわじわと価格を上げていく・独禁法が警戒してるやり方の最終段階の実例である訳でして、これと似たことがAppleでも起こってるのではないかと思います。
価格が安くてもサービス品質の低下を促す方向に向かうとか・ビジネスモデルが変わると過去に購入・導入した/その当時は何ら契約違反ではなかったコンテンツが使用不能になるとか(過去に遡及した契約条件の押し付け/PS3のファームの使用条件変更はこの辺になる)…そういう、独禁法の観点から非常によろしくない供給者による取引条件の一方的な変更が非常にやりやすくなる。
これが改善するには数十年のスパンが必要だ。と言うのが80年代に量販店がいわゆるバッタ屋に進出して価格破壊が起こるまで価格が高止まりしつづけ、その体質に依存しすぎていた上にメーカからの価格統制を逃れられず、その後の変動に対応出来ずに淘汰されてしまった街場のメーカ系列電気店(「ナショナルのお店」とか「ソニーショップ」とか…)が新興のバッタ屋・量販店に淘汰されていった歴史から読めるわけで…
> 最初はいいけれど、高価な「定価」と劣悪な品質・貧弱なサポートしかやらなくなる。だって、そこしか事実上の販路がなければ高くても安くても売れ行き同じになるんだからより多く儲かる方がよくなる。> これを防ぐこと自体が消費者サイドから見た独禁法の最大の存在意義であるわけで…不公正な取引や寡占価格の横行によって不当に低い品質の物を不当に高く売りつけられて、それを買うしかなくなる事をどう防ぐかというのが独禁法の基本にある。
どんな値段を付けても同じ数が売れるのであれば、価格を無限大にすれば利益も無限大になりますが、実際には値上げによって買わなくなる人がいますから、独占であっても価格の引き上げには限度があります。また、独占禁止法は独占の結果として価格が引き上げられることを防ぐのではなく、不当な手段によってそのような状態をもたらそうとする行為を禁止しており、不当な行為無しに独占になった場合は問題としません。
今回のケースでは現在のアップルの主力製品となるコンピュータも音楽プレイヤーも携帯電話もApple製品以外の製品がありますから、流通経路の制限に伴う消費者の選択可能性の低下、価格の上昇はさほど大きくないはずです。むしろ、寡占化の進みつつある流通経路をコントロールすることで消費者に恩恵が及ぶ可能性すらあります。ここ20年くらいの研究では、流通が寡占化している場合、直売のみの形態へ変更(垂直統合)することや、再販価格指定が効率性を高める(消費者にもメリットになる)場合がある事が知られており、今回のケースが独占禁止法違反であったり、消費者に害となるとは直ちに言えません。自分の直感ではむしろ消費者にメリットをもたらすのではないかと思っています。
マクドナルドのケースについては仰るとおりでしょう。
> AARになるには500万円/年だかのコミットメントをしなければならないとか…?
これ経過処置条件で、本契約は1000万円/年超えじゃなかったっけ?# おかげでシステム販売ができなくなった企業続出
そう、今年度500万円で、ホントは1,000万円と聞いている。
# 元AC
年間売上 1000万円??? こんなのリセーラのコミットとしてあり得ない数値ですよね。1億とか10億ならともかく。
# 専任のスタッフ一人もおけませんぜ、これじゃ。
だから小売店はAARになればいいし、1,000万円ぐらい余裕で売れるでしょう。無理ならApple製品なんて扱わなければいいし、それでもたぶん困らない。でも、企業ユースではシステムの一部に(顧客の要望で)Apple製品を使うだけなので、そうはいかないのですよ。
#1754345の人も
# おかげでシステム販売ができなくなった企業続出
と書いているように、困ってるところがたくさんあります。全体で数千万円でもApple製品は数十万円だけなんてことがあるわけです。
# Apple専任のスタッフなんて居る(要る)わけがないじゃないですか。# ユーザだって結局Windows入れちゃうわけだし。
> でも、企業ユースではシステムの一部に(顧客の要望で)Apple製品を使うだけなので、そうはいかないのですよ。
そういう時に顧客は「他のリセーラから調達する」のでは?SI 責任が一本化して必要なら「それも含めて設計構築作業はします」という契約にすればいいだけのこと。
> # Apple専任のスタッフなんて居る(要る)わけがないじゃないですか。
そりゃリセーラとしての品質確保できないなら仕方がないというか、そういう SIer が製品売るな、と Apple 製品でなくても思いますよ :-)
# 良く言えば販売チャネル、悪く言えば伝票屋、の意味しかないのなら、確かに「高コスト流通」そのものですね。
> そういう時に顧客は「他のリセーラから調達する」のでは?
無理です。
販売額の条件は「直接エンドユーザに販売した額」なので、「他のリセーラ」の売上額には貢献しません。# リースとかシステム販売向け卸はカウントされないんですよ。
> 合理的でない条件を押し付けることはできないのですよ。
どのあたりが?
ウチだって :-) コミットメント以下だったりサポートをサボる企業に、自分とこの製品を商売なんてさせないですな。
これが独禁法違反だって言うなら、世の中から「代理店」という言葉は死語になりますぜ。
> 常識はずれな発言は信者乙としか言いようがありませんね。
信者と呼んで結構ですが、あなたの無知の代弁にはなりませんよ。
> 通信販売は不可だが店頭販売はOKな合理的な理由があるのですか?
自社製品の販売形態を制限(仕切値が違う等)とか、禁止(再販を許さない等)とかの代理店契約なんていくらでもありますよ。利益の確保や販路の保護など、企業にとっては合理的な理由でしょう。
あなたが合理的な理由がないと思うのは自由ですが、ご存知ないのなら、そうですか、としか言えません。
今回のケースではアップルの行為によって販売店間の競争が失われますが、それが直ちに独占禁止法が守ろうとしている「市場」での競争を失わせるわけではないことに注意してください。「アップル社製品の通信販売」という「市場」が店舗での販売や直売や他製品との競争からの影響を受けにくい独立した「市場」であれば独占禁止法によって不当な行為とされるかもしれません。しかし、現時点では店舗や他製品との競争と独立した市場を構築しているとは考えにくいです。おそらくアップル社の主力製品が販売されている「市場」には、競合他社の製品がおり、アップル社の独占ではありません。特に、iPodは携帯音楽プレイヤーとして高いシェアを有していますが、コンピュータや携帯電話では2番手以下の地位にあります。このような状態ですから、今回のケースが力関係を利用した公正な競争の排除にあたるとは考えにくいです。また、製造業者による販売経路のコントロールも、それが直ちに消費者にとって不利益にあたるとは言えません。
経済学では"Cool mind and warm heart"をもてとされています。正義感や公平さというのは美徳となり得ますが、冷静な分析を伴わなければ善をもたらさないのですから。
今後、大学生協でMachintosh買えるんだろうか??
帝大クラスならまだしも、小規模大学の生協ではMacintosh取り扱い禁止の予感。
# Macintoshユーザでないのでどうでもいいのだが
え、最近の大学生協って通販もするのか?
Apple Storeの学割より大学生協のほうが安く買えるとしたら羨ましいなぁ。
> DELLのような直販スタイル
って、DELLは日本法人でもうまくやってるんだろうか。個人はともかく、法人相手では結局、自前の営業部隊を設けざるを得なかった、と聞いたことがあるのだけど。(子会社の間違いかもしれないが)
普通にリース会社通して買えるよ。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:5, 参考になる)
通販ではないが、AARなるもの(Apple Authorized Reseller)にならないと再販禁止で、卸から売ってもらえない。
(一次の卸ってのは知る限りSB, DIS。)
今までも名目上そうだったのだろうが、4月から厳しくなった。
AARになるには500万円/年だかのコミットメントをしなければならないとか…?
元請けとなって納品するシステムの一部にApple製品とかって場合もAARでなければ再販できないので、Apple製品だけユーザに購入してもらい、支給という形をとらなければならないと聞いている。
(Apple Storeで定価で購入して、再販…てのも、Apple Storeの規約に反するので、出荷停止なんて嫌がらせも想像される。)
DELLのような直販スタイルに誘導して、Apple Storeから販売することで高い利幅を確保したいのだろう。
スキームとしては独禁法違反ではないかと思うのだが、早いとこ警告食らわないかな?
個人的にはこれを機に企業内からApple製品が駆逐されればよいと思っている。
(世の中、自社調達だけじゃないんだよ!)
# 1999年頃に一般小売店で同様の騒動があったと記憶している。
# とりあえずAC
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:3, 興味深い)
通販ではないが、AARなるもの(Apple Authorized Reseller)にならないと再販禁止で、卸から売ってもらえない。
(一次の卸ってのは知る限りSB, DIS。)
一次卸からキヤノン販売がなくなっている(らしい)のは衝撃ですね。
一時期 Apple 製品が売れなかったときもあれだけがんばっていたのに。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1, 参考になる)
Apple信者です。
> 一時期 Apple 製品が売れなかったときもあれだけがんばっていたのに。
そうなんですか? 私の記憶では、いちばん苦しい時期(1997年頃)にはゼロワンショップのMacコー
ナーは扱いがずいぶんと縮小されていましたし、(直接の関係はないですけれども)キヤノンのプリン
タはMac非対応のものが増えるかもしくはドライバがいつまでも更新されないという状態でしたが。
Appleとキヤノン販売の関係については、次のような資料もあります。
http://www.angel-laboratory.com/blog/2008/01/3.html [angel-laboratory.com]
原田元社長が、キヤノン販売との関係を整理しようとする下りを引用しますが、「大恩のあるキヤノン
販売」という言い方には違和感を覚えます。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:3, 興味深い)
そもそも、日本語化Macはキヤノンのダイナマックが最初。
その昔はキヤノン販売あってのアップルジャパンってのが事実でしょう。
実際、ご自分も
と引用されているではないか。
90年代後半のアップル=キヤノンの関係は知らないけど、キヤノン自体がINNOVAってPC/AT互換機を出してたから冷めてて当然では?
Re: (スコア:0)
事実としてあの時点でキヤノ販が売り支えなければ、
日本総撤退もあり得た惨状だったんですが。
自分が調子よくなったら意趣返しで報復するような
企業のパートナーは大変ですね。
Re: (スコア:0)
他はもっとひどい状態だったじゃん
Re: (スコア:0)
> べらぼうに高いマージンを取り、アップル側が「この製品をこれだけ売ってください」
>ということさえ許されなかった。
家電量販店のメーカーに対する姿勢を考えれば、全然酷くない気がします。
「お前らの製品を売ってやってんだから、社員を販売員としてよこせ」
みたいな、酷い対応。
量販店に行くと、客より店員数が多い理由はこれですよね。
高いマージンを取るかどうかは販売会社の自由ですよね。
20万円で仕入れたワークステーションを2000万円で売っていた商社なんてあるし。
「こ
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:2, 参考になる)
>DELLのような直販スタイルに誘導して、Apple Storeから販売することで高い利幅を確保したいのだろう。
DELLは「再販禁止」みたいな阿呆なコトしてるわけじゃなくて
販社通してくれ、って営業に言えばどこでも通せますよ。
単にDELLの利点が価格と短納期だから、一般的にやらないだけ。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1, 興味深い)
元ACですが、おっしゃるとおりDELLは再販OKです。
仕切りもそれなりなので、再販でもDELL直販の価格より安く出せます。
でも、言いたいのはそこではなく、直販スタイルの価格主導権です。
DELLは元々直販オンリーなので問題になりませんが、Appleは小売店販売や代理店販売を絞って直販(Apple Store)に誘導しようとしているように見える…ってこと。
しかも、Appleは4月から仕切りが上がってます。
# 調達担当とかではないけど、投稿制限で30分待ってAC
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1, 参考になる)
> 1999年頃に一般小売店で同様の騒動があったと記憶している。
そのことも、上の福田さんのtweetで解説されているよ(その時は、モロ中の人だった)。
要するに、卸先を大幅に減らして流通コストを減らし、その分製品価格を下げたおかげで、定価ギリギリでないと利益のでない構造になったため、どのお店も定価でしか販売できなくなったとか。
それを公正取引委員会に知られて調査されたって話。
Re: (スコア:0)
>> 要するに、卸先を大幅に減らして流通コストを減らし、その分製品価格を下げたおかげで、定価ギリギリでないと利益のでない構造になったため、どのお店も定価でしか販売できなくなった
↑というのが当時のAppleの公式見解だったけど,当時はApple信者ですらそんな嘘くさい話を信じてる奴はいなかったような.しかも当時は互換機ビジネスの理不尽な切り捨てもやったし.
当時は真剣に「あと1年後には潰れるかも」みたいに感じるレベルまで落ちていたので,「こういう緊急事態だと,契約違反スレスレの行為で他社を踏みにじるようなこともしょうがないんだろう」みたいな諦めの空気は漂っていたけどね.
ま,昔も今も御大は自社のことしか考えていない(そこに顧客視点というものが存在しない)ってことですな.
Re: (スコア:0)
その話が顧客視点かどうかってのは、賛否ある気が...。
ここ10年のアップル製品の値下がりは事実で、最安値のMacBookは10万きるわ、元々20万くらいしていたMacbook airはあっという間に15万くらいになるわ、かなりいい値段になっている。
今回だって、店舗での取り扱いまで禁止した訳じゃない。
もちろん、ヨドバシのポイント目当てでアップル製品を購入する遠隔地の人もいるだろうけど...。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1)
流通経路縮小がコストダウンに繋がった、
と言う話が眉唾だと元コメは言っているんだと思うが…。
当たり前だが流通先を絞ると言うことは市場を狭めることに直結しているわけで、
短期的には売り上げが激減するからそのまま自分の首を絞めかねない。
それでも絞り込まなければならなかったのには、
また違った別の理由(競合の排除等)があると言うことは素人でも予想できる。
元々Macは「金持ちがドブに金を捨てて喜ぶためのPC」と言われるぐらい高額で利益率が高かった商品だから、
(当時あの高いと言われたPC98ですら30万だったのに、Macは普通に100万したからね…)
値崩れを防ぐべく競合品排除を目的とした市場縮小を意図したと言う考え方は十分理にかなった戦略だよ。
やっぱり似ている (スコア:1, 興味深い)
それなんて初心会?
#しかもWikipediaからも削除済みとか、徹底しすぎだろ…
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1, すばらしい洞察)
極論すれば「ネットショップは二つは要らない」という気も。
立地条件に左右されるリアル店舗と違って、ネット販売だとAmazonと他もう1~2社もあれば
十分な気がするなあ。ヨドバシはその1~2社に入れなかったってだけじゃないのかと。
#Apple視点では。粋すぎると閉鎖的で独占的と非難されるのだろう。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1, すばらしい洞察)
つまり,Apple は市場をコントロールしようとしている、ということでしょう。
Re: (スコア:0)
独占力を利用して市場をコントロール。独禁法にモロに引っ掛かりますね。
つ【独占禁止法】(Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1)
そうなると、価格競争もサポート競争もなくなりますよ。
最初はいいけれど、高価な「定価」と劣悪な品質・貧弱なサポートしかやらなくなる。だって、そこしか事実上の販路がなければ高くても安くても売れ行き同じになるんだからより多く儲かる方がよくなる。
これを防ぐこと自体が消費者サイドから見た独禁法の最大の存在意義であるわけで…不公正な取引や寡占価格の横行によって不当に低い品質の物を不当に高く売りつけられて、それを買うしかなくなる事をどう防ぐかというのが独禁法の基本にある。
業種が違うけれどマクドナルドがオープンさせている「新型店舗」では、ハンバーグにしても何にしても高めの価格設定がされているようで [jiji.com]、
これなんかは価格競争で他社が軒並み淘汰されて、地域で独占に近い地位を得られると、企業側の都合のみでじわじわと価格を上げていく・独禁法が警戒してるやり方の最終段階の実例である訳でして、これと似たことがAppleでも起こってるのではないかと思います。
価格が安くてもサービス品質の低下を促す方向に向かうとか・ビジネスモデルが変わると過去に購入・導入した/その当時は何ら契約違反ではなかったコンテンツが使用不能になるとか(過去に遡及した契約条件の押し付け/PS3のファームの使用条件変更はこの辺になる)…そういう、独禁法の観点から非常によろしくない供給者による取引条件の一方的な変更が非常にやりやすくなる。
これが改善するには数十年のスパンが必要だ。と言うのが80年代に量販店がいわゆるバッタ屋に進出して価格破壊が起こるまで価格が高止まりしつづけ、その体質に依存しすぎていた上にメーカからの価格統制を逃れられず、その後の変動に対応出来ずに淘汰されてしまった街場のメーカ系列電気店(「ナショナルのお店」とか「ソニーショップ」とか…)が新興のバッタ屋・量販店に淘汰されていった歴史から読めるわけで…
Re:つ【独占禁止法】(Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1)
> 最初はいいけれど、高価な「定価」と劣悪な品質・貧弱なサポートしかやらなくなる。だって、そこしか事実上の販路がなければ高くても安くても売れ行き同じになるんだからより多く儲かる方がよくなる。
> これを防ぐこと自体が消費者サイドから見た独禁法の最大の存在意義であるわけで…不公正な取引や寡占価格の横行によって不当に低い品質の物を不当に高く売りつけられて、それを買うしかなくなる事をどう防ぐかというのが独禁法の基本にある。
どんな値段を付けても同じ数が売れるのであれば、価格を無限大にすれば利益も無限大になりますが、実際には値上げによって買わなくなる人がいますから、独占であっても価格の引き上げには限度があります。
また、独占禁止法は独占の結果として価格が引き上げられることを防ぐのではなく、不当な手段によってそのような状態をもたらそうとする行為を禁止しており、不当な行為無しに独占になった場合は問題としません。
今回のケースでは現在のアップルの主力製品となるコンピュータも音楽プレイヤーも携帯電話もApple製品以外の製品がありますから、流通経路の制限に伴う消費者の選択可能性の低下、価格の上昇はさほど大きくないはずです。
むしろ、寡占化の進みつつある流通経路をコントロールすることで消費者に恩恵が及ぶ可能性すらあります。
ここ20年くらいの研究では、流通が寡占化している場合、直売のみの形態へ変更(垂直統合)することや、再販価格指定が効率性を高める(消費者にもメリットになる)場合がある事が知られており、今回のケースが独占禁止法違反であったり、消費者に害となるとは直ちに言えません。
自分の直感ではむしろ消費者にメリットをもたらすのではないかと思っています。
マクドナルドのケースについては仰るとおりでしょう。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1, 興味深い)
> AARになるには500万円/年だかのコミットメントをしなければならないとか…?
これ経過処置条件で、本契約は1000万円/年超えじゃなかったっけ?
# おかげでシステム販売ができなくなった企業続出
Re: (スコア:0)
そう、今年度500万円で、ホントは1,000万円と聞いている。
# 元AC
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:2)
年間売上 1000万円??? こんなのリセーラのコミットとしてあり得ない数値ですよね。1億とか10億ならともかく。
# 専任のスタッフ一人もおけませんぜ、これじゃ。
みんつ
Re: (スコア:0)
だから小売店はAARになればいいし、1,000万円ぐらい余裕で売れるでしょう。
無理ならApple製品なんて扱わなければいいし、それでもたぶん困らない。
でも、企業ユースではシステムの一部に(顧客の要望で)Apple製品を使うだけなので、そうはいかないのですよ。
#1754345の人も
と書いているように、困ってるところがたくさんあります。
全体で数千万円でもApple製品は数十万円だけなんてことがあるわけです。
# Apple専任のスタッフなんて居る(要る)わけがないじゃないですか。
# ユーザだって結局Windows入れちゃうわけだし。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:2)
> でも、企業ユースではシステムの一部に(顧客の要望で)Apple製品を使うだけなので、そうはいかないのですよ。
そういう時に顧客は「他のリセーラから調達する」のでは?
SI 責任が一本化して必要なら「それも含めて設計構築作業はします」という契約にすればいいだけのこと。
> # Apple専任のスタッフなんて居る(要る)わけがないじゃないですか。
そりゃリセーラとしての品質確保できないなら仕方がないというか、
そういう SIer が製品売るな、と Apple 製品でなくても思いますよ :-)
# 良く言えば販売チャネル、悪く言えば伝票屋、の意味しかないのなら、確かに「高コスト流通」そのものですね。
みんつ
Re: (スコア:0)
問題を起こしたリセラーを出入り禁止にすることはできても、今回のような一方的な変更が世間的に許されるかどうか。
あなたがどう思うかは知ったことではありませんが、常識はずれな発言は信者乙としか言いようがありませんね。
Re: (スコア:0)
> そういう時に顧客は「他のリセーラから調達する」のでは?
無理です。
販売額の条件は「直接エンドユーザに販売した額」なので、
「他のリセーラ」の売上額には貢献しません。
# リースとかシステム販売向け卸はカウントされないんですよ。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:2)
> 合理的でない条件を押し付けることはできないのですよ。
どのあたりが?
ウチだって :-) コミットメント以下だったりサポートをサボる企業に、自分とこの製品を商売なんてさせないですな。
これが独禁法違反だって言うなら、世の中から「代理店」という言葉は死語になりますぜ。
> 常識はずれな発言は信者乙としか言いようがありませんね。
信者と呼んで結構ですが、あなたの無知の代弁にはなりませんよ。
みんつ
Re: (スコア:0)
それが事実ならあなたの言い分は正しい。が、それを提示できないのならただの信者の妄言です。(「ない」ことを証明することはできませんから、事実を提示するのはあなたの責任です)
われわれはアップルの具体的な行動を批判しています。あなたも事実に基づいた主張をしてください。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:2)
> 通信販売は不可だが店頭販売はOKな合理的な理由があるのですか?
自社製品の販売形態を制限(仕切値が違う等)とか、禁止(再販を許さない等)とかの代理店契約なんていくらでもありますよ。
利益の確保や販路の保護など、企業にとっては合理的な理由でしょう。
あなたが合理的な理由がないと思うのは自由ですが、ご存知ないのなら、そうですか、としか言えません。
みんつ
Re: (スコア:0)
それは公取委から注意や警告を受けていないだけで、不公正であれば法に触れること、少なくともその可能性が高いことにはかわりはありません。
ドロボウは気づかれなくてもドロボウなのと同じことです。
> 利益の確保や販路の保護など、企業にとっては合理的な理由でしょう。
法に触れない範囲ならね。
いま明らかになっている事実と法律から「アップルの今回の行動は法に触れる可能性が高いのではないか」と批判されているのですよ。否定するためには具体的な事実が必要です。
で、あなたはアップルの今回の行動の具体的な理由をあげられないのですか?あげられないならやはり信者のいいがかりですね。
Re: (スコア:0)
世話になった取引先に多少安く卸すなど、理由があり競争を妨げるものでなければ必ずしも同一価格で卸す必要はありません。
> 禁止(再販を許さない等)とかの代理店契約なんていくらでもありますよ。
再販を禁止するかわりに他で優遇するといった互いにとって利益のある契約ならかまいません。
ダメなのは、力関係を利用して公正な競争を排除しようとすることです。アップルの今回の行動はこれにあたると批判されています。
直接利益が絡んできて不法行為が横行する業界なのかもしれませんが、あなたは独禁法が何を禁止しているのか理解するようにしてください。社会正義や公平さの感覚をなくした下衆にはならないでください。
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1)
今回のケースではアップルの行為によって販売店間の競争が失われますが、それが直ちに独占禁止法が守ろうとしている「市場」での競争を失わせるわけではないことに注意してください。
「アップル社製品の通信販売」という「市場」が店舗での販売や直売や他製品との競争からの影響を受けにくい独立した「市場」であれば独占禁止法によって不当な行為とされるかもしれません。
しかし、現時点では店舗や他製品との競争と独立した市場を構築しているとは考えにくいです。
おそらくアップル社の主力製品が販売されている「市場」には、競合他社の製品がおり、アップル社の独占ではありません。
特に、iPodは携帯音楽プレイヤーとして高いシェアを有していますが、コンピュータや携帯電話では2番手以下の地位にあります。
このような状態ですから、今回のケースが力関係を利用した公正な競争の排除にあたるとは考えにくいです。
また、製造業者による販売経路のコントロールも、それが直ちに消費者にとって不利益にあたるとは言えません。
経済学では"Cool mind and warm heart"をもてとされています。
正義感や公平さというのは美徳となり得ますが、冷静な分析を伴わなければ善をもたらさないのですから。
大学生協 (スコア:1)
今後、大学生協でMachintosh買えるんだろうか??
帝大クラスならまだしも、小規模大学の生協ではMacintosh取り扱い禁止の予感。
# Macintoshユーザでないのでどうでもいいのだが
Re:大学生協 (スコア:2, 参考になる)
普通にApple StoreからEducation価格での購入ですね。
Re: (スコア:0)
え、最近の大学生協って通販もするのか?
Apple Storeの学割より大学生協のほうが安く買えるとしたら羨ましいなぁ。
Re: (スコア:0)
> DELLのような直販スタイル
って、DELLは日本法人でもうまくやってるんだろうか。
個人はともかく、法人相手では結局、自前の営業部隊を設けざるを得なかった、と聞いたことがあるのだけど。
(子会社の間違いかもしれないが)
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:2, 参考になる)
サイトで見積もり取ると2~3日内に担当営業から電話が架かってきます。
毎年10台程度しか購入していない企業に対してさえ、この対応ですから相当な努力(システム構築・投資)を行っている事が推察されます。
# 個人事業主として登録したIDで見積もると何の反応もありません。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:AARの契約をしないと再販禁止 (スコア:1)
普通にリース会社通して買えるよ。